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トド、人に間違われる

 殺伐てんこ盛りの中、心の琴線に響いた今日のニュース。

 トド:北海道奥尻島付近で遊泳−MSN毎日インタラクティブ

 第1管区海上保安本部函館航空基地のヘリが4日、北海道奥尻島付近の日本海上空をパトロール中、海上で手を振っているような人らしき姿に気付き、「漂流者か」と高度を下げた。ところが、接近すると、仰向けで手をたたいたりお尻を見せて逆立ちしながら遊泳するトドと分かった。
 トドは体長3〜4メートルで、数頭ずつまとまり、計16頭。ヘリが近づくとジャンプや潜水で応じた。思わぬ海上パフォーマンスに海難救助のプロたちの緊張が一気に和んだ。

 とのこと。

 実は、これ、たまたま夕方のニュースで映像つきで見たのである。トドのみなさんが、それはそれは嬉しそうにくるくる泳いでいた。逆立ちして、足ひれを振ると、人が手を振っているように見えるらしい。頭はつるっとしてるしな。たしかに人っぽいといえば人っぽいかも。
 全国的にトドがどのぐらい一般的かはわからないのだが、小樽水族館のトド池が海べりにあったころは、けっこう外から野生のトドが入ってきて増えていたらしいので、一部北海道では一般的なのだと思う。北海道土産には「トドの缶詰」もあるし(不味いらしい)。ヒグマよりは親近感があるな。個人的には。
 昔、札幌の円山動物園にトドの夫婦がいて(たしかどちらかは死んだと思う)、旦那トドは4メートルぐらいあるのだが、水槽をぐるぐる泳ぎながら、ときどき「むっはー」と息をしていたっけ。好きだったなあ。
 トドの写真はこちらなどに。

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