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無人島に持っていく映画

 今週の初めからNHKBS2で「ザッツ・エンタテインメント」シリーズ(1〜3、および「ザッツ・ダンシング!」を放映中である。「ザッツ・エンタテインメント」はDVD-BOXがあるのだが、「ザッツ・ダンシング!」はたぶんビデオもDVDもないので、とても嬉しい。今日は「ザッツ・エンタテインメント3」だったのだが、思わず見入ってしまう。ジーン・ケリーも、アン・ミラーも、もういないんだなあ。

 創立50周年にMGMのミュージカルのいいところを集大成した「ザッツ・エンタテインメント」は、封切のとき映画館で何回か見た。サントラも買った。ビデオも買った、レーザーディスクも買った。もう何度見たかわからない。どんなに疲れているときも、何も考えられないときでも、ほがらかーな気持ちにさせてくれる。楽しませるために、歌・ダンス・お芝居・セットその他に途方もないエネルギーと情熱が費やされていて、楽しみつつもそのことに打たれてしまう。たしか、パート1は作品を作ってきた数千人の人々に捧げられているはず。
 昨年になって、やっとDVD-BOXが出た。特典付きの5枚組。もちろん即買った。いつでも見られる。もう何度も何度も見た。
 
 よく「無人島に持っていくとしたら」とか「シェルターに持っていくとしたら」という仮定で「ベスト映画」を挙げる企画がある。しかし、漫画家の吉野朔実さんも書いていたのだが、「ベスト映画」と「無人島に持っていく映画」と「シェルターに持っていく映画」は微妙に違うのだね。
 「ベスト映画」は繰り返し見なくてもいいけどすごかった映画。「無人島に持っていく映画」は何度でも繰り返し見たい映画、「シェルターに持っていく映画」は繰り返し見たい映画で他の人と貸し借りするかもしれない、もしかすると閉塞感をうち破ってくれるかもしれない映画、だと思う。
 その意味で「無人島に持っていく映画」は、たぶん「一番繰り返し見てしまう、いざとなったらこれだけでもいいと言える映画」なんだろう。
 で、もし「無人島に持っていく映画(DVD)を3つ挙げろ」と言われたら(電気はどうなっている、とか、なんで3つか、は、おいておいて)、今の時点で挙がるのは、まちがいなく以下の3つ。
   「ザッツ・エンタテインメント」DVD-BOX
   「ロード・オブ・ザ・リング三部作 SEE」
   「無間道」香港BOX  
 (この3つでディスクが25枚になることは秘密である)。

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