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2006年8月

都会のカモメ

 家で仕事をしていたら、ベランダの手すりに大きなカラスが出現。こちらが立ち上がっても逃げない。多肉植物の鉢を見ている。
 これは危ない、と一歩踏みだし「ちょっと!」と言ったら、手すりの上を横っ飛びして隣家へ去った。…と思ったのに、しばらくして、また横っ飛びで戻ってきたので、カメラを出して「ブログに載せるぞ」と言ったら飛び去った。もう来ないでね、と思う。

 しかし、カモメに比べれば、カラスはまだ話が通じるような気がするのだ。最近増えているの、街中のカモメ。
 何でも、ビルに営巣して増えているらしい。ゴミをあさって元気にしているらしい。よくビルの上を飛んでいる。仕事中に「くわー」と鳴くのを聞くと、いったいここは何処だろうという気持ちになる。よくよく顔を見ると、目つきが悪いし、たしか肉食なので嘴も鋭く、カラスと闘ったら勝ちそうだ。弱みは、電線にとまれないことぐらいだな。話もわからなそうだ。
 海にいるのが普通なので、水なしのところとか、

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 池に浮いていると、とっても違和感。
 「淡水なのに!」と言ったら「魚じゃないんだから」と笑われたのだが、やっぱり変だよ、君。

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濃香のお茶請け

  きのう書き忘れたことの続き。
 清香のお茶は、どちらかというとお茶そのものを味わう感じなのだが、濃香はお茶請けに合うような気がする。かすかな酸味がお茶請けを要求するのかも。

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 「桂花」の熟香型には、「ごません」が合う。この「ごません」、50%が胡麻らしい。なぜかスーパーやコンビニのオリジナル商品でしか見かけないのだが、でも、好き。
 その他、瓜子や干し果物も合うと思う(あまりお菓子を買って食べないのもある)のだが、今食べたいのは、なぜか黒糖。
 どういうものか、さきほどから目が回って暑いのか涼しいのかわからないので、ミネラルを補給して素早く寝ようと思う。

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清香 vs. 熟香

 この週末は真夏日だったのだが(8月も末というのに…)今日は26度。雨が降ったので、暑さも終わるだろう。
 ということで、熱いお茶が飲みやすくなってきた。
 最近、朝はもっぱらあんドーナツと 碧螺春なのだが、夜は同じく、愛里さんのところの06祥華鉄観音「桂花」。清香型と熟香型がある。
 同じお茶で「清香」と「熟香/濃香」の両方があるのは結構あって、香港・茗香茶荘の冠軍茶王(清香)と炭焙冠軍茶王や、 Formosa Tea Connectionの梨山烏龍茶と炭焙梨山烏龍茶がそうだ。どちらのお茶も、清香・濃香それぞれに美味しい。清香でも青っぽくないし、濃香は焙煎が加わって旨味が増した感じ。
 この「桂花」も、それぞれどちらも美味しい。

20060828cha

 清香型は、最初蓋碗で淹れたときに、「わー、青空と爽やかな風の味だー」と思った。茶壷で淹れると、香りは弱くなるが、じわーっと美味しい。ほいほい淹れていたら、あっというまに半分以上なくなってしまった。

20060828cha2
 
 熟香型は、初め蓋碗で淹れた時には、焙煎の香りが強かったのだが、茶壺で淹れてみると焙煎香は弱くなって、ちょっとすーっとした感じもあって、これまた、もんのすごく美味しい。こっちは茶壺の方がいいかも。
 もともと、清香が美味しい鉄観音の春茶で「焙煎するにはもったいないお茶」だったのを、あえて焙煎した愛里さんの研究の賜。春茶は足がはやいのだが、熟香型にすることによって長く飲めるようになるらしい。
 祥華の自然と人が生んだ、ある意味奇跡のようなお茶。
 今だけの爽やかさ、熟した旨味、どっちも美味しい。飲み比べていたら、すぐになくなっちゃいそう。

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イリス弦楽四重奏団コンサート

 少し前の話になってしまうのだが、久々に美唄のアルテピアッツアに出かけた。「イリス弦楽重奏団」のコンサートに行ったのである(アルテピアッツァのブログ記事はこちら)。

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 天候は雨。

 イリス弦楽重奏団は、植村薫さん(第1バイオリン)、大谷美佐子さん(第2バイオリン)、後藤悠仁さん(ビオラ)、伊堂寺聡さん(チェロ)によるカルテットで、1992年に結成されたとのこと。このメンバーに地元美唄のピアニスト奥山幸恵さんを加えてのステージ。アルテピアッツァでは7年目で6回目のコンサートらしいが、実は聴くのは今回が初めて。 
 曲目は、
  モーツァルト「魔笛」から「序曲」「夜の女王のアリア」
  ショスターコビッチ「弦楽四重奏曲第8番ハ短調作品110」
  フォーレ「ピアノ五重奏曲第2番作品115」

 モーツァルトもよかったのだけれど、ショスターコビッチとフォーレが鳥肌ものだった。ショスターコビッチは、アタッカ(楽章を続けて演奏する)で演奏される5楽章が重厚かつ濃厚、音の重なりに飲み込まれる。「ショスターコビッチのイニシャルがフレーズに織り込まれている」と聞いて「都々逸か」と思ってしまい、ごめんなさい>ショスターコビッチ先生。一方のフォーレはカラフルで、「一体これはどうやって合わせているんだ?!」とも思ったのだが(たぶんすごく難しいと思う)、音の重なりが気持ちよくて気持ちよくてよくて。
 アルテピアッツァのいいところの一つはステージと客席の間にほとんど距離がないことなのだけれど、2メートルも離れていないところで聴けて、幸せ♪であった。また、皆さんとても楽しそうに演奏なさっているのね。CDで聴いても同じ気持ちは二度と味わえないわけで、コンサートって、特にアルテピアッツァのコンサートは好きだなあ。
 なぜか打ち上げに混ぜていただき、メンバーの方とお話しするチャンスもあったのだが、なぜ楽隊の人はお酒が強いんだろう…じゃなくて、もっとたくさん聴けるチャンスがあればよいなあ、と思ったのだった。みなさんプロ。もんのすごくプロフェッショナル。「自分も頑張ってよいものを作ろう」と励まされる。
 とにかく、来年のコンサートはまた行くことに決めた。
 お誘いくださったN先生、ありがとうございました。

