雪虫の季節
朝、雪虫に遭遇した。
「ゆきむし」とは何か。詳しいことは、たとえばここに書いてあるが、本名を「トドノネオオワタムシ」というらしい(さっきまで「リンゴワタムシ」だと思っていた)。アブラムシの1種で、初雪が降る数週間前にトドマツからヤチダモの木にふわふわ飛んで移動するのだそうだ。その姿が雪に似ているので雪虫と呼ばれるのだが、群をなしているため、遭遇して口に入ると不味い。目に入ると痛い(コンタクトレンズをしていると大変である)。たしかもりもとのお菓子に「ゆきむしスフレ」というのがあるのだが、あまり美味しくないような名前に感じられる。
ともあれ、雪虫が出たということは、北海道民にとって冬が近いということに他ならず、「雪虫見ちゃったよー」という言葉の裏には「また冬かよ〜」「もう冬かよ〜」という気持ちが込められているのである。
道行くみなさんは、すでにウールのセーター、コート、マフラーを身につけ始めている。10日ぐらい前までは半袖だったのになあ。北海道には秋がほとんどないのだな。
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