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2006年3月

電子レンジでミルクティー

 悲しいニュースが多い昨今だが、個人的に胸が痛んだのは「北海道の生乳が生産過剰のため1000トン廃棄」というニュースだった。1トン1000本として、1リットルパック100万本分。大都市で一人1本買ってくれればなあ、と思うのだが、文句を言っていても始まらないので、個人的に牛乳消費を増加させることにした。
 ちょうど、『drinkin' cha』で、愛里さんによる「電子レンジで作るミルクティー」が紹介されていたので、作ることにする。
 オリジナルはキームンを使っていたのだが、現在うちにはスリランカの紅茶が売るほどあるので、これを使うことにする。お砂糖も多めに入れて、お湯で葉を開かせてから牛乳を入れる。
 …うまうま。牛乳の消費量が上がることうけあい。

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 器は100円ショップで買った「レンジで使える計量カップ」。

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「霍元甲」

 すでに広く知られている主題歌事件(元はジェイ・チョウが歌っていた主題歌が日本のグループに差し替えられた)もあり、予告も見たし(予告はジェイの歌がかかっていたし)見なくてもいいかな、と思ったのだが、リンチェイが「言いたいことは言い切った」と言っているので、やっぱり見ておこう、と思って観に行った。
 行ってよかった。いい映画だ。
 ストーリーはシンプルかつストレートで、ひねりというものが全くないのだが、ある意味、功夫映画の真髄をついていると思う。

 功夫映画は、基本的に「誇りを取り戻す映画」だと思うのだ。

「少林足球(少林サッカー)」も「功夫(カンフー・ハッスル)」もまさにそういう映画だし「酔拳」もそうだ。同じくリンチェイの黄飛鴻シリーズは、「霍元甲」同様に清朝末期の中国人が中国人の誇りを取り戻していく映画だろう。
 思いっきり増長していく前半、おいおいと思っていたら絵に描いたようにどん底に突き落とされ、「桃源郷」みたいな場所で復活(確認しそびれたのだが、あのロケ地はどこなんだろう?雲南省みたいな感じだけど)、中国人としての誇りを取り戻すために闘う後半という展開。お母さんの台詞も、月慈のお婆ちゃんの言葉も、中村獅童演じる田中安野(なんでこういう名前なんだ?色物でなくてよかったけど)の言葉も、とてもストレートでメッセージ丸出しなんだけど、どれもこれも真っ直ぐにテーマに結びついていて、いっそ気持ちがいい。
 リンチェイの功夫も「円熟」の一言に尽きる。スクリーンをうっとりしながら一緒に拍手して観た。もっと見たい。
 「桃源郷」パートの最後でリンチェイが演舞する姿ですでに泣き、親友(まさに「真の友」)ジンスンが上海に来るところ、もちろん最後も大泣き。執事の来福もよかったなあ。
 実は、この映画は「お茶映画」でもあって、子供の頃の霍元甲はお父さん(「マトリックス」のセラフってこんな顔だったのか)にお茶を持って行くし、お母さんもお茶飲んでるし、田中安野もお茶を淹れて、しかも霍元甲がお茶について語っているし(「お茶に優劣はない」!)、試合場にもお茶があるし(…)。ジンスンとお茶で乾杯するシーンでは、泣きながら一緒にお茶(サーモマグに入れた しゃおしゃんの青プー)を飲んだ。

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 帰ったら、当然蓋碗でお茶だ。

 なので、主題歌を差し替えたその神経が理解できない。「ロード・オブ・ザ・リング」などを見るまでもなく、主題歌は映画の一部でしょう。だからこそ、最後にクレジットもされるんでしょう。「ロード・オブ・ザ・リング:王の帰還」のラストが「Into the West」じゃなくて、日本人歌手に差し替えられたとしたら?
 日本人にアピールするなら中村獅童で十分だし、せめて音楽の梅林茂さんの曲のほうがまだまし。それを、縁もゆかりもない日本人グループの曲に差し替えるというのは、映画そのものの尊厳を損なうことだし、特に、この映画については、主題を考えたら、映画全体を否定している所業と言っても過言ではない。
 CDを持ち込んで「セルフ・エンディング」にしたので、帰りに頭を巡っていたのは、幸せにもジェイの「霍霍霍霍霍霍霍霍」だったのだけれどね。
 今日アマゾンからDVDの案内が来ていたのだが、なぜかDVDのタイトルは「SPIRIT」じゃなくて「フォ・ユァンジア」とカタカナだった。「初回限定」とあったのだが、内容についても主題歌についても情報は全くなし。(追記:4月発売とのことなので、夏に出るという「霍元甲(SPIRIT)」のDVDとは別ものと思われる)
 せめてDVDでは主題歌をオリジナル通りに収録すべきであるし、スクリーンでも再上映すべきだろう。
 映画の精神を尊重するのなら。
 「国の恥」と言われたくないなら。
 (追記:DVDは主題歌がジェイになったとのこと。詳しくはこちらを)

Spirit_on_j
SPIRITの魂はジェイ・チョウの霍元甲にある。

Jaytosprit
周杰倫に仕える「くのいちブログ」

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JRタワーでお茶

 高校の友人で久々に集まった。場所はJRタワー35階の「丹頂」。
 ここは基本的に和食処なのだが、14:30〜17:00は甘味処になる。メニューは月替わりで、「桜パフェ エスプーマ仕立て」飲み物付で1100円(単品700円)などというのもあるのだが、なんといっても「甘味玉手箱」がお得。開く重箱に甘味が少しずつ。
 3月は、一の重:桜ジェノワーズ・古代米アイスクリーム・黒胡麻ダックワーズ、二の重:うぐいす豆・ぜんざい・いちご桜餅。飲み物付で1200円(単品800円)。
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 飲み物は、月替わり日本茶・台湾茶・コーヒー・紅茶など。
 当然のように台湾茶を選択すると、蓋碗と杯組と茶海と茶漉しが来る。お茶は清香系の高山茶らしい。
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 みんな寄宿舎仲間で、時間が経つのがあっというま。
 Sちゃん、幹事ありがとう!Tちゃん、あとで写真送るね!

