お茶を欲する
例年だと、北海道のベストシーズンは、ゴールデンウィークから夏至の間である。暑からず寒からず、好天が続く。例年なら。
しかし、今年は寒い。今日の最高気温は7度である!ひとけた!
こういうとき飲みたいのは、岩茶と焙煎が強いお茶。なので、今日は口を開けたものの飲みきっていなかった老地方茶坊の大紅袍をサーモマグに入れて職場に持っていった。夜は香港・茗香茶荘の炭焙冠軍茶王。ああ、五臓六腑に染みわたる。
気がついてみれば、「飲みたいなあ」と思うのは中国茶になっている。コーヒーは、眠気覚ましを積極的にしたいとき外で他人様に淹れてもらうものになってしまった。身体の芯から、喉から手が出るような気がするのは中国茶。それも寒いときは岩茶か強焙煎のお茶、春になると台湾茶、暑いときは緑茶か寿眉と、自然に変わる。
これは本で学習したためなのだろうか。それとも、飲み続けるうちに身体が自然に欲するようになったのかな。単なる習慣かな。不思議だなあ。
連休後半も寒かったので、家で仕事をしながら立て続けに林奇苑の武夷肉桂を飲んでいたのだった。
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