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 幕あい。

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さよなら(?)冥王星

 冥王星が惑星でなくなってしまった。
 プラハで開かれている国際天文学連合総会の最終日、8月24日に決議されてしまったとのこと。
 
  冥王星は格下げ・惑星は8個(読売新聞)
  冥王星が“降格” 太陽系惑星8個に(産経新聞)
  冥王星を惑星から除外(中日新聞)
  太陽系第9惑星が消滅(ITMedia News)
  Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - <太陽系惑星>冥王星を除外 賛成多数で最終案採択 IAU

 「格下げ」とか「降格」「除外」とか、「消滅」ってなんじゃい。「冥王星」はちゃんとあるんだからさ。
 「すいきんちかもくどってんかい」じゃ語呂が悪かろう、とか、あそこに前線基地を作ったガミラスの立場は(毎日新聞は松本零士の談話が載っていてえらい)、とか、星占いではパワーのある星なのに(月や太陽など惑星ではないものも入れているから大丈夫らしいが)、とか、いろいろと残念なことは多い。
 プルートー(冥界の王)&カロン(冥土の渡し守)という名前もかっこいい。「冥王星」という名前もいいよなあ。
 2003年に自分よりも大きい「第10惑星」が発見されたのが、冥王星の不幸だったのだねえ。

 ところで、どみさんも「 かわいそうな冥王星−組曲『惑星』/ホルスト」で冥王星のことを書かれているのだが、ボイジャーのことに触れられているのと、ボイジャーの消息がわかって、とても嬉しい。

 ボイジャー1号・2号、太陽系の果てからの報告

 元気だったのね。よかったよかった。ホラ吹きトトロさん、ありがとうございます。
 ボイジャー1号は、太陽系を離脱する直前に、くるっと振り返って「太陽系の家族写真」を撮ってるんだよね。昔、テレビで、大竹しのぶがナレーションをやったボイジャーの特集があって、大泣きしたっけ。「スタートレック」(映画版第1作)は、実はボイジャーが主役なので大好き。パイオニアが通信途絶、という新聞記事は今でもとってある。 
 暗い冷たい太陽系の彼方で、たったひとり健気に飛び続ける彼らは、いつも心の励みである。   

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「エンター・ザ・フェニックス」

 締め切りが2つ片付いたので、晴れ晴れとディノスシネマの「夏の勝手に香港映画祭」に行く。 「ディバージェンス 運命の交差点」「ドラゴン・プロジェクト」に続く第3弾である。

 ユン・ピョウ率いる赤義団(うろ覚え)と敵対する四字団(これもうろ覚え)、ユン・ピョウが敵のボス(俳優さん誰だっけ。ああ顔はわかるのに)の命を救ったことから、ユン・ピョウの血筋が率いる限り四字団は手を出さないことになった。25年後、ユン・ピョウは死去。息子がいることがわかり、タイから連れ戻されたイーソン・チャンがボスの座に。実は、真のボスの息子は友人としてついてきたダニエル・ウーだったのだが…というお話。

 いやー、ダニエル、上手いわ、きれいだわで眼福眼福。しかも、そこはかとなく、ちゃんとゲイ。殺し屋以外の役が、もっとつくといいのにねえ。
 しかし、自分にとって、真の主役はロー・ガーイン!ユン・ピョウの腹心として出ずっぱり。泣ける。スキンヘッドはたぶんガン治療のためだと思うのだけれど、もう大丈夫なのだろうか。真の回復を心から願う。
 イーソン・チャンは、うまいと思うのだけれど、どうしても、アレックス・マン+ナット・チャン(または吉幾三)÷2に見えてしかたがない。
 ユン・ピョウちゃんは、久々にスクリーンで見られて、とっても嬉しい。もっと映画に出て欲しい。
 カレン・モクはスタイルがよくてキュートだなあ。
 やっすい木村拓哉みたい…と思った君は日本人か。しかし、香港で通じる日本語って「ヤスイ!」とか「オイシイ」なのか。
 カツラ姿が笑えた。若い頃のロー・ガーインったら竹中直人みたいよ。田啓文も不気味。
 デイビッドって、周星馳映画の「フラワー」ちゃんだよね。今回は台詞が多かったなあ。笑った。
 スティーブン・フォンは出番は少ないけど、儲け役だと思う。でも、どうして、監督は自分が出るとかっこよく撮るかなあ。サモ・ハンもそうだよなあ。
 あっと驚くカメオ出演が何人かいるのだが、一番笑ったのは、やっぱりニコラス・ツェ。ステと仲がいいのね。最後の落ちは、名字が出た時点で読めてしまった。

