7582大葉青餅
7582青餅94年が美味しかったので、親戚筋にあたる7582大葉青餅プーアール茶を飲んでみる。同じくプーアール茶.comのお試しプーアール茶である。
「7582青餅94年」は1994年だが、こちらは20年ぐらい古くて1975年ぐらいに作られたらしい。「1975年頃に、孟海茶廠(メーカー)の倉庫に一定期間保存されていた加工していない散茶(バラバラの茶葉)を使って作られたプーアール餅茶です」とのこと。つまり、使われている茶葉はもっと前のもので、その出自については、わからないことがいろいろあるらしい(詳しくは引用先に)。
飲んでみると、たしかに「7582青餅94年」に似ているところはあるのだが、こちらが格段においしーい。すごくクリアな感じ。煎じたあとの葉から「梅香」はするけれども、お茶には全く何も飛び出したところがなく、ただただ美味しいな〜という感じ。美味しい水みたい。比べてみると「7582青餅94年」は確かに酸味のような味がある。大葉種の酸味ってこういうのか、とわかる。長年発酵するうちに、お茶のいろいろな成分がどんどん変化したんだろうなあ。面白〜い。
「7582青餅94年」もそれなりに美味しいので、比べるとちょっと気の毒。年も違うけどお値段も違うんだよね。というか違って納得。どちらも煎が効くし、かなり後になっても美味しいので(冷めるとまたうまい)、両方とも2〜3日がかりで飲んでいる。
左が「7582大葉青餅」、右が「7582青餅94年」。
若い方がぴちぴちしているかも。
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コメント
こんにちは。かめきちです。
7582大葉青餅ですが、
「1975年頃に、孟海茶廠(メーカー)の倉庫に一定期間保存されていた加工していない散茶(バラバラの茶葉)を使って作られたプーアール餅茶です」とのこと。
上記の説明は間違いです。おそらく業者が何かの本を丸写ししたんだと思いますが、7582は早期(70年代)は大葉青餅で後期(80年代)はそうではありません。また、7582には生茶と熟茶の両方があります。生茶餅は70年代に大葉茶青でつくられており、熟茶は80年代に生産されています。簡単な見分け方は、70年代のものは直径が20センチ以上あり、80年代のものは19センチです。もしその7582が本物の70年代のものであれば、飲んだ瞬間に絶句するほど美味しいはずです。
投稿: かめきち | 2006.05.20 18:37
かめきちさん、いらっしゃいませ。
読んでいてくださって、ありがとうございます。
教えてくださって、ありがとうございました。
ぽーれい茶については、ただ飲んでいるだけで、
よくわからないことも多いのです。
引用させていただいたサイトは、
よく調べているなあ、という印象ではありました。
「絶句」はしなかったのですが、
それでも、美味しいとは思ったのです。
淹れ方も味覚も描写の仕方もまだまだ未熟者なので、
私のような者が、とてもよいお茶を飲むのは
かえって申し訳なくて、
飲んではいけないような気もするのですけれど。
投稿: きたきつね | 2006.05.21 00:21