「かも」二題
【その1】
風邪はまだ抜けず。最低限の仕事だけして早退。行きも帰りもタクシーだった。
体調が悪いとき、タクシーはちょくちょく利用する。夏場、出勤のとき結構乗っていたのだが、先日、ちょっとびっくり。
運ちゃん「お客さん、けっこう乗りますよね」
私「はあ」
運ちゃん「たぶん3回目だと思うんだけど」
私(えー、覚えてないよ)
運ちゃん「お客さん狙ってるタクシーいますよ」
私「ええええ〜!」
確かに、似たような時間似たような場所で乗ってるけど。私って「かも」だったのか…?!
タクシーによっては「出待ち」とかしちゃうらしい。なんだか明星みたいだけれど、あんまり嬉しくないなあ…と思い、極力タクシーは使わないようにしつつ、また乗ったら、またしても件の運ちゃんに会ってしまったのだった。
【その2】
北海道大学工学部脇「大野池」の鴨。
池の縁で休んだり、
市民のみなさんから餌をもらったりして、
警戒心ゼロ。なかなかかわいくて、市民のアイドルである。
…が、今朝、怖いテレビを見てしまった。
北大には鳥インフルエンザの世界的権威がいらっしゃるのだが、そこの研究室の人が、池のほとりで鴨の排泄物を採取している。この鴨はシベリアから来るので、ウィルスを分離するらしい。
ウィルスって…いるんですか?
私、鴨が歩いているところを散々歩いて、そのまま職場や街中や自宅の近所を歩いているんですけど。もちろん靴の底は消毒していないんですけど。私ばっかりじゃなくて、市民のみなさんが山盛り来てるんですけど。
なんとなく『復活の日』(小松左京)を思い出して、涙目。風邪なおんないし。
鴨よ、どうか無事でいてくれ。
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