 ステ、ダニエル、それにニコ+サム・リーとくると、気分は「特警新人類(ジェネックス・コップ)」なのね。考えてみると最後も似ている。NG集もついているし。ステはジャッキー・チェンに買われているのだなあと思う。
 たしかに、これが監督第1作目というのに、作り方がとっても上手い。げらげら笑っちゃったし。ダニエルが、タイに戻るつもりで荷造りをしながら人形を見つめるところから真のボスとなるまでのシークエンスは泣けたし。ちゃんと伏線を引いて回収して、きっちりおさめているし。
 「ドラゴン・プロジェクト(精武家庭)」のときも思ったのだが、たぶんステは80年代の香港映画が好きなんだろうと思う。「黒社会」と聞いて浮かぶイメージが「英雄本色(男たちの挽歌)」のあれだし。2004年なら「無間道(インファナル・アフェア)」もできていたのに。
 香港のプロムナードが大画面で見られたのも嬉しかったな。
 あー面白かった。
 DVD、出たら買おうっと。

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 ディノス様、後生だから「絶世好Bra (恋するブラジャー大作戦(仮))」と「忘不了(忘れえぬ想い)」を上映して。お願い。

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あんドーナツ with 碧螺春

 あまり揚げ物は食べないのだけれど。
 なぜか突然あんドーナツがマイブーム。あの皮の歯触りとしみ出る油とあんこのコンビネーションが何ともいえない。一体どうしたんだろ。
 こんなカロリーの高いもの、夜に食べるといろいろな意味で大変なことになるので、朝食べる。相方の飲み物は、冷たい牛乳(あんぱんには牛乳だから)、冷たい紅茶など試してみたのだが、ふと思い立って、愛里さんの碧螺春にしてみる。
 大成功。
 あんこには緑茶なんだけど、お茶の強さとドーナツとあんこの組み合わせがいい感じ。

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 残ったお茶は、スタバのタンブラーに入れて持って出る。少し冷めた方がおいしいので。

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夏の終わり その2

 この話題は前回で終わりにしようと思ったのだが、覚え書きとして、やっぱり書いておく。
 夏の甲子園・決勝再試合「苫駒×早実」は、結局、4対3で早実が優勝。早実の斉藤君はよく投げた。苫駒の田中君もがんばった。みんなよくがんばった。9回裏でホームランを打ったのも偉かった。
 ただ、どこかに「どっちも優勝でいいじゃん」という気持ちがあって、「2回優勝したんだし」という気持ちもあって、その点、絶対勝つという気迫において、早実に負けてしまったような気がする(自分がね)。弱気になってはいかんなあ。
 終わって苫駒の選手がみんな涙しているのを見て、反省する。ごめんね、応援が足りなかった。
 もうひとつ、言いたいのはテレビの報道の姿勢。

   YouTube -早実の校長先生

 よりによって、魔物の話をしてから檄を飛ばしている最中にホームランを打たれてしまうという絶妙のタイミングだったのだが、それより何より、苫駒の攻撃中に早実の応援団を写し続けるというのは、失礼千万ではないのか>テレビ朝日。東京代表ということもあってか、なんだか報道が偏向していたような気がするんだけど。NHKの解説も早実寄りだったし。ここはひとつ甲子園に住むという魔物に、もうちょっと頑張ってほしかったなあ。

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夏の終わり

 あまりスポーツは観ないのだが、今日は別。
 午後は、夏の甲子園決勝「苫駒×早実」を見る。
 既に報じられているように、1対1で延長15回の末勝負がつかず、明日再試合。壮絶。お姉さん(おばちゃんとは口が裂けても言わない)は13回ぐらいから涙が出そうだったぞ。早実のピッチャー斉藤君は15回の最後の最後に149キロとか投げちゃうし。いや、道民としては苫駒を応援しているわけだけれど、敵ながらあっぱれ。フィクションみたいというか、小説より奇なりというか。
 今日の北海道はきっと人通りが減っただろうなあ。明日はどうかなあ。選手の今後のことを考えると、明後日再試合の方がいいんじゃないだろうか(応援団は大変だろうけれど)、もう両方とも優勝でいいじゃんねえ、などと考える。
 結局、午後は野球でつぶれてしまい、夜出かけて戻ってくると、開け放した窓から虫の声。意識したのは今年初めてかも。
 夏も終わりかなあ。まだ暑いけど。

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 これは、ちょうど1年前に撮った夏の終わりの夕焼け空。

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いち、に、サンバル

 すみません。ちょっと書いてみたくなっただけです。
 サンバルは、南インドで日常的に食べられている料理らしい。 スリランカでもビュッフェにいつもあった。コックのおっちゃんに「これ何ですか?」と聞いたら、「サンバルだよ」と言われたので、「ああ、これがサンバルかー」と言ったら、なぜか爆笑されたっけ。なんで笑われたかなあ。
 豆と野菜の入ったスープのような料理で、タマリンドで酸味をつけるのが特徴。
 東京で買ってきたインド食材を使ってみる。

 まず、インスタントのサンバルミックスを使ってみる。「豆入り」と書いてあって、パウダーを1600ccの水で溶き、トマトを入れればいいらしい。好みで野菜を入れろとのこと。トマトだけではあんまりなので、玉ねぎとジャガイモと人参を入れる。

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 なるほど、すっぱめ。あまり辛くない。
 相方はかぼちゃのサブジ。

 インスタントではつまらないので、もう一度作ってみた。レシピは、『10分でできる南インド料理』(ベーガム・アクタル著、ネコ・パブリッシング)を参考にする。豆と野菜を煮て、スパイスとタマリンドを加え、あとから油で熱したスパイスを加えるらしい。
 ムングダール1カップを3カップの水で15分煮、玉ねぎ、完熟トマト(たくさん)、茄子、じゃがいもと一緒に、水を足して柔らかくなるまで煮る。火が通ったら、塩、ターメリック・コリアンダー(パウダー)と水溶きしたタマリンドペーストを加えてさらに煮、頃合いを見て、油で熱したヒングとマスタードシードとクミンシードと赤唐辛子を加える。今回は赤唐辛子は使わず、旬の青唐辛子を初めから一緒に煮てみた。いずれにしても簡単。ヒングは、駆風作用があるとかで、豆や野菜に加えるとよいらしいが、火を通す前は、はっきりいって臭い。玉ねぎの腐ったようなと形容されるらしい。でも、身体にはよいので、積極的に勧める本もあるし、かなりのレシピに入っている。
 
