南国の果物はやる気がない
南の国に行ったら、確かめてみたいことがあった。
それは「南国の果物はやる気がないのか?」ということ。
西原理恵子の『鳥頭紀行 ジャングル編』で、マンゴーは、木から下までぶらさがったり、幹の取りやすいところにくっついていたりして「なんぼでも持っていってちょうだい」というお店状態、ジャックフルーツは地べたに寝そべっている、というのを読んで、これはぜひとも確かめたかったのである。
ジャックフルーツの子供。幹からぶらさがっている。大きくなると50センチを超えるので、そりゃ柄を伸ばして地べたに寝そべりでもしないと、木にくっついていられないだろう。
マンゴー。残念ながら季節はずれで、これから熟れるところ。でも、手の届く幹に鈴なりになっている。
(追記:これはマンゴーではなくパパイヤだそうです。マンゴーがなっているのも見たかったなあ)
結論:たぶん、彼らはやる気がない。
対象は鳥ではなくて猿やヒトなんだろうなあ。「なんぼでも持ってって」と種を運んでもらうつもりなのだろう。あ、ここでの「やる気」というのは、自分を守ろうとかそういう気持ちね。繁殖する気持ちは大ありと見た。
おまけ:
朝食のビュッフェで見つけた丸ごとマンゴー。
皮を剥いて全部いただきました。幸せ。
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コメント
お久しぶりです。
西原理恵子の『鳥頭紀行 ジャングル編』は読んだことはありませんが、守ろうというやる気と繁殖のする気持ちは表裏一体だと思います。
まーそれは良いとしても、マンゴウの木として紹介しているのはパパイヤですのでお間違いなく。私も仕事柄それだけは知っていますし、今ここに出張してるのも関わりあるので、指摘させて頂きます。マンゴウは細い葉です。
投稿: しゃおりー | 2006.02.26 02:27
しゃおりーさん
ごぶさたしております。
まだ南国にいらっしゃるのでしょうか。
フィリピン非常事態宣言が出ているので心配しておりました。
ともあれ、ご指摘ありがとうございます。
これ、パパイヤでしたか…
マンゴー好きなので勘違いしてしまいました。直します。
出張、お気をつけて。
投稿: きたきつね | 2006.02.26 14:09