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『晴れた日は巨大仏を見に』

 好きな書き手に宮田珠己さんがいる。『旅行人』などに腰の抜けるような旅の話を書いている人で、東南アジアの妙なものを見に行ったり(たとえば、ミャンマーのお寺には靴下裸足のサラリーマンのコンクリート像があったり)しているのだが、『晴れた日には巨大仏を見に』(白水社)という本を本日ゲットした。新刊らしく、まだアマゾンには上がっていない。
 この本は、日本各地にある巨大仏を見て歩いた話で、それはそれでおもしろいのだが(電車の中から大船の観音様を見たときにはびっくりしたものだ。あれって下半身は埋まっているのだろうか?)、その中に香港について書いたくだりを発見。要約すると、

香港最大の大仏がある寶蓮寺では、大仏が完成するまでの資料映像を上映しているのだが、その内容というのが、
  大仏の顔が大型トレーラーに載せられて夜の香港を走っていく
  工場内に巨大な手が無造作に転がっている
というような内容で、宮田さんはそのビデオが欲しくなって売店に走ったのだが非売品だった。
とのこと。(27ページ)

 まだ寶蓮寺には行ったことがないのだけれど、私もそのビデオは激しく見たい。

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