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 できあがり。
 豆が入るのでとろっとしている。
 夏場の栄養補給にいいと思う。スパイスも入っているし。

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冷茶の季節

 札幌は、昨日最高気温を記録した(のかな)後、夜になって28日ぶりに雨が降った。雲の底がひかひか光っていたところを見ると、積乱雲の底だったらしい。雨が降ったあとは、やっと少し涼しくなったかな。
 冷夏の予報だったのに全然当たらなかった今年は、冷茶が大活躍。普段はあまり冷たいものは飲まないのだが、30度を超えると熱いものは飲めない。夜になると熱いお茶は淹れられるけれど、抵抗がなくなるのは25度を切ってから。
 というわけで、毎日毎日お茶を冷やしていた。紅茶と中国茶1本ずつ。
 作り方は手抜きで、お茶パック(出汁用の大きめの)に茶葉を多めに入れ、熱湯をひたひたに注いで、頃合いを見て水を足し、あら熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。
 紅茶は少し前のダージリン。ファーストフラッシュも美味しいけど、ブレンドしたものも悪くない。中国茶は焙煎強めのが稼働中。
 今日の最高気温は25度。冷茶の季節もそろそろ終わりかな。本日有力選手が入ったのだけれど。

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 これは紅茶。

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「ドラゴン・プロジェクト」

 先週に引き続きシネマ・ディノスの「夏の勝手に香港映画祭」に行く。今週は「ドラゴン・プロジェクト(原題:精武家庭)」、スティーブン・フォンの(たしか)監督第二作である。
 整骨院を営む(一見)だめ親父のアンソニー・ウォンと、息子スティーブン・フォン、その妹ジリアン・チョン。昔は情報部にいたと大ぼら話をする父、親子関係も兄妹関係もよくない。しかし、父が元情報部員に恨みを持つマイケル・ウォンに拉致されて…というお話。
 フィーチャリング・秋生さん映画。「頭文字D」に続き、一見だめ(今回は子煩悩)実はかっこいい親父である。しかし、時々「マクダル」の校長先生に聞こえて困る。いや、同じ人なんだけど。スティーブン・フォンはえくぼがかわいく、ジリアンの彼氏であるダニエル・ウーは眼福。君たちを初めて見たのは「美少年の恋」だったっけねえ。2人とも成長したねえ。
 監督のステは、もうほんっとうにカンフー映画が好きなのね、という感じ。整骨院(この訳でいいのか?)で秋生さんが襲われるシークエンスなんか、まんまブルース・リー映画で笑っちゃった。

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 後ろの人骨も活躍する。秋生さんのりのり。

 最後の敵陣に乗り込んで闘うシークエンスも、「ポリス・ストーリー」の頃のジャッキー映画のようだった。びっくりしたのはジリアン・チョンで、アクションがすんごく上手い。「ツインズ・エフェクト」でドニー・イエンが惚れ込んだというのは本当かと思った。アクション女優でもやっていけるよ、君。マイケル・ウォンの息子役の白人少年もやたら棒術が上手かったけど。
 スタッフもけっこうすごくて、制作顧問はシルビア・チェン、武術顧問はユエン・ウーピンである。ステは人望があるんだなあ。
 音楽も美術もよくて、

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 秋生さん家も整骨院もやたら広くて趣味がよい。
 なにげなくお茶映画だし。

 しかし、何より嬉しかったのは、

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 実は大フィーチャリング・ウー・マ映画であったこと。
 わーい、午馬だ、午馬だ!と大拍手。

 欲をいえば、タイトルを「精武家族」とか、「ドラゴン怒りの家族」とか、せめて「ドラゴン・ファミリー」にしてほしかったなあ。テーマは家族なんだから。まあ、カンフー映画は何でも適当に「ドラゴンなんとか」にしてしまう風潮は昔からあったんだけど。

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空は秋

 お盆休みもおしまい。
 実は、東京から帰ってこっち、あまり体調がよくなくて、思いっきり休んでしまったのであった。

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 気がつけば、空にはきれいな鱗雲。
 でも、今日の最高気温は32度らしい。

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「のだめ成分分析」とか「リスペクト」とか

 きのうの続き。
 成分分析は、たくさんあるらしいのだが↓

  人気の成分解析機リスト

 その中にのだめ成分解析を発見する。
 当然やってみました。

 きたきつねの43%はオリバーで出来ています
 きたきつねの38%は木村智仁で出来ています
 きたきつねの9%は菊地亨で出来ています
 きたきつねの6%は黒木泰則で出来ています
 きたきつねの4%は峰龍太郎で出来ています

 うーむ。仕事ができるんだか、女たらしなのか、武士なのか、性格が才能なのか、よくわからない。木村って誰だっけ…峰の友達の沙悟浄か(キャラクターブックを調べてみた)。

 ついでに、本名でやってみると、

 52%はカイ・ドゥーンで出来ています
 25%は坪井隆二で出来ています
 9%は黒木泰則で出来ています
 9%はミルヒ・ホルスタインで出来ています
 5%は奥山真澄で出来ています

 一気に重厚な感じ。とりあえず、才能はあるのか?性格はよさそうだが、ミルヒーと真澄ちゃんはエキセントリックかなあ。それにしても女子が一人もいないとはどういうことか。真澄ちゃんは乙女だけど。共通しているのはくろきんか。