丹頂
 札幌日航ホテル35階(JRタワー)
  電話:011-251-6377(直通)

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『drinkin' cha』きたる

 ずっと出るのを待っていた。昨夜速攻でアマゾンに注文した。ところが、今朝、札幌の紀伊國屋本店に行ったら、しっかり並んでいたのだった。迷わず買いました。だって、アマゾンたら「24時間以内」と言いつつ「発送予定3月31日」などと、ふざけたことを書いているのだもの。余ったのは1冊誰かにあげればいいし。
 とにかく早く読みたかったので、そのまま喫茶店に駆け込む(裁量労働制でよかった)。なんだか、とても嬉しかったのだ。なんでこんなに嬉しいのかな、と思ったぐらい。
 目次はこちらで見られるのだが、目次から予想したよりも、ずっとずっと面白い。そこここに読んだことがある文章や写真があって、「これ入れたんだ」とか「この記事にコメントしたっけ」などと思うのも嬉しいのだが、新しい部分が多くて、それがまた嬉しい。平田さんとの座談会は全部読みたいし、愛里さんやかめきちさんはこんな方だったのか、と思う。「電子レンジでミルクティー」は絶対やりたい。物欲にも火がつけられる(鉄瓶がすんごく欲しい!漢瓦壷5号の生産中止はちょっとショック)。文章に触発されて、自分も記事が書きたくなる。直接お会いしたことがある方は、実は設楽さんだけなのだが、ネット上で存じ上げている方がたくさん出ているのも嬉しい。
 DRINKIN' CHAは、もう何回も何回も読んで、いろいろなことを教わった。読んでいなければ、海風號Formosa Tea Connectionも知ることはなかっただろうし、こんなにお茶にはまってはいなかった。茶壺の数は間違いなく半分以下だ。のーとみさんは大恩人なのだが、自分がただ一介の読者だっただけでなく、コメントさせていただいたりして、多少なりとも個人的な行き来があったことも嬉しさの理由の一つだと思う。
 読んでいると、とにかく「自分のお茶」が飲みたくなる、とてもよい本なので、売れるといいなあ。
 のーとみさん、ご出版おめでとうございます。これからも続きを楽しみにしていますね!

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 「証拠写真」。
 一緒に映っているのはヴェルキという人のマンドリン教則本と単叢の茶葉。平田さんの本は改訂版が出ていたのを初めて知ったので、早いところ見つけたいと思う。あ、「モノを一つ」という条件とは違うから、撮り直しか。

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おうちで日曜日

 かかりきりだった仕事がやっと一つ終わった。他にもやることはあるが、ちょっと一息。一日中家にいられるお休みは本当に久々である。嬉しい。
 いろいろとやりたいことはあるのだが、睡眠不足を解消し、ちょっとは家事もし、母が札幌に出てきたのでランチをおごり、などしていて、あっという間に日が暮れる。おまけに、とてつもなく眠い。
 ぼーっと夕暮れと多肉植物たちを眺める。

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 新入りの「光玉(フリチア属)」。
 表面がラメのように、つぶつぶ光る。

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 夕日に透ける「オブツーサ(ハオルチア属)」。

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 うぶ毛がかわいい「紅輝炎(エケベリア属)」。
 かわいいのだが毎年徒長してえらいことに。
 植え替えと仕立て直しの季節である。

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忙中単叢

 まだ立て込んでいるのだが、なんだか単叢が美味しくて飲みまくり。一昨日も昨日も今日も単叢だった。
 前に老地方茶坊で買った宋種単叢、久々に飲んだら美味しかったのだ。全部飲んでしまったので、お茶箱を見ると、まだ他にも買ったのがある。香港は明茶坊の黄枝香。すんごく前のお茶なのだが、まだ美味しく飲めると思う。実際の賞味期限ってどのぐらいなのかな。実は、「劣化」がよくわからないのかもしれないけど。
 単叢は、煎が進んでからのうっすら甘い味が好き。
 さて、もうひとがんばり。

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 ほんとは、パソコンと茶盤は離している。

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リアルな無間道またはジョニー・トー

 たてこんでいるのだが、あまりにも衝撃だったので。おなじみ、りえさんのBlog版香港中国熱烈歓迎唯我独尊で知ったこのニュース。

Blog版香港中国熱烈歓迎唯我独尊:無間道な現実:尖沙咀銃撃事件

「柯士甸道と廣東道が交差する地点、地下道で銃撃事件が発生。被害者は巡回中の警察官2名。1名死亡。1名重傷。それだけではなく、犯行に及んだのが非番の警察官であったことも市民に大きな衝撃を与えた。さらに、この事件が衝撃的であったのは犯人が使った拳銃である。それは香港警察唯一の「ロスト拳銃」だった。」

 「 」の中はりえさんの記事のまんま引用です。名文だ。
 りえさんは「無間道」と書いていらしたのだが、まず連想したのがジョニー・トー。「PTU」で林雪がほんとに拳銃をなくしていたら、こうなっていたかもしれんのか。
 現場が、「柯士甸道と廣東道が交差する地点の地下道」というのも衝撃。いつもBPインターナショナルに泊まるので、あまりにも近所。この間通ったばっかり。
 事件のいきさつもすごいです。書いている余裕がないので、りえさんの記事を是非ごらんください。
 ああ、香港のニュースをサーフィンしたい!香港の新聞が読みたい!でも余裕ない…。
 犯人は「香港版クイズミリオネア」に出ているのだが、そのときの問題が全問掲載されているらしい。さすが香港。見たい!
 がまんできないので、速報。あとで記事を追加できたらいいな。 

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タイの怪しい日本語

 久しぶりに覗いてみたら、「骨を休めるために土品なバルを」のホテルが、サイトを全面改訂して日本語ページを廃止していた。「ローマのセンタに建ててやりました」とか、無理矢理な日本語が好きだったんだけどなあ。残念である。
 ところで、掟破りの日本語が横行しているのは、タイであろう。タイのむちゃくちゃな日本語Tシャツについては、サイトもあるし本にもなっていたと思うのだが、直接目撃するとやはり衝撃。
 タイの衣料問屋で、爆笑した上、思わず買ってしまった。パジャマである。値切って日本円で450円。

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 遠目ではこんな感じ。

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 接近。

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 さらに接近。

 鴨居まさね 
 電撃ピカリ
 「パーカ」
 かわいくなって学校へ行こう
 さあ、Tシャツワールドへキックオフ!
 自宅でできる
 メスのいらない
 かエライっ!(何が?濁点落ちてるし)
 使える(?)(読めない)
 安い安耳(?)(読めない)…
 
 この字のつぶれっぷりは、どこかの女の子向け雑誌(『Seventeen』か?)をコピーして使ったんだろうなあ。異質なのは、「鴨居まさね」で、この人は、廃刊になってしまった『ヤングユー』に描いていた漫画家さんである。好きなんだけど。
 いずれにしても、これは、外では着られません。
 パジャマだし。

