テレビにスリランカが
久々に早く帰ってテレビをつけると、見たことのある風景が。
NHK 世界遺産の旅 【スリランカ・ゴール旧市街】
ここ、2週間前に行ったばっかりだ。
ゴールは旧市街と新市街に分かれている。旧市街は、ポルトガルやオランダが支配していた時代の街がそのまま残っていて、古い時代の城壁があったため被害を受けなかったという。さらに、新市街は大きな被害を受けて、その余波が旧市街に逆流したのだが、現在は使われていない古い時代の排水溝があったため水が引き、被害はほとんどなかったとのこと。旧市街は世界遺産に指定されている。
番組では、津波とからめながら、旧市街が紹介されていた。冒頭、津波のときに撮影されたビデオが出たのだが、そこはバスターミナル。見たところだ。ひょええ。ターミナルの屋根まで水だ。
これはバスターミナルの海側にある果物屋さんなのだが、この屋根の高さまで海だったことになる。
その後、番組では、建物などと合わせて、遺族の方のお話、旧市街でさまざまな宗教の人々が一緒に暮らしている様子や、各宗教合同での津波の慰霊祭などが紹介された。津波からちょうど一年後の同じ時間に、バスターミナルでみんな海の方を向いて黙祷しているところは、胸が詰まった。
旧市街。昔のキリスト教会が見える。隣にモスクも。
(追記:よく見たら、これがモスクでした。アラビア語と三日月がついている。昔は教会だったのかな。「隣にモスク」は記憶違い。すみません)
当時のビデオが出たのだが、こんなきれいな海なのに、津波のときは水が濁っていて鉛色だった。
城壁には珊瑚が使われている。オランダ人やポルトガル人の指揮でスリランカ人が作ったという。だから、スリランカ人が作ったものとして大切に保存されてきたらしい。
城壁の上は今では散歩道。山羊もいる。
再放送は、3月9日(木)1:55〜2:38(深夜)とのこと。
(変更の可能性もあるので要確認)
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