遊茶に行きました
東京にいる。せっかくの東京なので、行ったことのないところへ行こうと、遊茶に行ってきた。
はじめに4階へお茶を飲みに上がる。お休みなので混んでいるかと心配したのだけれど、そうでもなくてよかった。窓から木の梢が見えるのがいいなあ。茶館のインテリアって、シンプルで質実剛健でいいなあ、とよく思う。景色を見て、お湯の沸く音を聞きながら、お茶を飲んで、本を読んだり書き物をちょっとしたり、頭休めにお茶を飲んだり。台湾の茶館では一日お座敷でのんびりしたり学生さんが勉強したりしているというのを思いだした。
閉店前に下におりて、お茶を買う。林さんというお店の人に質問しまくり、親切に答えていただき、焙香肉桂、陳年樟香ぽーれい(プーアル)など、飲んだことのないお茶を買い、いそいそとホテルへ帰る。これはホテルで飲まなくちゃでしょう。サンプルもいただいたし。
ところが!
帰って、湯沸しポットの蓋を開けると、漢方くさい。蓋がにおう。そういえば、緑茶を淹れたとき、漢方の香りがするお茶だなあと思ったのだった。ためしに別のお茶を淹れてみると、やっぱり漢方くさい。どうも、前の人が何か煎じたらしい。ほんとに龍角散みたいな匂い。
DVDプレーヤーもあるし、キッチンがついている部屋もあるし、フロントのおじさんもいい人だし、いいホテルなんだが、やはりポットは交換してもらったほうがいいんだろうなあ。このお湯ではお茶を淹れるのは辛いもんなあ。‥と考え中の今。
(追記)
結局、夜はフロントも手薄だし忙しいときは迷惑もかかるし、まだ滞在日数も残っていたので、翌日のチェックアウト時間が終わってから、フロントにポットを持っていき(一晩おいたので匂いは一段と強烈に)、交換してもらった。ポットのテストで手持ちのお茶を使ったので、新しいお茶は帰ってからのお楽しみに。
心配してくださったみなさま、ありがとうございました。
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コメント
お茶は、美味しく飲むことが出来ましたか?
水と言うか、お湯も大事ですよね。
中国茶暦は、三年目です。
投稿: P-chan | 2004.09.21 17:28