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固有名詞バトン【中国茶】

 もう1か月ほど前になるのだが、funkin'for HONGKONG@blogのもとはしさんから「固有名詞バトン」をいただいた。リクエストのあった固有名詞について
 ・PC・本棚に入っている〜
 ・今妄想している〜
 ・最初に出会った〜
 ・特別思い入れのある〜
を答える、というものらしい。
 いただいたお題は【中国茶】。私なんぞが答えてしまっていいのかしら、という気もするのだが、せっかくのご指名なので、思い出したり考えたり。
 なかなか思いつかず、すっかり遅くなってしまって申し訳ありませんでした>もとはしさん。

◆PC・本棚に入っている中国茶
 PCに入っている、ということは写真や記録やダウンロードしたもの、ということになると思う。数えてみたら、写真が480枚ちょっと、お茶日記が1.4MBあった。本棚にあったお茶関係の本・ムックは22冊。あと、中国茶を特集した雑誌(HANAKOとか)のスクラップが少し。本は最近はあまり買わなくなったかも。と言いつつ、のーとみさんのお茶の本が待たれることである。(追記:出版されました。記事はこちらに)

◆今妄想している中国茶
 台湾のお茶関係の記事を見ると、外の四阿(あずまや)でお茶を飲ませる茶館というのがあって、外で風に吹かれて景色を見ながらお茶を飲むのは気持ちがいいだろう、といつも思う。その原点は何かと考えたら、「山水画妄想」なのだった。
 よく、中国の山水画で、険しい岩山のところどころに木が生えていて、どうやって行くのかわからないけれども小さい庵がある、という場面があるでしょう。仙人が住んでいるような。あの庵でお茶を淹れて飲んでみたい。水は山の美味しいわき水で、木か炭でお湯を沸かして。窓から見えるのは空と雲ばかり。聞こえるのは木や竹が風に揺れる音と鳥の声。雨が降ってもいいな。梅雨じゃなくて夕立みたいな雨。気候は暑からず寒からず、ということは初夏かなあ。お茶は、うーん、たぶん青茶。わりと濃いめの果物っぽい香りがするお茶。ぽーれい(プーアル)茶もいいな。滋味があるの。

◆最初に出会った中国茶
 今残っている最初のお茶日記は2001年のもので、そのときには既に香港でお茶を買ったりしているので、飲むようになったのは2000年以前だと思う。でも、それがいつだか、皆目思い出せない。初めて「中国茶って他のお茶と味が違っておいしい!」と思ったのは、たぶん、横浜中華街で買った天仁銘茶の凍頂烏龍茶のティーバッグの高い奴を淹れたときだったと思う。でも、いつなぜ買ったのだったか。

◆特別思い入れのある中国茶
 思い入れがある、というわけではないのだが、「野生茶」に弱い。山の中で勝手にすくすく育っているというイメージが好きなのである。山の精気(空気とか水とか土とか)をいただいている気持ちになれるから、というのもあるのだろうなあ。なので「野生茶」と聞くとつい買ってしまう。前に老地方茶坊で扱っていた「六大茶山の野生餅」六種は、お試しセットから入って、結局餅ごと全部買ってしまったし、桃福(現在店舗改装中)でもずいぶん買った(樹齢何百年の野生化したお茶、というのもツボ)。Formosa Tea Connection の野生茶もつい買ってしまう。凍頂山野生茶を逃してしまって、実はくやしい。愛里さんのところのお茶も、いつかちゃんとお願いして飲んでみたい。

◆次にバトンをお渡ししたい方とお題
 どなたにお願いしようか、これも考えたのだが、基準はやっぱり「聞いてみたい」でしょう。というわけで、次のお三方にお願いしたいと思います。

 Driftingclouds のKEIさんに【劉青雲】を
 SMASH HOURSのsmashさんに【スイーツ】を
 福々日々徒然の福々さんに【多肉植物】を
 
 もちろん、まったく強制ではないので、いつか気が向いたら、ということで。その他、ご希望の方がいらしたら、テーマ自由で是非。どうぞよろしくお願いいたします。

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 ぽーれい(プーアル)茶と生姜砂糖漬けとチョコレート。最近ちょっと気に入っている組み合わせ。

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そして札幌は寒い

 ちょっと立て込んでいて、更新が滞っております。今日もお仕事。うう。野球も見られなかった。
 東京は暖かかったなあ、と思ったら、昨日から札幌は吹雪。山の方で用事があったのだが、20センチぐらい積もっていた感じ。せっかく解けた路面も再びつるつるに(泣)。
 10日前には暖かくなった歓びをお伝えしたのに、今日はこんなありさま。

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 寒いし体調も何なので、簡単に沖縄の「あおさ(海藻の一種)」でスープを作る。あおさと鰹節にお湯を注いで美味しい醤油と白醤油(これがポイント)をたらすだけ。これを飲んで早く寝よう。

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 見栄えはいまひとつだが、滋養はある。

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東京は暖かかった

 4日ほど、東京に出張していました。
 なんだか、あまり余裕もなかったのだが、暖かかったのが嬉しい。日本は南北に長いのだなあ。

 余裕がない中、食べて嬉しかったのが、これ。

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 クアアイナのアボカドバーガー。
 以前、ハワイに行ったときに食べたいなあと思ったのだが、東京に支店があったのだった。これはランチセットのアボカドチーズバーガー。ポテト(下に敷いてある)とドリンクが付いて1300円。いいお値段だが、すんごいボリュームである。「半分に切りますか?」と聞いてくれるので助かる。丸ごと食べたら、中身をぼとぼと落としてしまいそう。卓上には「食べ方の手引き」も置いてあるのだけれど。サンドイッチにアボカドを挟むと美味しいことがわかったので、今度やってみよう。
 
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 外もうらうらと暖かくて、南国の気分。

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 立川の駅前で梅かと思って撮ったのだが、木の肌と花を見るに、これはもしや桜ではないだろうか?
 今日は東京では強風が吹いたらしいが、散らないといいな。

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百聞は一見に如かず(その2)

 旅行の醍醐味は、文字面や映像で間接的にしか知らなかったことが、直接経験できること。「百聞は一見に如かず」というけれど、ほんっとーに、そのとおりだと思う。見ると聞くとは大違い。昔の人は偉いなあ。

 今回スリランカに行って印象的だったのが、イスラム教など南の方の習慣を目の当たりにしたこと。

 まず、空港で、全身真っ黒な人々を見た。
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 こんな人。
 たぶんサウジアラビアの女性だと思うんだけど、本当にこの絵のとおり(黒手袋もしていたので、露出箇所なし)。郡司みさおさんという方の書いた『ハルム アラビアの夢』(大和書房)という本で(上記の絵もその本から)知ってはいたのだが、目の当たりにすると驚く。オバQかと思った。

