やっと日本で「カンフーハッスル」を見る
やっと時間ができたので、今ごろになって「カンフーハッスル(功夫)」を見てきた。香港で一度見たので、いいかなあとも思ったのだが、いやー見てよかった。堪能した!
何を堪能したかというと、功夫。特に「平井堅」と仕立て屋の親父と粥屋の親父が斧頭会を撃退するシーンと、元華と元秋と梁小龍のシーン。夢のようなシーンだ。うっとり。
香港の新聞か雑誌の評で「これはコメディ映画ではなく武侠映画だ」というのがあったのだが、本当にそうだと思った。星爺の出番が少ないとか最後が唐突とかいろいろ意見があったようだが、いいじゃないの、星爺は最後のアレがあればいいし(心中「よかったねーシンチー」と思っていた)、最後はどうしたって終わらせなければならないんだしさ。
また功夫のシーンの音楽がそれらしくていいんだよね。帰ってから功夫映画を見なければという気持ちに駆り立てられたのだが、結局、元華見たさに「飛龍猛将(えーと邦題は「サイクロンZ」だっけ)」をかけてしまう。好きだなあ、元華。こうしてみると、やっぱりジャッキーの映画は新しいのだな。古いのも見たいなあ。
帰ってから、DVDと同時に雑誌(洋泉社の『カンフーハッスル インサイダー』と『電影双周刊』)をひっくり返して見ていたのだが、『カンフーハッスル インサイダー』所収の知野二郎「香港功夫映画70年史」はとても参考になった。
しかし、こういう映画は、やっぱり香港の映画館で見たいな。「功夫」はみーんな大笑いしながら見ていて(「うわっ」とか「おお!」というのもあり)、元華と元秋が車の中にいるシーンなど大拍手だったもんなあ。
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コメント
平井堅!そうだ、誰かに似ていると思っていたんですよ〜!平井堅か〜(大ウケ)
それはともかく、私もあのシーンは何度(4回)観ても燃えます。
武侠映画だというのにも賛成です。だから、日本では今ひとつ受けない…というのも含めて。
星爺の映画を香港で観るというのも得難い体験ですよ。いいなぁ。
投稿: KEI | 2005.02.10 23:11
KEIさん、いらっしゃいませ。
似てるでしょ〜>平井堅。香港人に囲まれながら、頭の中は「平井堅…平井堅」でいっぱいでした。4回も見たのですか。いいなあ…今日で終わりなんですよね。ああ、また見たいなあ。早くDVD出ないかなあ(香港では2月25日に出るんですよね)。
いやしかし、香港で「ヒマラヤの星」を見るほうが羨ましいです。やっぱり。
投稿: きたきつね | 2005.02.11 01:06