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やっぱり豆には龍井の法則

 連休香港映画祭りは本日も続き、リー・リンチェイの「黄飛鴻之二」と「黄飛鴻之三」、イーキン・チェン、アーロン・クォック、千葉真一の出ている「風雲」を見る。「黄飛鴻之二」は中国の歴史と功夫(リー・リンチェイとドニー・イェンの一騎打ちがある)が相まって傑作である。

 映画を見ながらだと、お茶はあまり気を入れて飲めない。お茶に注意が向かないからなんだろうな。中国の古い詩(東洋文庫『中国の茶書』で見た)にも、「お茶を飲んではいけないとき」に読書中とか観劇中があったような気がする。合間とか終わってからだと、ほっとしてお茶が味わえていいんだろうなあ。

 というわけで、お茶は、ガラスコップで淹れる龍井とざばざば淹れる下関上級沱茶(若い生茶)だった。投げやりというわけではないのだが、あまり気を使わないで美味しく飲めるお茶。
 お茶請けは、十勝正直村の「黒大豆甘納豆」。普通の甘納豆より粉っぽさがなく、ねっちりとした歯触り。正直村という名前は東京のデパートでも見たような気がするので、たぶん場所ごとに名前を変えて全国に展開しているのではと思うのだが、「十勝正直村」は北海道ベースの自然食品会社で、あちらこちらのスーパーやデパートで買えるので便利に利用している。
 若い生茶は緑茶に近いので甘納豆に合うかと思ったのだが、相性は龍井が格段に上であった。合わなくはないんだけれども、生茶のちょっと年を経た強烈な部分が突出してしまうのかも。
 やっぱり豆には龍井が合うようである。

20050213kurumame

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