 ゴールの朝は「アッラーアクバル!」という声で5:30に起きた。噂に聞くアザーン(イスラム教のお祈り)。ほんとにやってるんだ。そういえば、モスクというモスクにはスピーカーがついていたな。

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 アザーンが響くゴールの朝。
 モスクと仏教寺院が共存している。

 そして最大のびっくり。お食事中の方、いらしたら、ごめんなさい。南には必ずあるという「手動ウオッシュレット」。水で洗う方式のトイレである。このために左手は「不浄」なのね。
 バンコクのトイレで遭遇して、感動のあまり、入るなりシャッターを切ってしまった。スリランカには、いたるところにある。水が出ないところは手桶が設置されている。水が流れなくても、こっちはほぼ確実に出るので、本来の用途とは別の目的で、しばしば使わせていただいた。

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 これ。

 長々と続いたスリランカシリーズ、あとで追加はあるかもしれませんが、一応これで打ちとめといたします。思えば、1か月前はスリランカにいたんだよなあ。
 まとめは、どうぞこちらをご覧くださいませ。

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演奏会のお知らせ

 マンドリン属の楽器は、バイオリン属に比べて、あまり知られていないかもしれない。かなーり歴史が古くて、世界中に仲間が存在するのだけれど(アテネオリンピックの閉会式にも出てた)。
 バイオリン属にバイオリン・ビオラ・チェロ・コントラバスとあるように、マンドリン属にも、マンドリン・マンドラ・マンドロンチェロ・マンドローネという仲間がいる。そして、これにギターを加えてマンドリン・オーケストラを作ることができる。もともとはイタリアが発祥のはずだが、現在は、マンドリン・オーケストラが最も盛んな国は、おそらく日本である。あとドイツかな。本場イタリアは、ホームページを見る限り、そうでもないみたい。日本人の作曲した曲をやっていたりする。

 なぜ日本でマンドリン・オーケストラが盛んかというと、学生団体が多いからなのだが、そのせいか、愛好者が多い割に普及しづらいところもある。アマチュアの音楽とか古賀メロディーが連想されちゃうからかも。
 でも、マンドリン音楽は、きちんとやると奥が深い。
 もうずいぶん長いこと楽器を弾いていて、習ったりもしているのだが、きちんと美しく弾くのはとてつもなく大変(泣)。ちゃんとしたプロフェッショナルの演奏は素晴らしいのである。もっと多くの方に聴いていただきたいと思う。
 ということで、札幌で開かれる演奏会のお知らせ。マンドロンチェロという、バイオリン属でいうとチェロに相当する楽器のリサイタルである。たぶん札幌では初めて。

☆肝付兼美マンドロンチェロリサイタル

・プログラム:
 インスピレーション
  〜マンドロンチェロ独奏のための(加賀城浩光)
 ソナタ〜マンドロンチェロ独奏のための(桐山秀樹)
 夜想的幻想曲〜マンドロンチェロ独奏のための(肝付兼美)
 インベンション
   〜マンドロンチェロとギターのための(野崎勇喜夫)
 傷ましい想い〜二世閣下の追憶に捧ぐ(ベッレッンギ)
 創作三重奏曲第一番イ長調作品156(ムニエル)

・共演:佐藤洋美(ギター)、田中昌江(マンドリン)

・日時:2006年4月8日(土)開場17:30 
             開演18:00

・場所:渡邊淳一文学館(札幌市中央区南12条西6丁目)
    地下鉄「中島公園」駅下車
    Kitara西隣

・前売2500円(当日3000円) 学生2000円

 マンドリン属のプロの演奏家で、作曲家・教師でもある方です。
 クラシックがお好きな方、是非一度聴いてみてくださいませ。
 ご興味がありましたら、どうぞメール(左上「プロフィール」欄参照)でご一報ください。私、たぶん受付あたりにおります(実は師匠なのです)。どうぞよろしくお願いいたします。

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カワウソがイナバウアー

 イナバウアーはどうでもいいのだけれど(つい「イナバスキー」と言ってしまうし)、写真を拾ったのでクリッピング。カワウソとかアザラシとかマナティーとか、水際の哺乳類が好きなのよ。

 県立のいち動物公園のラブちゃん 金メダル級妙技
 カワウソもイナバウアー 県立のいち動物公園

 高知県立のいち動物公園(香南市野市町大谷)にいるコツメカワウソのラブちゃんが、そっくりかえるというニュースである。

「つま先をいっぱいに開き、ぐぐぐーっとのけぞった。トリノ五輪で世界を魅了したイナバウアーだ。おお、すごい。といっても、フィギュアスケートの荒川静香選手ではありません。ここは香南市野市町大谷の県立のいち動物公園。ひょっとしてトリノに影響を受けたのか、コツメカワウソのメス、ラブちゃんが背中を反らして技を決めます。「イナバウアーやあ!」。見学者は歓声を上げて大喜び。愛らしいしぐさは注目の的です。」とのこと。

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 方向転換したり。

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 のけぞったり。

 レッサーパンダの風太くんが立ち上がった後、日本中でいろいろな動物が直立したものだが、今度は日本中でイナバウアーなのね。
 あることが話題になると、追随して我も我もというのは、いかがなものかとは思うのだが。

 「背中をのけぞらせるのは野生のカワウソでは見られない。原因が分かっていないので手放しでは喜べません」と複雑な表情を浮かべる飼育担当の方は、しごくまっとうである。
 ラブちゃん、元気でね。カワウソ、見たいなあ。

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疲れたときのご飯

 そんなに忙しいというわけでものないのに、なぜか疲れている。暖かくなってきたと思ったら、いきなり最高気温がマイナス3度、などという気候のせいだろか。
 ともあれ、こういうときは、ご飯を食べて寝ることだ。
 ありあわせで、遅い晩ご飯。

  野菜たくさんの味噌汁(作りおき)
  ご飯(ある)
  トマトに、オリーブ油と美味しい塩と蜂蜜入りりんご酢(これがポイント)をかけてバジルをちぎる。
  キムチ納豆

 とりあえず、ありあわせで、一応栄養を考える。日頃のご飯は、あまり贅沢なものはいらないんだよね。

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 ぼやっとしてて、納豆の写真以外撮らず。

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百聞は一見に如かず(その1)

 スリランカ旅行シリーズ、あと1回でおしまいの予定です。もう少々おつきあいくださいませ。
 旅行の写真で一番枚数が多かったのは、 お茶畑だったのだが、二番目は田んぼだった。別に田畑マニアというわけではなく、ずっと話だけで知っていたものが直に見られて面白かったの。

