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お茶請けいらずのお茶

 まだ仕事が終わらない。ちょっと息抜き。
 昨日月餅を買って、お茶をどうしようと思いつつ、桃福さんで買った「板山千年古茶」を淹れてみた。雲南の普シ耳の山奥で採れた野生古樹から作った生茶である。今、桃福さんのページは改装中で閲覧できないのだが、たしか「柑橘系の香り」と書いてあったような気がする。
 飲んでみると、濃密なお花系の香り。口の中からではなく、表面から揮発する香り。一瞬舌の表面に苦みが広がるような感じはするのだが、後味がとっても甘い。 佛海銀毫餅茶に似ているのだが、何煎か淹れると蜜柑のような香りがする。柑橘系といってもレモンやグレープフルーツではなかったのね。
 で、このお茶に合うお茶請けは、と考えたのだが、これだけ甘いとお茶請けは必要ないんだなあ。
 お茶請けが合うお茶は、口の中をさっぱりさせることが条件かなあという気がするのだが、これはさっぱりするというよりは、ずーっとお茶の味が口の中に残っていて、他の味がいらないという感じなのである。
 「どんなお茶がお茶請けに合うのか」については、もう少し考えることがありそうだけれど。

20060201cha1
 「ちびろく」加入に伴い、この子はぽーれい生茶専業に。 
 茶杯はコップ型の白蛍焼。最近のお気に入り。

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