 読んだことがない方もいらっしゃると思うのだが、「のだめカンタービレ」は講談社『Kiss』に連載中の音楽マンガである。コミックスは15巻まで発売中。とてもよくできている。実はとても好き。たぶん、ものすごく売れていると思う。
 ところが、実は、この「のだめ」、フジテレビでドラマ化されてしまうのだ。月曜日の21時から。うーむ。
 いや、香港映画のパクリ具合からみても(「つきせぬ想い」とか「星願」とか。そういえば「無間道(インファナル・アフェア)」をぱくったのもあったよねえ。なんだか腹が立ってきた)、日本の映画やテレビドラマが企画に飢えているのはわかるんだけど。そりゃあ、マンガは絵がついていますからね、小説の映像化よりうんと楽だしね。ストーリーだって面白いのが多いしね。
 でもなあ、マンガのドラマ化、うまくいったことって、あんまりないんだよなあ。なんだか「楽だからドラマ化しました」という制作側の姿勢が透けて見えるのが多いような気がして。原作に対してちゃんとリスペクトがないと、いいものって作れないような気がするんだけど。
 話はずれるが、「リスペクト」って特にフジテレビにはあまりないような印象があるのよ。「めざましテレビ」で香港映画の話題を取り上げてくれるのは嬉しいんだけど、あまりにも失礼なことが多くて。 こんなこともあったし。この間も、「愛と死の間で」でアンディ・ラウが来日し、歌ってくれたのが見られたのはいいのだが、スタジオのコメントが「歌が意外と上手いですね」!「意外と」!ばかもーん、この方をどなたと心得るか、控えおろう!はあはあ。
 …ということで、頼むから、「のだめ」ドラマ化にあたっては、「リスペクト」をもってほしい、と心から願うのであった。「ドラマ化はない」と言い切っていた原作者の二ノ宮和子さんが許可したんだから。
 せめて「動物のお医者さん」ぐらいのクオリティだったらなあ。あれは、チョビがちゃんとチョビだったし、菱沼さんが菱沼さんだったし、二階堂がとっても二階堂だった。あのドラマにはリスペクトがあったと思う。

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 夏の読書の一部。

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オーケストラ楽器成分解析

 またまた、どみさんに教えていただきました(いつもありがとうございます>どみさん)。

  オーケストラ楽器成分解析

 早速やってみました。

 きたきつねの44%は世の無常さで演奏されています。
 きたきつねの43%はヴィオラで演奏されています。
 きたきつねの7%はE♭クラリネットで演奏されています。
 きたきつねの4%はB♭クラリネットで演奏されています。
 きたきつねの2%はアルトフルートで演奏されています。

 ふーん。しっとりと「世の無常」を奏でるのか?
 ためしに本名でやってみると、

 49%は不思議で演奏されています。
 39%はダブルコントラバスフルートで演奏されています。
 5%はバスフルートで演奏されています。
 4%はテナーフルートで演奏されています。
 3%はコントラバスフルートで演奏されています。

 不思議なフルートアンサンブル、しかも低音系。

 マンドリンとかマンドラとかマンドロンチェロとかマンドローネとか、そういう楽器はないのかな。  

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旅先の飲みもの

 出張に出るときには、お茶をどうしようか頭を絞る。
 旅行用茶器セットを組んでみたり、お茶用サーモマグを持って行ったり、マグカップを荷物に入れたり。中でもサーモマグは、この2年程どこでも一緒である。
 今回の東京行きは、愛里さんの東山碧螺春と、缶に入れた寿眉茶、ナルミの茶漉し付マグを荷物に入れ、サーモマグに寿眉茶の茶葉を入れてお湯を注して持っていった。
 ところが、東京が暑くて暑くて、熱いお茶を持って歩く気持ちにどうしてもなれず、水を買うことに。暑いと200ccぐらい一遍に飲めるのね。夜は、マグカップで碧螺春や寿眉茶を淹れ、ごくごく。帰りの飛行機に乗るときは、サーモマグに寿眉茶を入れて移動。飛行機の中で熱いお湯をもらって足すと、濃さがちょうどいいの。

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 今回のラインアップ。

 しかし、その後英国でテロ未遂があり、ニュースを見ると、そのあおりで飛行機内に液体を持ち込めなくなった模様。ペットボトルの中身を空けさせられているし。ということは、機内にサーモマグでお茶を持ち込もうとすると、お茶っ葉もろとも捨てなければいけないということだろうか。
 いや、飛行機に乗るときには毎度サーモマグをチェックされていて、「中身を…」と言われる前に一口飲んで見せつつ、「下半分に何か仕込んでもばれないよなあ」とは思っていたので、あまり驚きはしないのだが、でも、お茶を持っていけないのは困るなあ。もしかして、水筒類は禁止だったりするのだろうか。お茶では何も悪いことはできないのだけれど。
 旅先で美味しいお茶が飲めるのは楽しみなんだけどな。

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「ディバージェンス 運命の交差点」

 札幌の白石というところに「ディノス・シネマ」という映画館がある。都心ではないのだが、マニアな人がいるらしく、香港映画がよくかかる。「SPL」がちょっとだけ来たり(気づくのが遅れて、行きそびれた)。で、8月5日から「勝手に香港映画」と称して、香港映画を4本、1週間ずつ上映している。「ディバージェンス」と「ドラゴン・プロジェクト」と「エンター・ザ・フェニックス」と「6AM」。でも、なぜかホームページにはちゃんと載っていないのね。宣伝すればいいのに。

