「王の帰還 SEE」
お正月に決まってすることは「箱根駅伝を見る」ことと「ウィーンフィルのニューイヤーコンサートを見る」ことである。これがないと正月を迎えた気がしない。
ウィーンフィルのニューイヤーコンサートを見ると、何年に1回かは必ず「2001年宇宙の旅」を見てしまうので(「美しく青きドナウ」つながりですな)、年の最初に見る映画は「2001年宇宙の旅」だったりするのだが、今年は前のエントリでも書いたように「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」SEE(Special Extended Edition)で幕を開けてしまった。パソコンのDVDリージョン設定を3に切り替え(香港で買ったのでリージョン3のため)動作確認のために見始めたのが運の尽き、ディスクが2枚に分かれてはいるけれども、途中でやめることなどできようか。いや、できない。
日本での発売は2月なのでネタバレしないようにちょっと感想。
・ファンクラブクレジットを除いても4時間10分なのに、
(たぶん全部で4時間20分は超えるだろう)
それでもダイジェストにしか感じられないとは。
・まだまだ見たいシーンがあった。
たとえば療病院のシーンとか。まあ入っただけよかったけど。
・「サウロンの口」は原作より「サウロンの口」という容姿で笑った。
・サルマン様、復活万歳。しかし…
「シャイア掃討」のからみでしょうがないかな。
・エンドクレジットにサルマン様とグリマがいてよかった。
思わず拍手してしまった。
・(改めて)滅びの山から逃げるそばから橋が落ちるのは、
どうしてもドリフを連想してしまう。
・(改めて)それにしても「のろし」はよい!
・(改めて)これはピピンの成長物語でもあるのだなあ。
・しかし劇場で4時間座りっぱなしは辛いなあ。
並のインド映画より長いもんなあ。
劇場で見られるのは嬉しいのだが。
・予告編に出てきたシーンのほかに、
「おお、こんなところにこんなシーンが!」と
思うところ多々あり。
・それにしてもよく繋いだよな。
アカデミー賞編集賞はこちらにあげるべきでは。
・字幕なしで見たのだが、後半、ローハンの角笛が響くあたりから
涙腺ゆるみっぱなし。
劇場公開バージョンよりも泣けるかも。
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コメント
あけましておめでとうございます。
私は2日にWOWOWで劇場版を観てましたが、それでも後半はもう涙ダダ漏れ状態でした。
SEE版楽しみですが、買ってすぐ観てしまうかそれとも劇場公開まで待つか悩むところです。
それと『無間道』はリージョン3となってますが、実際はALLですよ。
投稿: KEI | 2005.01.03 23:23
KEIさん、いらっしゃいませ。あけましておめでとうございます。
え、「無間道」リージョンallなんですか!ありがとうございます。箱に「3」とあったので真に受けていました。さっそく試してみます。
私もWOWWOW見てました。後半泣きました。なんだか回数を重ねる毎に泣きポイントが増えているような気がします。「旅の仲間」をあらためて見ると冒頭から涙が出ます。
投稿: きたきつね | 2005.01.04 12:55