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「ドラゴン・プロジェクト」

 先週に引き続きシネマ・ディノスの「夏の勝手に香港映画祭」に行く。今週は「ドラゴン・プロジェクト(原題:精武家庭)」、スティーブン・フォンの(たしか)監督第二作である。
 整骨院を営む(一見)だめ親父のアンソニー・ウォンと、息子スティーブン・フォン、その妹ジリアン・チョン。昔は情報部にいたと大ぼら話をする父、親子関係も兄妹関係もよくない。しかし、父が元情報部員に恨みを持つマイケル・ウォンに拉致されて…というお話。
 フィーチャリング・秋生さん映画。「頭文字D」に続き、一見だめ(今回は子煩悩)実はかっこいい親父である。しかし、時々「マクダル」の校長先生に聞こえて困る。いや、同じ人なんだけど。スティーブン・フォンはえくぼがかわいく、ジリアンの彼氏であるダニエル・ウーは眼福。君たちを初めて見たのは「美少年の恋」だったっけねえ。2人とも成長したねえ。
 監督のステは、もうほんっとうにカンフー映画が好きなのね、という感じ。整骨院(この訳でいいのか?)で秋生さんが襲われるシークエンスなんか、まんまブルース・リー映画で笑っちゃった。

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 後ろの人骨も活躍する。秋生さんのりのり。

 最後の敵陣に乗り込んで闘うシークエンスも、「ポリス・ストーリー」の頃のジャッキー映画のようだった。びっくりしたのはジリアン・チョンで、アクションがすんごく上手い。「ツインズ・エフェクト」でドニー・イエンが惚れ込んだというのは本当かと思った。アクション女優でもやっていけるよ、君。マイケル・ウォンの息子役の白人少年もやたら棒術が上手かったけど。
 スタッフもけっこうすごくて、制作顧問はシルビア・チェン、武術顧問はユエン・ウーピンである。ステは人望があるんだなあ。
 音楽も美術もよくて、

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 秋生さん家も整骨院もやたら広くて趣味がよい。
 なにげなくお茶映画だし。

 しかし、何より嬉しかったのは、

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 実は大フィーチャリング・ウー・マ映画であったこと。
 わーい、午馬だ、午馬だ!と大拍手。

 欲をいえば、タイトルを「精武家族」とか、「ドラゴン怒りの家族」とか、せめて「ドラゴン・ファミリー」にしてほしかったなあ。テーマは家族なんだから。まあ、カンフー映画は何でも適当に「ドラゴンなんとか」にしてしまう風潮は昔からあったんだけど。

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コメント

きたきつねさん、こんばんは。
いま記事を拝見して、もしかして同じ回を観たのかしら?
と一人勝手に嬉しくなり、思わずカキコしてしまいました。

>ドラゴン・プロジェクト
この題ならどんな映画かわからないですよね・・・。
邦題のつけ方はつくづく微妙だなと感じます。

私、「よーし、今日は大画面でステの笑顔に倒れよう!」と出かけたのに、
秋生さんに倒れて帰宅しました(笑)

投稿: 東雲 | 2006.08.17 23:09

東雲さん、ごぶさたしています。
あそこに、いらしていたのですか。
もしかすると、お会いしていたかもしれませんね。

ステは、笑顔もさることながら、
よい監督になりそうですね。
昔からのカンフー映画好きには、
たまらない映画でした。
おお、午馬!

それにしても、タイトル、誰がつけたんでしょうねえ。
「プロジェクト」って何?という感じで。

投稿: きたきつね | 2006.08.18 08:26

こんばんは
「ドラゴン・プロジェクト→ファミリー」良い映画ですよね
私はまだ香港でしかこれ見てないのですが
ホンコンヤンの大爆笑の中で 
ちっとも英語字幕に追いつけなかったですが 
結構笑いながら楽しく見れました
地元でも来月ようやく公開してもらえるので 
遂に日本語字幕で見れます 
心行く迄笑い転げて来るつもりです
ひこのちょっと情けない顔が 何と言っても迷としてはツボです

投稿: usako | 2006.08.19 00:25

香港の映画館で観られたとは羨ましい。
大爆笑ということは、盛り上がったんでしょうね。
たまに笑うツボが違ったりしますが…。
この映画なら、たぶん字幕はそれほど必要なかったのでは。
彦祖、いい役ですね。楽しんでくださいね!

投稿: きたきつね | 2006.08.19 23:01

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