 1本目の「ディバージェンス」は今日までで、出張で行けないかと思ったのだが、何とか間に合った。お盆でよかった。客は5人ぐらいしかいなかったけど、大画面で香港を堪能。ちょうど、こってりめの香港映画が観たかったんだよね。
 お話は、10年前に恋人が失踪してからというもの、そのことばかり思い詰めている刑事アーロン・クォック、マネーロンダリング疑惑で資産を凍結されている社長の顧問弁護士イーキン・チェン、殺し屋のダニエル・ウーを中心に回っていく。冒頭、何の説明もなくチンピラが殺されるところから映画が始まり、アーロンが飛行機で護送してきたマネーロンダリングの証人をダニエルが暗殺する。アーロンが会社に乗り込んでも、顧問弁護士のイーキンは涼しい顔。実は、そのイーキンの妻は失踪したアーロンの恋人そっくり。一方、イーキンが顧問弁護士を務める社長(団十郎似)の息子は歌手なのだが、その息子が謎の失踪を遂げる。ダニエルは何故かアーロンの行く先々に姿を現す…。
 と、関係があるのかないのかよくわからないエピソードが続いていき、この風呂敷を監督はどう畳むのかと思ったら、伏線を全部回収して何とか畳めてしまう、という話なのね。でも、日本語字幕がなかったら、きっとストーリーがわからなかったと思う。わかってみると、なかなか面白かった。今、DVDを見直しているところ。九龍からの香港島とか街市とか、香港の街が出てきて嬉しい。美術がウィリアム・チョンで見応えあり。アーロンの歌う主題歌も○。
 アーロンは、金馬奨おめでとう!という熱の入った演技。暗くテンションが高く、仕事に支障をきたすほど10年前の恋人失踪を思い詰めている。せめて坂道に停車するときはサイドブレーキはかけたほうがいいと思うぞ。イーキンは、実はいろいろ背負っていそうなのに、描かれ方が薄味で気の毒だった。ダニエルは、実は今まであまりそう思っていなかったんだけど、顔がきれいでびっくり。眼福。これは「ドラゴン・プロジェクト」も「エンター・ザ・フェニックス」も行かなければ(追記:行ったのでリンクを張りました)。余談だが、監督のベニー・チャンは、香港映画界屈指のイケメン監督だと個人的には思う。 
 その他、俳優さんが、いろいろ出ていて楽しかった。エリック・ツァンは今回はアーロンに理解を示すいい役。「星願」の役柄に近い感じ。サム・リーも久々に出ていて、びっくり。そして、なにより、林雪!出てきたときには思わず立ち上がりそうになった。ジョニー・トー映画じゃないので全然予測していなかったのよ。お客が少ないのをいいことに、スクリーンに手を振ってしまう。香港映画に欠かせない脇役になったんだねえ。

 それにしても、ディノス・シネマ、ここまでやるからには、是非「忘不了(忘れえぬ想い)」と「絶世好Bra (恋するブラジャー大作戦(仮))」をやってくれないか。ついでに「十萬火急」「暗戦」「暗花」「眞心英雄」「非常突然(デッドポイント 黒社会捜査線)」なんかも入れて劉青雲祭りなんかやってくれると、とっても嬉しいな。

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インド食材きたる

 カレーづいている今年の夏、手持ちのスパイスで一通りのことはできるのだが、欲しいものもある。
 なので、東京に行ったらインド食材を現物を見て買いたいと思っていた(あとは通販で買えばいいし)。ネットで検索し、近所についでがあったので、 MAYA BAZAAR というところに行ってみた。
 サイトの地図はけっこうおおらかなのだが何とか探し当てる。目黒駅のアトレ目黒2の出口から出て、みずほ銀行の横の道を入った1本裏のアパート(?)2階。なんとなく香港・重慶マンションのインドスーパーを思い出す。
 早速棚を探索し、送ってもらえるというので爆裂。
 買ったものは、スパイスがフェネグリーク(ホール)・フェンネル(ホール)・クミンシード(ホール)・ブラックマスタードシード・ヒング・カレーリーフ、豆がチャナダール・ムングダール・イエロームングダール・マスールダール、タマリンドペースト、サンバルマサラ、ドーサミックスなど。どれも300円以下。
 いざお会計という段になって、DVDも扱っているのを発見し、欲しかったのは売約済みだったので、2004年の映画音楽(ダンス)ベスト盤を買う。
 荷物は本日到着。まずはカボチャのサブジとタマリンド風味の茄子カレーを作りたい。これで大概のものは作れるので嬉しいな。

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 お店の人は、日本語がとても上手なインド人(たぶん)なのだが、最初英語で話しかけられた。どこの人間に見えたのか、ちょっと気になる。

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帰ってきました

 やっと札幌に戻ってきた。
 「やっと」というのは、飛行機が「新千歳空港視界不良のため、着陸できない場合は羽田に引き返すことが予測されます」と乗る前に言われてしまったから。「引き返すことが予測されます」と「引き返す可能性があります」だと、かなり確率が違うような気がするんだけど。おまけに、引き返した場合は乗り物の最終に間に合わないだの、宿泊費は出ないだの、さんざん脅かされ(それで降りた人がいたので出発も遅れ)て、着陸前は手に汗を握ってしまった。また、着陸前はカメラに雲しか写らないのね。ときどき照明があたってぱあっと光ったりして。ああ、どうなるんだろう、がんばれレーダー、がんばれ飛行機、がんばれ操縦士さん、と念を送り、なんとか無事着陸して内心ガッツポーズ。やれやれ。
 帰ってきて、とにかく暑かったらしいので、植物に速攻で水を遣る。なんとか無事でよかったよかった。夜はやっぱり涼しいなあ。東京は冷房と朝夜暑いのがこたえる。
 荷物をほどいて、ひさびさに茶壺でお茶を淹れる。おいしいな。

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 茶杯は、このたび海風號でスカウトしてきたもの。
 お茶はFormosa Tea Connectionの白毫烏龍茶。

