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漢瓦壷コンプリート

 何のかんのと言いながら、やっぱり買ってしまった。
 海風號の漢瓦壷新バージョン。

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 来たばかりのときの姿。
 その後、仕事の合間に煮たので、あとは使うばかり。
 色はミルクチョコレートのような感じ。肌合いがざっくりしていて、繊細というより質実剛健。ガッツのあるお茶に合いそうな気がする。

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 雰囲気的には、「王さん」と「新ちゃん」の間のような感じかなあ。ひとつ違うのは、嘴の形で、水平壷のように真っ直ぐ突き出ている。

 問題は用途。のーとみさんのエントリ:漢瓦壷考01「モバイル茶壷としての漢瓦壷」を丁度読んで、モバイルという視点もあったか〜と思ったのだが、自分にとってはモバイル茶器は蓋碗なのであった。緑茶を持っていくことが多いし、蓋碗だったら杯にもなるし、茶壺から直接飲むわけにはいかないし(関連記事はこれとかこれとか)。嘴が出ているのが壊しそうで怖いというのもあるかも。
 というわけで、家で使うときの使い分けになるため、種類別にお茶を飲む頻度、茶壺の勢力分布(分業体制の方が適切か)、ざっくりした肌合いなどを考慮すると、どうも黒ぽーれい(プーアル)を淹れたくて仕方がないのであった。容量が小さく、煎が進んで味が変わるのが楽しめそう。
 とりあえず、今は台湾茶をごっきゅごっきゅと飲んでいるので、茶盤の上に飾って眺めている。質実剛健でかわいいな。

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 勢揃い。
 ちなみに、名前は「ちびろく」である(一番上)。

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コメント

お久しぶりです。
他の皆さんの背中押し含め悩まれてお買いになる過程がうらやましかった
です。
私現在仕事の都合で暫く日本を留守にしているため、新漢瓦壺を自ら買いに行けない状況です。
しかし、無いと諦めていた出張先で濾し付飲杯やラオパンペイとか茶葉を見つけ少しほっと
しているところです。
南の島のしゃおりーでした。

投稿: しゃおりー | 2006.01.17 01:14

 田中です

 漢瓦壷新バージョン、購入されましたか。私も一双だとか何とか言いながら、結局、1つ購入してしまいました。すっごく良い土だと思う。
使い道は未定なんです・・・

>種類別にお茶を飲む頻度、茶壺の勢力分布>(分業体制の方が適切か)、ざっくりした肌合>いなどを考慮すると、どうも黒ぽーれい(プー>>アル)を淹れたくて仕方がないのであった。

 これだけたくさんの漢瓦壷お持ちなら、プーアール専用が1つくらいあっても不思議では無い気がします・・・新品をエイヤッとおろしてしまうのも良いかもしれません、って、仲間を増やそうとしている私(爆)。私のプーアール専用の「王さん」、順調に育っています。では。

 田中

投稿: 田中 | 2006.01.17 17:24

しゃおりーさん
出張おつかれさまです。
そして、海外からのコメントありがとうございます!
南の島…どこなのでしょう。
寒い北海道から見ると羨ましいような。
海外にいると、ままならぬことってありますよね。
無事のご帰国をお祈りしております。
茶壺が待っていてくれますように。

田中さん
たしかに、土、とてもいいですよね>新漢瓦壷。
そろそろ下ろそうと思いつつ、
まだ下ろしておりません。
容量的には、茶葉が広がるタイプのためには小さいかな、
という気がするので、プーアルで正解かなあ、と。


投稿: きたきつね | 2006.01.17 20:19

思わず、にやーり(^^)
そして、ゾクゾク・・・プーアルで正解なんですか?!
ミイラとり伝説になるのか@わたし((爆))

投稿: smash | 2006.01.17 22:16

どーも海外からコメント2回目です。
南の島、それは南国フルーツの宝庫
フィリピン ミンダナオ島ダバオ市です。
ここでも結局経済の実権を握るのは
中華系なのかと思ったしゃおりーでした。

今のところ寒い日本から比べると暑すぎる
32度程度の温度です。日差しが暑い。
茶葉や茶器は上海から来ているようです。
さすがに宜興製茶壺は見かけません。
あるのは磁器製のみ。あるだけ良い。

投稿: しゃおりー | 2006.01.18 00:19

smashさん
はい、ぽーれい(プーアル)茶で正解ですっ!
それも黒。きっと黒。
詳しくは別項で書きますが、とてもよいです。
ミイラ取り伝説…なんて素敵な響き…。
うふうふうふ(背中押しまくり)。

しゃおりーさん
フィリピンですか!
何人か知り合いがいますが、人も土地もいいところですね。
地図で見ると香港が思いの外近くて、
行き来が多いのも頷けます。
32度……どうぞお身体にはお気をつけて。

投稿: きたきつね | 2006.01.18 22:03

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