ぽーれい生茶飲み比べ
なぜか最近、ぽーれい(プーアル)生茶がおいしくて仕方がない。老地方茶坊の倚邦野生餅と佛海銀毫餅(くわしくはこちら)、茗香茶荘の老樹青茶が交代で登板している。
飲み比べてみると、
倚邦野生餅:がつんとしたスモーキーな香り。若い生茶にあると言われる「痺れるような渋み・苦み・辛み」はないが、熟成した緑茶のような強い味わいがある。舌の表面に広がるような酸味に近い味が後で甘みに変わる感じ。淹れた後の茶葉は、お香のような香りがする。
佛海銀毫餅:倚邦野生餅に比べて、おだやかーな味。しかし、よく味わうと、舌の上に陳年緑茶のような酸味が広がって、あとで甘さに変わる。お腹から味が返ってくる感じ。
老樹青茶:ちょっとがつんとした味。陳年緑茶の酸味が強め。上顎に拡がる香りがあるような感じ。やはり、喉と言うよりお腹から味が返ってくる。
以前は、おだやかな佛海銀毫餅がよかったのだが、今は慣れてきたのか、倚邦野生餅が一番好きかなあ。
ぽーれい生茶は冷やしてもおいしいの。
追記:
上の「老樹青茶」のみ蓋碗で淹れての感想だったのだが、茶壺で淹れなおしてみたところ、まろやかになってびっくり。佛海銀毫餅より少しだけ強めの酸味があって、淹れた後の茶葉はスモーキーな香り。
いずれにしても、ぽーれい生茶は、最初の強い味が甘く変わるところが醍醐味だと思う。
これは佛海銀毫餅。茶葉は緑っぽくてしっとり。森の香り。
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