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 南西部の海岸近くでは青々としているのだが、

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 カタラガマから少し北上したあたりから色が変わり

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 稲刈りをしている。

 さらに北上すると、
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 田植え中。

 どういうサイクルなのかは不明だが、スリランカでは一年中米が穫れるということだろう。暑いし土地も悪くなさそうだし「蒔けば生える」んだろうなあ。雑草も大変そうだけど。1年の半分が冬、という土地から見ると夢のようである。人の気性が違うのも分かる気がする。
 「二期作」という言葉は小学校で習うけれど、本や学校で習うのと実際に見るのは全く違うのだった。

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空の春

 「植物を育てるのは精神衛生によい」らしい。多肉植物がたくさんいるのは、別に精神衛生のためではなく、変で面白いからなのだけれども、見ると季節がわかるのも楽しい。

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 無事に越冬に成功したらしいセンペルピブムの皆さん。
 アルプス原産だから冬は平気だろうと、外に置いてある。毎年けなげに耐えている。まだ最低気温が零下で、凍る可能性があるから、水はやれないかな。もうちょっと我慢してね。

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 室内に置いているハオルチアも元気になってきた。
 これは、ぷくぷく太ってきた「特だるま宝草」。
 光が透けてきれい。

20060310sora
 空も、冬の輪郭がはっきりしない雪雲と凍ったような青空(それはそれで好き)から、解けた青空になってきたみたい。「光の春」という言葉があるが、「空の春」というところだろうか。
 これは先日の空で、今日は雨がちだったのだが、雨が降ると雪が解けて嬉しいな。

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ココログ炎上

 あまり苦情めいたことは書きたくないのだけれど。
 昨日から1日半、ココログの有料ユーザーは、ログインもコメントへの返信もできなかった。トラックバックも受け付けられなかったらしい。某掲示板のココログスレッドへ行ってみると祭り状態。
 論点は主に3つ。

・有料ユーザーは利用できないのにフリーユーザーはできた。
・不具合の説明がなされていない。
・「ログインできない」のに「ログインしづらい」という欺瞞的な記述がされている。
 (したがって問題があることが明らかになっていない)

 某掲示板では、「クレームの電話中」という人が電話の実況をしながら「なんて言えばいい」と、「電車男」みたいな状況になっていたのだが(真偽のほどは不明)、その人によると、クレームのおかげで、

20060310障害情報報告ブログができ、
・当初なかったコメント欄とトラックバックがついた
・「ログインしづらい」が「ログインできない」に変わった

らしい。ちなみにコメント欄はえらい騒ぎである。

 「クレーム電話実況」によると、気さくなオペレーターは、

 有料と無料ブログはまったくコンセプトが違うので別問題と考え てほしい。たとえば高価なベンツが日本の安い軽自動車より トラブルが少ないってことはない。

 というようなことを言ったらしい。同じ会社が、「スポンサー付の軽自動車」と「消費者が自腹で買った高級車」のどちらを優遇するか、という問題だと思うんだけどね。

 ニフティの古川社長は2005年11月30日付のココログに対するお叱りの声についてというエントリで、

・ビジネスモデルを説明していないことを反省している
・フリーユーザーの運用費用は広告による
・フリーユーザーはコントロールできない広告を掲載している
 (だから?論理関係が不明)
・先に高機能の新しいバージョンをフリーユーザーに提供した
・既存のお客様に対する配慮が欠けていたことをお詫びする

ということを書いている。

 ということは、ニフティは「広告収入」があるフリーユーザー優先なのか?と有料ユーザーが思ってもしかたがないのではないだろうか。「ビジネスモデル」って?
 違うシステムを使っているため、メンテナンスの影響がフリーユーザーには及ばなかったという事情はあるにせよ、先にフリーユーザーに高い機能のシステムを提供し、後から有料ユーザーのメンテナンスをして、そのあおりで有料ユーザーのみ1日半使用不能になり説明もないというのは、感情的に納得できない。
 「会員より広告優先」と明言してくれたほうがすっきりするというものである。去りたい人は去るだろうし。「アクセスしづらい」なんて欺瞞的な記述が不信感を増強させているし。

 一方、古川社長は、別記事の磐井神社への新年の祈願で、「先進的な技術と信頼性の高いサービスの提供を通じて、お客様の自己実現を支援する」という事業ビジョンを書いていらしたが、もし、それが真実なら、そのビジョンに恥じないサービスをお願いしたい。
 愚痴っぽくなったが、記録のために書いておく。

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何語で喋るか

 スリランカの公用語は、シンハラ語・タミル語・英語の3つである。シンハラ語もタミル語も知らないので、頼りはちょぼちょぼの英語のみ、と思っていたのだが、意外にそうでもなかった。

【日本語】
・ガイドのエランガさん
 やたらに日本語が上手いと思ったら、日本の大学に4年間留学していたそうだ。日本語能力試験1級(英検みたいな感じの外国人向け日本語試験。1級はむずかしい)を持っているとのこと。
・お茶工場のお姉さん
 キャンディの手前の紅茶工場(たぶんGeragamaという農園)で紅茶売場にいたお姉さん。コロンボ大学で勉強したとかで、発音がとてもよかった。
・象乗り場のお兄さん
 キャンディ近くのピンナワラに象に乗せてくれるところがあるのだが、受付のところにいたお兄さんが日本語を話すので、びっくり。大使館で習ったらしい。
・宝石屋のお兄ちゃん
 キャンディの宝石屋で日本語で話しかけてきた。店員さんは全員日本語ができるとのこと。商売そっちのけで話していたのだが、図書館で独学したというわりには、こみいった話ができて偉かった。
・ゴールの日本語の先生
 コロンボとゴールの間で、道端で椰子ジュースを飲んでいたところ(黄色い椰子の実に穴をあけて飲む。ポカリスエットみたい)、突然話しかけてきた。高松で技術研修を1年間して、その後も研修を続け、今はゴールで教えているとのこと。1年のわりには、ものすごく上手かった。連絡くれないかなあ。

