子ハクビシン取り残される
本日の動物ニュース。
(リンクが切れると淋しいので以下引用)
お母さん、どこ? 25日夜、高知市井口町の民家でハクビシンの子どもが親きょうだいとはぐれてしまった。人間に驚いて逃げる途中、民家の塀に足が挟まって動けなくなったためで、救出後に保護された高知署でつぶらな瞳をうるませている。
同日午後9時前、団体職員の久永広茂さん(30)が、どこからともなく聞こえる「キー、キー」という鳴き声に気付いた。2階ベランダから下を眺めると、家の塀際に3つの影。外に出て「猫?」と思って近づくと、塀の上を黒い影がサッ。ハクビシンの親と2匹の子どもだった。
この時、思わぬことが起きた。久永さん宅の塀から隣家の塀に飛び移る時、親ハクビシンは1匹の子どもを口にくわえてジャンプしたが、1匹が残った。この1匹、自力で塀を飛び移ろうしたが、あえなく落下。わずか1センチほどしかない塀と塀のすき間に足が完全に挟まれ、中ぶらりんになってしまった。
困ったように、しかし人を寄せ付けないように鋭い声で鳴き続ける体長20センチほどの子ハクビシン。連絡を受けて駆け付けた市消防局員は、ハクビシンが傷を負わないよう足に洗剤を塗って引きだそうとしたが、なかなか抜けない。思案の末、ドライバーとバールで塀を少しずつ削り、ようやく助け出した。
近くでしばらく「シャー、シャー」と人間を威嚇していた親ハクビシンは、もうこの時、姿を消していたという。
不幸にも、親きょうだいと離れ離れになってしまった子ハクビシン。高知署で「キーキー」と物悲しそうに鳴いている。
(引用以上)
親きょうだい…高知新聞の記者さんはいい人だなあ。消防局員もいい人だ。
問題の子ハクビシン。
情けなくて、かえってかわいいぞ。
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