生日快楽
昨日もちょっと書いたのだが、今日はレスリー・チャン(張國榮)のお誕生日だ。あれから3年、生きていれば50歳。年をとったさまが想像できない人ではあったのだが、どんな50歳になっていただろう。
昨日は自作ベスト(「由零開始」とか「有心人」とか「玻璃之情」とか)をかけていたのだが、今日は1日こもって締め切り仕事。夜になって「ライブ・イン・コンサート」のDVDをかける。1996年末から1997年の初めにかけて香港コロシアムで行われた演唱會で、同じバージョンで日本でも行われた。
手元にある当時の『Focus』(載ったのだ)を見ると、1997年2月6日号。たしか1月の15・16日だった記憶がある(訂正:1月25・26日でした)。日本での初めての演唱會で、東京国際フォーラムに飛んでいった。後にも先にもただ1度の生レスリー。『Focus』には「とにかく濃かった」と書かれているのだが、衣装がことごく光り物だったのと、握手タイムがあったのと(警備員がぶちきれていたらしい)、アンコールの「追」で涙して歌えなくなったのが忘れられない。
あれから10年、こちらは10歳きっちり年をとったが、レスリーの時間は止まってしまった。同じ時間にいられたことの幸せと、もう見ることも聞くこともできないという気持ちと、生き続けていくということ、途中でいなくなってしまうことを、しみじみと噛みしめる。
記録ではなく、ずっとリアルタイムで見ていたかったな。
追記:an-anさん、トラックバックしかと受け取りました。こちらからも送りますね。
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コメント
やはり今日はこの話題ですね。
色々語りたいけれど,語ると溺れてしまいそうなくらい
たくさんの思い&思い出が・・・。
まずはTBさせていただきました。
投稿: an-an | 2006.09.12 23:45
DVD、観ていると、やはり泣けます。
映像のなかではこんなに生き生きしているのに…。
それでも、我々は生きていかなければならないのですけれど。
投稿: きたきつね | 2006.09.12 23:57
「あれから何年」というのを、こういう形で数えるのはつらいです。追うようにアニタのも来るし。
投稿: みゃお | 2006.09.13 20:12
辛いとは思いつつ、つい数えてしまいます。
きっと毎年数えてしまうのでしょう。
そして、彼らはどんどん若くなっていく…(嘆息)
投稿: きたきつね | 2006.09.13 23:34