東方美人にグランマルニエ
まだやっている。「中国茶+お酒」実験。
本日の登板選手は老地方茶坊の東方美人。
最初は、先例にならってカルバドスを入れてみたのだが、採用したカルバドスの甘みが足りなかったのか、いまひとつ。こちらの記事にのーとみさんからいただいたアドバイス通り、カルバドスは甘めの方がいいようである。甘かったら、きっといけたと思う。
そこで、今回は手持ちの甘めのお酒との相性を追求。手始めに(甘くないけど)ブランデーを入れてみたら、お酒強すぎ。次に杏露酒を入れてみたら酸っぱすぎ。杏露酒は他のお茶で合うのがありそうな気がする。
最終的に「これ!」と思ったのは、表題にあるグランマルニエだった。「お茶とお酒が合う」ということは、合わせることによって別物に変わってしまうということではないかと思うのだが、別物に変わった。グランマルニエにあった甘さとオレンジの香りが影を潜めて、別の美味しい飲み物になっている。ちょっとほろ苦。このために大きめの瓶を買ってもいいかも、という程度にはおいしい。
面白いことに、同じオレンジ系のコアントローを入れても、薄いオレンジ風味が立ってしまっていまひとつなのだね。どう違うのかとちょっと調べてみたら、コアントローはオレンジの果皮とホワイトスピリッツとシロップでできていて「ホワイトキュラソー」、グランマルニエはオレンジの果皮とブランデーが合わせてあって「オレンジキュラソー」と言われるらしい。違いはホワイトスピリッツかブランデーかということで、東方美人には濃厚なブランデーベースがぴったりというわけなのだった。
口当たりがよくて、くいくい飲めてしまうのだが、問題は、グランマルニエはアルコール度40%なので意外と酔いが回ってしまうことである。
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