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百聞は一見に如かず(その2)

 旅行の醍醐味は、文字面や映像で間接的にしか知らなかったことが、直接経験できること。「百聞は一見に如かず」というけれど、ほんっとーに、そのとおりだと思う。見ると聞くとは大違い。昔の人は偉いなあ。

 今回スリランカに行って印象的だったのが、イスラム教など南の方の習慣を目の当たりにしたこと。

 まず、空港で、全身真っ黒な人々を見た。
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 こんな人。
 たぶんサウジアラビアの女性だと思うんだけど、本当にこの絵のとおり(黒手袋もしていたので、露出箇所なし)。郡司みさおさんという方の書いた『ハルム アラビアの夢』(大和書房)という本で(上記の絵もその本から)知ってはいたのだが、目の当たりにすると驚く。オバQかと思った。

 ゴールの朝は「アッラーアクバル!」という声で5:30に起きた。噂に聞くアザーン(イスラム教のお祈り)。ほんとにやってるんだ。そういえば、モスクというモスクにはスピーカーがついていたな。

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 アザーンが響くゴールの朝。
 モスクと仏教寺院が共存している。

 そして最大のびっくり。お食事中の方、いらしたら、ごめんなさい。南には必ずあるという「手動ウオッシュレット」。水で洗う方式のトイレである。このために左手は「不浄」なのね。
 バンコクのトイレで遭遇して、感動のあまり、入るなりシャッターを切ってしまった。スリランカには、いたるところにある。水が出ないところは手桶が設置されている。水が流れなくても、こっちはほぼ確実に出るので、本来の用途とは別の目的で、しばしば使わせていただいた。

20060bikkuri
 これ。

 長々と続いたスリランカシリーズ、あとで追加はあるかもしれませんが、一応これで打ちとめといたします。思えば、1か月前はスリランカにいたんだよなあ。
 まとめは、どうぞこちらをご覧くださいませ。

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コメント

私、このシャワーで顔洗ってた・・・
宿の蛇口が壊れていて、手軽に使えるシャワーだと思って...

まぁ、水には変わりないですよね??

投稿: Yuki-na | 2006.07.26 09:41

Yuki-naさん
あらー、顔洗っちゃいましたかー。
でも、一見用途がわかりませんよね。
まあ、水には変わりないので、
だいじょうぶではないでしょうか。
実は、私も手を洗ったことはあります。

投稿: きたきつね | 2006.07.26 23:31

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