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 椰子の実立ち飲み屋。

【英語】
・ウェイターのお兄ちゃん
 コロンボのグランドオリエンタルホテルで朝ご飯を食べて、ポットに紅茶を入れてもらったら、話しかけて止まらない。スリランカにも桜のような花が咲くと言っていた。
・ヤーラ国立公園のレンジャーのおっちゃん
 サファリのジープに同乗したのを幸い、質問しまくった。「象は何頭ぐらいいるの?」とか「孔雀は雌の方が多いの?」とか「あの豹は何歳ぐらい?」とか。豹を見たときは「べーりーらっきー」とガッツポーズを交わしたり。ジープを降りるときには「じゃ降りるからね」と言ってくれたり。ありがとう、おっちゃん。
・宝石屋のおっちゃん
 カタラガマのホテルで、「見るだけ」(これだけ日本語)と言って、ほんとに見るだけで、見せてもらいながら延々と喋る。大阪のカップルが眼鏡を送ってくれると言いながら送ってくれないとぼやいていた。できない約束をしてはいかんなあ。もし心あたりの方がいらしたら、是非送ってあげてください(無理か)。
・貝売り兄ちゃん
 ゴールの手前の海岸で、貝を拾っていると、物売りが来る来る。まず、布売りのおばちゃん、次に貝売りの兄ちゃん。断ると素直に引き下がるのだが、拾っている手の中に、ざらっと小さい貝が登場。見ると貝売りの兄ちゃんだ。「どっから来たの?」「年は?」「結婚してる?」…ナンパかい。いい度胸だ。そこは適当に受け流して津波の話を聞く。
・アウガッラの人々
 アウガッラの難民キャンプの人々。詳細はこちら
・幼稚園の先生とお母さん
 カタラガマで幼稚園に行った。24才の女性が独力で貧しい子供のために開いているところだという。親御さんから1か月100ルピー(100円)だけもらって、洋服は手作り、その中から子供のために貯金もしているとのこと。お金を寄付したら「ブランコが作れる」と喜ばれた。後ろで見ていたお母さんは18才。子供は3才。コロンボからお嫁に来て淋しいそうだ。 

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 カタラガマの幼稚園で。

【媒介語なし】
・ゴールの人々
 ゴールで知的障害者の施設を訪問した。篤志家のご夫婦が個人でやっているところだという。媒介語はまったくないのだが、皆さん平気で話しかけてくるので、こっちも平気で日本語で話す。なんとかなるもんだ。バングルをたくさんしていたので「きれいだねえ」と日本語で言ったら、「はいっ」とくれて驚く。大事にするね。
 そういえば、魚市場のおっちゃんも媒介語なしだったな。
・パラピティーヤの人々
 バスを停めていたら、道路の向かい側で夕涼みをしている人々が身振りで話しかけてくるくる。「クリケットやんない?」とか「降りておいでよ〜」とか。こちらのグループの子供が応対していたのだが、妙な身振りは出てくるわ(あれは、絶対ジャッキー・チェンの「蛇拳」か「蟷螂拳」だと思う)、ギャラリーはどんどん増えるわ。しまいには、訪問先の老人ホームに一緒についてきてしまったのだった。

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 パラピティーヤの野次馬な人々。

 言葉ができると、こみいった話ができて楽しいけれど、できなくても何とかなるものである。
 みなさん、ありがとう。楽しかったよん。

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紅茶の王国

 Modern Syntax さんで「今日のラッキーさん」に選んでくださったらしい。というか、管理人さんはBlogPeopleの中の方で、BlogPeopleのランダムピックアップに選んでくださったようなのである。なんだか、誉めていただいたようで、とても嬉しい。ありがとうございます。励みになります。
 もしかして、BlogPeopleから来てくださった方もいらっしゃるかもしれませんが、主流は香港、お茶、映画多肉植物、美味しい物、その他その日その日のことです。こんなblogですが、遊んで行ってやってくださいませ。どうぞよろしくお願いいたします。

 ということで、スリランカネタ(こちらのカテゴリにまとめてあります)の続き(あと2回ぐらいで終わらせる予定)。 
 写真を整理していたら、お茶畑の写真がやたら多くて、自分でも可笑しい。でもね、すごかったのよ。南方から山を登っていくと、

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 こんな山がちの地形になって( 猫のいるレストラン(ホテル)から撮影)、高度が高いせいか植生が北海道みたいなのだが(お茶畑も真ん中へんに見えるけど)、

 ヌワラエリアを過ぎると、

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 道の脇がずーっとお茶畑。
 バスで2時間走っても、山を4つ越えても、山の上から下まで全部!お茶畑。それはそれは広いのである。
 紅茶もよく飲むので、絶対この山のどこかのお茶を飲んでるはずなんだけど、どの樹なんだろう。

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 ときどき、畑の中に紅茶工場があったり。
 観光用の施設を備えているところもある。
 この写真の手前は、きれいに刈り込まれたお茶の畑で、お茶の樹は本来背が高くなるのだが、刈り込んで新芽を出させ、年中摘めるようにしているとのこと。60年に一度ぐらい植え替えるらしい。
 好きで飲んでいる雲南省の山奥の野生茶(記事はこちらこちらあたり)は、こんなに手入れされたものではなくて、その昔栽培されていた樹が放置され、山奥で勝手にすくすく育ったものなんだろうな。

 お茶畑の中をバスで走っていくと、お茶摘みの人々をよく見かけた。プラッカーと呼ばれていて、タミル人が多いらしい。お茶畑に住み込みで、お給料が出て家や学校もあるかわり、1日16キロ積むのがノルマという厳しい仕事なのだが、みなさん、バスを見かけると、にこにこして手を振ってくれるのね。こちらも思わず力いっぱい振り返してしまうので、写真を撮り損なったのだった。

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奇華の椰蓉鶏蛋巻

 気がついてみると、雪が解けつつある。暖かくて、手袋もいらないぐらい。
 最近は、ぽーれい(プーアル)茶を飲むことが多かったのだが、気候のせいか、軽火の青茶が飲みたくなって、Formosa Tea Connection の梅山烏龍茶を淹れる。昨年の冬茶。まだ美味しい。
 お茶請けは、香港は奇華餅店の椰蓉鶏蛋巻。ココナツエッグロールというのかな。ラングドシャを巻いたようなお菓子で、これはココナツ味。他にもプレーン味などがある。
 この間スリランカに行ったときに香港に1泊だけしたのだが(この話もまだ書いていない)、ほとんど買い物の時間がなく「ああ、奇華に行きたかったなあ」と思ったら、向かって左の出国ゲートを出たところにお店があったのだった。嬉しい〜。これで、買い損なっても安心だ。
 奇華餅店は、鶏蛋巻や鳳梨酥(パイナップル味のほか、マンゴー味、柑橘味などがある)も美味しいのだが、量り売りのヌガーがあって、これもけっこう好き。

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 鶏蛋巻は缶も好き。

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野生の王国

 スリランカネタ、忘れないうちに、もう少々続けます。すみません、情報が少ない所でもあるので、今しばらくおつきあいくださいませ。

 家畜のことはこちらに書いたのだが、スリランカには野生動物もたくさんいる。

 たとえば、
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 大とかげ。
 見づらいのだが、木の枝で昼寝している。川で泳いでいたりもする。これは、ボートで川を下っているときに見た個体なのだが、ガイドのお兄ちゃんが真剣に捕獲しようとして、船上が軽いパニックになった。
 スリランカには、もう一種類トカゲがいて、そちらは顔が丸いイグアナみたい。老人ホームの前の溝にいたので、写真を撮ろうとしたのだが逃げられ、そこの爺ちゃんに笑われてしまった。

