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香港で乾物を買う

 この冬の料理テーマは「乾物と根菜」である。
 香港に行くと、西営盤のアイランド・パシフィックにしばらく泊まっていたこともあって(ホテルを出るとそこは乾物屋街だから)、よく乾物を買うのだが、貝柱以外は十分活用しきれないので、今回は予習も少しして、心して乾物を買った。
 買ったものは、
  砕け貝柱(北海道宗谷貝と書いてあるの)
  干しエビ
  干し牡蛎
  干し棗
  干し無花果
  竜眼肉(干した龍眼の中身)
  金針菜(干したゆりの蕾)
  干し湯葉(元枝竹と書いてある)
 棗、無花果、竜眼肉はお茶請け、その他は料理に使う。「元枝竹」は湯葉だが、細長く棒状になっているのが特徴。「腐竹」と、どう違うのかな。
 砕け貝柱から干し無花果までは九龍城で買ったもの。西営盤だと乾物屋は乾物屋っぽいのだが、油麻地、旺角、九龍城あたりだと、生薬屋と兼業のところが多いような気がする。タツノオトシゴとか鹿の尻尾があったり。広東語はちょぼちょぼだが「これ」と「〜両」で乗り切る。竜眼肉は九龍城のお茶請け屋で買ったのだが、乾物屋にもあると思う。金針菜は九龍城でも買ったが、干し湯葉と一緒にスーパーマーケットの恵康(ウェルカム)でも買った。香港のスーパーマーケットの二大巨頭は恵康と百佳だが、乾物系は恵康の方が充実しているように思う。品揃えは恵康が好み。
 油麻地でも旺角でも店先に貝柱や干しエビを盛り上げた店があって、一瞬購買欲をそそられるのだが、ネーザンロードに面している店だと埃と排気ガスを思いっきり浴びているような気がして、買うのに二の足を踏んでしまうのだな。高いし。九龍城や西営盤の徳輔道も状況は変わらないといえば変わらないのだが、安いし回転がいいような気がして、可能な限りそのあたりで買うようにしている。徳輔道の乾物屋には、かなりの確率で猫がいて(鼠が出るかららしい)平気で乾物の上を歩いたりしているのだが、それは何故か気にならない。

20060105kanbutsu
 料理は別項で。

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コメント

お帰りなさーい!寒いでしょ。

私も干しエビ(…横浜中華街からの)重宝してます。
干し牡蠣、食べてみたいです。
醤も買って来たでしょ?アップしてくださいね。

丸井でやってる“和田エミ展”行ってきました。
これをトニーやリンチェがほんとに着ていたかと思うとちょっと興奮しました。
やはりスターが着て画面でみたほうが素敵!
森のきのこもありましたよ。

投稿: hanatya | 2006.01.05 21:33

ただいまです〜。
道、すべりますね。
今回は、重いので、瓶ものは「蛎油」と「腐乳」と
袋入りの「蝦醤」だけです。
最近はけっこう通販でも買えるし…。
「ワダエミの世界」、たしか8日まででしたよね。
行こうと思っているんですよ。
ドニーさんの衣装が見たいなあ…
早くしなくちゃ。

投稿: きたきつね | 2006.01.05 22:31

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