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若冲先生とデート

 東京で絶対行こうと思っていたのが、東京国立博物館での「 プライスコレクション 若冲と江戸絵画展」。
 むかし「果蔬涅槃図」を見て、なんだこの人は、と思って以来、とても好きなのだ。二股大根のお釈迦様を囲んで嘆き悲しむ野菜の弟子たち、という、ふざけた絵なのに、いいのよ。いっぺん生で見たかったのよ>伊藤若冲先生。
 というわけで、いそいそと会場へ。平日の午前中なのに、けっこう混んでいた。展示は5室に分かれていて、若冲先生はそのうち1室のみ。その1室に2時間以上入り浸る。
 生の絵を見る最大の喜びは、筆の跡を目で直接辿る快感だと思う。筆の跡を辿っていくと、なんとなく描いた人の目や手と同化できるような気がするのだが、入ってすぐ右にあった「花鳥人物図屏風」と「鶴図屏風」が、もう気持ちよくて気持ちよくて。墨だけで描かれた筆致がいろいろで、目つきの悪い烏や正面向きの間抜けな鶏や瓢箪と同化したような李白先生はもちろん、背景の植物の筆致がそれぞれ違っていて、飽きない。くれるものなら(くれないけど)、是非欲しい。
 たぶん、最大の呼び物は、4万3千個の升目で描かれた「鳥獣花木図屏風」だと思うのだが、たしかに、「これ、どうやって描いたのだろう」とか「このポケモンみたいな動物は何」とか「その後ろにいる角が1本で白い毛がもふもふした君は何だ」とか、間抜けなヤマアラシとか麒麟とか虎とか豹とか、空だか海だかわからないところを泳いでいる謎の獣とか、見所が満載で、やっぱり30分以上見てしまったのだけれど、これは家には荷が重い。コレクターであるプライスさんのお宅には、この屏風をそっくりタイル画にしたお風呂があるらしいが、それは羨ましい。
 有名な絢爛豪華な鶏もいいのだが、どちらかというと、水墨画のほうが欲しいかも(くれないって)。
 ともあれ、早々に家督を弟に譲り絵に打ち込んだという若冲先生、きっと動物好きで、ちょっと変な(褒めている)人だったんだろうと思う。お会いできて嬉しゅうございました。
 
 あとは、いろいろな作家の「猛虎図」が見られたのが楽しかった。間抜けでかわいいのが多いのだ。虎は現物が日本にいないので剥製をモデルにしたらしいのだが、動きが明らかに猫(たぶん画家の愛猫)なんだよね。長沢芦雪のは人が入っているようだし。芦雪先生は、巨大な動物を無理やり屏風に押し込めたような「白象黒牛図屏風」もよかったなあ。見た瞬間、爆笑。そばに白い狆みたいな犬が横座りしてるし。芦雪先生も動物好きに違いない。
 「白象黒牛図屏風」は「ガラスを隔てず、自然光のように変化し陰影のある光で(たぶん昔のように)見る」という展示室で見たのだが、この展示室もよかった。金箔がうっすら光るのを、お座敷で灯明で見られたらいいのにと思う。屏風とともにお座敷で過ごす一夜、とか、どうかな。デポジット、高くてもいいぞ。
 カルフォルニアのプライス邸「心遠館」には、光を変える仕掛けがしてあるらしい。ちなみに、プライスさんは、すべての展示をガラスなしで、と当初主張したとか。集めたものといい、センスのいい人である。
 
 そんなこんなで4時間以上遊んでしまい、とっても楽しかった。

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 売店で思わず爆裂。

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杉浦日向子さんの新刊

 東京に滞在中。日曜日に仕事が一段落したので、2日ばかりお休み(明日はまた仕事をして帰るのだが)。人に会ったり、買い物したり、持ってきたDVDを見たり、博物館に行ったり、本屋に行ったり、本を読んだり。しばらく暇にしていなかったので、初めはちょっと時間と集中力の使い方がわからなかった。本屋で読みたい本をばっと買って読みふけるという贅沢をし、我にかえる。
 そのうちの一冊、『うつくしく、やさしく、おろかなり—私の惚れた「江戸」』(筑摩書房)は杉浦日向子さんの新刊である。亡くなってから1年たったんだな。
 あちらこちらに書かれたエッセイや談話を渉猟し、縁の深かった編集者の松田哲夫さんが編集したものらしい。松田さんによるあとがきも胸を打つ。装丁は南伸坊さんという豪華メンバーである。タイトルは、ちくま日本文学全集「岡本綺堂」のあとがきからとったもの。
 講演録がいくつか入っていたりするせいか、斜にかまえることもなく、とてもまっすぐな語り口で江戸を語っているものが多いような気がする。冒頭「神田八丁堀」の「今生きてここにある自分は、江戸が好きでたまらないけれども、もし、今より少しでもずれて産まれていたなら、たぶん江戸には巡り会わなかったと思う。(中略)命の咲くタイミングに、時差があるとは信じない。(中略)昨年、手前勝手に「隠居宣言」して以来、いっそう「ああしたい、こうしたい」という欲とは縁遠くなった」というくだりは、「隠居宣言」が難病を得てからだと知った今、胸を打たれる。きっと、いろいろなことを考えていらしたのだろうなあ。『ガロ』に書かれた「無能の人々」もいい。たぶん、「執着」ということが心底苦手だったのではないか。
 杉浦さんの本で一番好きなのは『江戸アルキ帖』(新潮文庫)なのだが、この本もとても好き。東京で読めてよかったと思う。でも、もっともっと新刊を読みたかったな。

