久々の蓋碗
ここ10か月ばかり茶壺ばかり使っていた。というか、blogを始めたおかげで茶壺を使うようになったというのが正しい。使ってみると楽しいし美味しいし、何より手が熱くないのがよい。
旅行には蓋碗を持っていくので使っていなくはなかったのだが、自宅ではほとんど使っていない。にもかかわらず、使う気になったのは、8日間えらい距離を持ち歩いて結局一度も使わなかった蓋碗が不憫だったからだと思う。
せっかくなので、Formosa Tea Connection でサンプルにいただいた留籠頭烏龍茶を淹れてみた。洗茶は普段はしないのだけれど、さっとお湯をくぐらせて葉を開かせ短時間で淹れてみることに。だんだん葉っぱが広がっていくのがかわいい。茶葉がよく見えるのと、香りが味わいやすいのが蓋碗のいいところだな(手は熱いけど)。
留籠頭烏龍茶は、説明にもあったように緑茶っぽさのあるお茶。でも緑茶と違ったおいしさ(でも文山包種茶とも違う)。緑茶っぽいんだけど、青っぽくはなくて、お花の香りが遠くでする。
台湾茶が美味しく思えるのは、やっぱり春になったからなんだろうなあ。今度は龍井茶を淹れよう。
とても綺麗な茶葉。
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コメント
焙煎が強くないお茶は蓋碗で飲むのもいいですもんね。緑茶は蓋碗で雰囲気を確認したら、2回目からはグラスっていうパターンが多いんですけどね・・・
投稿: しながわ | 2005.04.06 12:38
しながわさん、いらっしゃいませ。
久々に使ったのですが、蓋碗もいいものですね。緑茶は、私もガラスカップに直接入れて大陸風に飲んでいるのですが、カップに直接入れると煎の切れ目が曖昧(なんとなーく薄くなっていく)ので、蓋碗で耐久力テストをしてみようかなと思ったりしています。
投稿: きたきつね | 2005.04.06 22:08