 野生動物が最も見られるのはサファリだと思う。ヤーラ国立公園というスリランカ南部で経験できた。カタラガマという町からバスで15分。ジープで1時間弱。夜明け前に出発なので眠い眠い。

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 孔雀のお兄さん。
 スリランカの国鳥である。数は雌(地味)の方が多いらしい。この季節は雄と雌は別行動のようで、雄は木に止まって「にゃあにゃあ」と鳴いていた。猫か。

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 水牛の親子。かわいいぞ。
 飼われているのもいるが、これは野生。水牛と鹿はたくさんいるので、だんだん有り難みがなくなる。有り難いのは象で、ずいぶん走り回って探してくれたのだが、とうとう見られなかった。一頭だけ、病死した若い象のそばを通ったのだが、笑っているみたいな顔だったなあ。象は200頭ぐらいいるらしい。
 その他、見かけたのは、兎、マングース、ペリカン、猿、コウノトリ、鰐、など。とてもラッキーなことに、豹を見ることができて、同乗していたレンジャーのおっちゃんとガッツポーズを交わす。むっちりして、尻尾がくるんとしてた。おっちゃんいわく「とってもとってもラッキー」だそうだ。

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札幌で「無極」を観る

 映画ネタ連投。
 ちょうどうまく時間が空いたので、札幌シネマ・フロンティアで「無極(Promise)」を観てきた。割とお客さんが入っていて、よかったよかった。香港で観たときより、スクリーンも大きく、見やすくて嬉しい。あの時は、狭い映写室の一番前でのけぞりながら観ていたものなあ。
 二度目なので、笑う気満々だったのだが、あらためて字幕つきで見直してみると、思ったより笑わず。寓話として観ると悪くないと思う。

 真田広之、やっぱり偉い。光明将軍のときは傲慢な感じ、落ちぶれてからは恋する男の悲哀がよく出ていた。乗馬姿も美しい。そして、吹き替えなしで中国語で通したのはとても偉い。
 考えてみると、主要登場人物のうち、リュウ・イエ以外は、チャン・ドンゴンもニコラスもセシリアも普通語母語話者ではないのよね。セシリアは吹き替えられてたけど(ニコラスも?)。
 日本人に対する中国語指導として銭波さんがクレジットされていたが、してみると、「牛」のシーンの独眼(崑崙の最初の主人)を演じた「銭波」はこの銭波さんだろう。たしか、NHKの中国語講座や「大地の子」の中国語指導(最終回にガイド役でゲスト出演していた)をしていた方だ。

 チャン・ドンゴン演じる昆崙とリュウ・イエ演じる鬼狼は、誇りを取り戻していくところがよかった。最後の裁判シーンの「嘘だけど実はほんと」のところ、光明と昆崙の心中はいかばかりかと思う。セシリア演じる傾城が愛していたのはどちらかなあ。「太陽と月が一緒に現れるとき出会う」とサドな満神さまに言われていたが、昆崙に対しては「二度助けてもらった」という行為に対してのものだろうし、人となりを知っているのは光明だしなあ。あのラストだと「得られない真実の愛」の対象は光明の方が自然なんじゃないだろうか。傾城はずーっと気づかなかったわけだし。
 鬼狼の黒衣がどんなものかもわかったのだが(それがわからないとラストがわからないの)、ニコラス演じる無歓、ああいうものが作れるなら、他にもいろいろできるんじゃないのか?
 それにしても無歓、自分の性格が悪いのを他人のせいにしてはいけません。きれいだけど。屈折してるよ、君。なんだかもう、「食べ物の恨みは恐ろしい」とか「饅頭怖い」とか「三つ子の魂百まで」とか、さまざまな慣用句が脳裏を駆けめぐる。香港で「俺はお前に感動したぞ」と光明が無歓に言うシーンで爆笑が起こったの、わかるなあ。

 しかし、けっこう入っているお客様、笑う人はいなかったような気がする。「笑わなかった」と言いつつ、やっぱり、冒頭の「ドンちゃんの肉ジャンプ」のシーンと、凧揚げと「1回だけ登場するGood Job棒」には笑ってしまったんだけどな。人差し指を伸ばした「指さし棒」はプレゼンで使いたい。レプリカはないのかな。

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 GJ棒。

 追記:香港版DVDを見直したら、ラストシーンが違うのを発見。日本版の方がわかりやすいが、香港版のほうが含蓄があるかも。どちらがよいのだろう?「スーパーマン」みたいなシーンがカットされたのはいいけれど。
 あと、字幕で、鬼狼の昆崙に対する台詞「お前は走っているのではない。逃げているのだ」が抜けていたのが惜しまれる。光明の一人称は「わし」より「俺」のほうがよかったのではないだろうか。

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「大事件(ブレイキング・ニュース)」

 札幌のマリオン劇場で観る。しかもレディースデーで1000円だ。まさか、これが札幌のスクリーンで観られるとは思わなかった。今は「無極」も3か所でやっているし、もうすぐ「神話」も来る。こんなに香港映画が観られるなんて夢のよう。まあ、お客の入りはレディースデーにもかかわらず10人ぐらいだったのだが。

【おはなし】
 香港で強盗団と警察の銃撃戦が発生。一人の警官が命乞いをしているシーンが報道されてしまう。非難が集中する中、香港警察は、警視レベッカ(ケリー・チャン)の提案で、犯人逮捕を「最高のショー」にしようとする。指揮官レベッカと強盗団(リーダーはリッチー・レン)、さらに警部補であるチョン(ニック・チョン)が火花を散らせる…

【感想】
 冒頭、いきなり、あれよあれよと言う間に銃撃戦が始まる。しかし、「非常突然(デッドポイント 黒社会捜査線)」を観てしまった今、ジョニー・トー映画のお決まりだなあ、と、ほほえましい。それより、スクリーンいっぱいの香港の街がうれしくて、「あ、マニングスだ。買い物したい」などと思う(違)。
 冒頭の銃撃戦、長回しの一発撮りなのね。すげえ。 

 ニック・チョンは、「黒社会」に続き(順番逆だけど)ぶち切れている役。昔はコメディのイメージがあったんだけどなあ。許紹雄は相変わらず出てくると心配になってしまう。ジョニー・トー常連の白髪のおっちゃん、いきなり喧嘩を始めたが警察だったのね。