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 神保町の「さぼうる2」にて。

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深夜の一息

 とりあえず、締め切りは一応クリア。明日のプレゼンが終われば一段落。
 そのため東京に出るので、植物に水を遣り、荷物を詰める。こまごまとした用事はあるものの、今までに比べると格段に余裕があるので、どのDVDや本やお茶を持っていくか悩ましい(嬉)。
 結局、お茶は寿眉と東山碧螺春、本は恩田陸と菅浩江、DVDは香港もの中心になった。
 昼は暑いものの、夜はひんやり、しんとしている。寝るのがもったいないような気もするけれど、眠い。早く寝ないと飛行機に乗れないな。東京は暑いんだろうなあ。夜も。

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 北海道大学総合博物館の化石展示室にある見事なウミユリ。このころの海は静かできれいだったんだろうなあ、などと思う。

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北海道大学総合博物館

 北海道大学総合博物館は、元理学部旧館。昔から恐竜の骨が飾られていた階段ホールが大好きで、こっそり散歩に来ていた。今は堂々と遊びに来られて嬉しい。特に、石や化石や古生物の骨格標本がある3階が好き。
 
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 3階の階段ホール。
 むかーしの哺乳類がこっちを見ている。

 今回は、友人とそのハンサムな息子さん共々、特別展示「モンゴルの恐竜展」を見に行ったのだった。

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 タルボザウルスの頭骨。小山のよう。
 向かって右が生前のお姿。でかい。
 生で会うのは避けたい。

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 サウロロフスの頭骨。
 これは草食らしいが、1メートル半を優に越す。

 ほかにも、子供が好きそうな「恐竜の糞化石」とか、「始祖鳥」の化石とか、足が速そうな鳥っぽい恐竜の全身骨格とか、こぢんまりとはしているものの、充実した品揃えだと思う。

 しかし、特別展示より好きなのは常設展示で、古生物の骨格標本のある部屋がとてもとても好き。
 デスモスチルスやニッポノサウルスやパラサウロロフスの骨格もいいのだが、ひいきは、

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 体長10メートルのマチカネワニ。 
 1メートル以上ある頭部、人一人は優に入りそうな胴体、長ーい尻尾(秘密があることを博物館のおっちゃんに教えてもらう)。あまり長いので、壁に斜めにくねっている。
 こいつと素でばったり会ったら、もう絶対に助かるまい。

 この博物館、なんと入場無料である。すばらしい。
 実は「モンゴルの恐竜展」は既に2回行っているのだが、あと2回は絶対行きたい。

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ビアガーデンの季節

 この季節、「もうビアガーデン行った?」が挨拶がわりになることがある。なんといっても、ここは札幌。130年前に開拓史が初めてビールを作った土地柄ではあるし、緯度が高いので夏は日も長いし。気候がよくてビールがうまい。
 と思っていたら、Yahooニュースのトップを見て驚く。

  ビアガーデン 北大レストランにオープン 国公立大で初

  大学のホームページには、「北海道大学では,緑豊かなキャンパスの夕べを地域の皆様に開放することで,本学をより身近に感じていただくことを目的に,構内においてビアガーデンを開催することといたしました。夏の夕べのひとときを緑のキャンパスで過ごしませんか」とあるが、全国ニュースになるようなことなんだなあ。構内ジンギスカンがあたりまえのせいか、ビアガーデン実施自体には、あまり驚かなかったんだけど。
 散歩がてら様子を見にいってみたら、

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 意外に人がいてびっくり。
 どうせなら、理学部の横あたりの広い芝生でやればいいのに。

 しかし、札幌でビアガーデンといえば、 大通納涼ビアガーデンでしょう。札幌中心部の大通公園が全長ほぼ1キロにわたってビアガーデンになってしまう、(たしか)1959年から続いているという札幌の伝統行事である。夕方明るいうちから外でわんわんとビールを飲んでいる人々を見ると、いいところに住んでいるなあ、と思う。場所としては木が生えている西5丁目(アサヒビール)が雰囲気がいいのだが、道民としてはサッポロビールがひいき。開催中にせめて1回は行きたい。
 で、行ってきました(嬉)。
 どこの会場も生バンドが入っていて、お客さんはあまり聞いちゃいないのだが、サッポロビール会場がえらかったのは、背中に羽をしょって半裸(といっていいと思う)でサンバを踊るお姉さんを出したところ。

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 こんなお姉さんが10人ぐらい、お立ち台で踊ったり、

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 客席の間を練り歩いて、目の前で踊ってくれる。
 客席、瞬時に大盛りあがり。
 お姉さんの腰に千円札をはさむおっちゃんも出る始末。

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鶏と大根のカレー

 すみません、またカレーです。
 ものすごーく久しぶりに明るいうちに職場を出て、晩ご飯を作って食べた。市場で野菜を見ると「これをカレーにしたい」と思い、青唐辛子が一袋198円というのを見ると「これでフレッシュな辛さのカレーを作りたい」と思ってしまうのである。カレーの神様でも降臨しているんだろうか。スリランカからついて来たのかも>カレーの神様。
 さて、この「鶏と大根のカレー」は『dancyu』に載っていたある居酒屋さんのメニューを換骨奪胎したもの。
 鍋に油を熱し、例によってマスタードシードとクミンシードを入れてぱちぱちいわせ、フードプロセッサーにかけてみじん切りにした玉ねぎと人参、おろしにんにく、青唐辛子(今日は2本)を加えて炒める。火が通ったら、鶏肉(唐揚げ用を使用)を入れてさらに炒め、いちょう切りの大根と完熟トマトを入れ、少し水を入れて(水分は野菜から出る)塩とクミン・コリアンダー・ターメリックを加えて、かきまぜながら大根に火が通るまで煮る。

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 制作中。今日は余ったプチトマトも入れてみた。

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 できあがり。
 カレーに大根は意外と合う。
 お肉のカレーは、玉ねぎと人参をベースにするといいみたい。

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