 そして、待つこと久し、林雪。「警察の言うことなど聞いていられるか」と、のこのこ出てきて、あっさり人質になる、子供をかかえたお父ちゃん。
 あーっ、もう、自己紹介してるんじゃないよ。パソコンが使えるのは息子でしょ。子供の方が出来がいいのね。感電しないっ。「殺し屋さんと強盗さんの作ったご飯」って、あんた。こら、逃げるな!と、出てくるたびに爆笑しながら、力一杯応援してしまった。

 それにしても「殺し屋さんと強盗さんの作ったご飯」、美味しそうだったなあ。警察の「特上弁当果物つき」も。「叉焼と鶏と卵がのってる」ということは叉焼油鶏飯に目玉焼きが乗っているのだろうか(追記:見直したら鶏腿と塩漬け卵だった)。食べたい〜。
 「芋」のくだりは笑うところだよね。

 リッチー・レンと殺し屋のおっちゃん、よかったなあ。エレベーターシャフトの中で3人が会話するところも好き。ケリーは、もっとひどい目にあってもよかったな。
 最後のシーンは泣けました。

 封印しておいたVCD、開けようっと。

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【追記】
 ロケ地の団地(林雪が住んでいたとこ)に行きました。詳細はこちらに。

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テレビにスリランカが

 久々に早く帰ってテレビをつけると、見たことのある風景が。

  NHK 世界遺産の旅 【スリランカ・ゴール旧市街】
 
 ここ、2週間前に行ったばっかりだ。
 ゴールは旧市街と新市街に分かれている。旧市街は、ポルトガルやオランダが支配していた時代の街がそのまま残っていて、古い時代の城壁があったため被害を受けなかったという。さらに、新市街は大きな被害を受けて、その余波が旧市街に逆流したのだが、現在は使われていない古い時代の排水溝があったため水が引き、被害はほとんどなかったとのこと。旧市街は世界遺産に指定されている。
 番組では、津波とからめながら、旧市街が紹介されていた。冒頭、津波のときに撮影されたビデオが出たのだが、そこはバスターミナル。見たところだ。ひょええ。ターミナルの屋根まで水だ。

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 これはバスターミナルの海側にある果物屋さんなのだが、この屋根の高さまで海だったことになる。

 その後、番組では、建物などと合わせて、遺族の方のお話、旧市街でさまざまな宗教の人々が一緒に暮らしている様子や、各宗教合同での津波の慰霊祭などが紹介された。津波からちょうど一年後の同じ時間に、バスターミナルでみんな海の方を向いて黙祷しているところは、胸が詰まった。

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 旧市街。昔のキリスト教会が見える。隣にモスクも。
 (追記:よく見たら、これがモスクでした。アラビア語と三日月がついている。昔は教会だったのかな。「隣にモスク」は記憶違い。すみません)

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 当時のビデオが出たのだが、こんなきれいな海なのに、津波のときは水が濁っていて鉛色だった。

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 城壁には珊瑚が使われている。オランダ人やポルトガル人の指揮でスリランカ人が作ったという。だから、スリランカ人が作ったものとして大切に保存されてきたらしい。
 
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 城壁の上は今では散歩道。山羊もいる。

 再放送は、3月9日(木)1:55〜2:38(深夜)とのこと。
 (変更の可能性もあるので要確認)

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カレーを食べる犬と猫

 スリランカには、犬や猫や牛や山羊がたくさんいる。道端によくいるのは、犬と牛。
 犬は、ほとんどが繋がれていない(1匹だけ繋がれているのを見た)。暑い昼はだらーっと寝ていて、夕方と午前中活動しているみたい。夕方など、飼い主らしき人の側に忠犬っぽく座っていたりしておかしい。夜は道路で寝ていて(暖かいためらしい)、明け方に車で走ってびっくり。轢きそうなんだもの。
 「犬には絶対触らないでください。噛まれたら確率7割で死にます」と言われ、触りたかったのだが、見るだけでがまんする。

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 ヌワラエリアで玉ねぎ畑の番をする犬。ヌワラエリアは山の上なので、年中20度前後。お茶も有名だが、玉ねぎ・人参・じゃがいも・キャベツの畑がたくさんあった。高原野菜というやつかな。で、この犬は、道ですれちがうと「うーっ」と言う。玉ねぎ、盗らないってば。畑に入っていったのを見ると、珍しく小屋があって、ご飯を食べていた。
 ご飯入れの中は、豆カレー。いや、私も好きだけどね、豆カレー。スリランカの犬はカレーを食べるのね。

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 エッラというところで昼ご飯を食べたら、テーブルの下に猫が。
 座ると、激しくリクエスト光線を発してやってくる。しかし、野菜は食べないみたい。肉か?しかし、肉はカレーしかないんだけどな。ためしにチキンカレーの骨を外してあげてみると、

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 この勢い。
 さらに、くれくれ攻撃が激しくなったのだが、激辛チキンカレーしか残っていない。ためしにあげると、やっぱり食べた。へっちゃららしい。チキンカレー、完売。
 スリランカでは、犬も猫もカレーを食べるのだなあ。日本の猫まんまみたいなものかな。

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 肉の切れ目が縁の切れ目。

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ゴールの魚市場

 ココログが重くて昨晩は更新できず。新機能より、こちらをなんとかしてほしい。

 スリランカの南西部にゴールという街がある。一昨年の津波で大きな被害を受けたところで、たまたま撮影されたビデオが大きく報道された。街の中をごうごうと海が流れている映像で、見たときには、まさか来ることになるとは思っていなかったな。
 市街地は現在はすっかり修復されているのだが、直後には以前の状態がわからないぐらいの被害だったとのこと。津波のときには、海の水が1キロぐらい引いたので、喜んで魚を獲りに行って犠牲になった漁師さんも多かったのだそうだ。
 ここの海で献花をしてきたのだが、お花待ちの間、魚市場に行った。バスを停めていたところが、ちょうど魚市場の前で、おっちゃんたちが降りて来い来いというのである。
 ちなみに、スリランカでは我々は見るからに外国人なので、バスに乗っていると通行人の皆さんが見る見る。夕方など、道端で夕涼みをしているらしき人々が多いのだが、かなりの確率でこちらを見ていて、目が合うと手を振ってくれたりする。こっちもつい振ってしまう。

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 とれとれのインド洋マグロをさばくおっちゃん。

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 写真を撮れ!と魚を見せてくれたおっちゃん。

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 魚市場には猫がいて、わーい猫だと喜んでいたら、

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 ほーら猫だ、と連れてきてくれたおっちゃん。

 おっちゃん、ありがとう。
 無事でよかったね。

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