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故宮です

故宮です

 やって来たのは、念願の故宮博物院。
 ところが。
 まだ改装は終わっていなくて、半分はクローズしていたのだった。4階の茶館「三希堂」も閉まっていて、とても残念。行きたかったんだよなあ。今回の入場券で、来年の12月31日までの間にもう1回入場できるらしいのだが。もう一度、フルオープンしてから来てね、ということなのか。
 しかし、「大観」という大きな展覧会はやっていてよかった。
 まず行ったのが、「大観」のひとつ、「汝窯」展。水色がきれいでねえ。本物はいいなあ。、「大観」では、北宋の書画展もやっていて、蘇東坡の真筆が見られてよかった。このあたりは、人もあまり多くなかったし。
 多かったのは、青銅器の部屋と、清の時代の部屋。要するに、有名な展示物がある部屋なんだけど、何がうるさいって、ツアーガイドの声がでかいでかい。日本韓国とりまぜて5組以上いたと思う。人は多いし。でガイドさんが何を言っているかというと、「これは有名ですから」。あのさあ、有名だからって見に来るの、やめない?ガイドブックを確かめるような見方をしても、つまらないでしょう。せっかく、あんなにいいものが並んでるんだから、自分の好きなものを見つける方が楽しいのではないかなあ。一応、係の人が「お静かに」という札を持って歩いているのだが、ツアーには何も言わないんだよな。頼むからああいうツアーは禁止にしてほしい。ほんとに。
 青銅器は、金文(むかーしの漢字の先祖)や動物の意匠が面白くて面白くて、もっと静かにゆっくり見たかった。あと、明代の瀬戸物、特に茶杯!うちにもある有名な鶏の意匠のもとはこれかあ、とか、この葡萄の茶杯ほしいなあとか、鴛鴦の意匠のお皿とか、とってもとってもよかった。一つくれるなら(くれないけど)葡萄の茶杯がほしい。
 ツアーの人が山盛りになっていた清代の異常に細かい細工物には、それほど心惹かれなかった。磁器も清代より明代のほうが好み。しかし、なぜか、いつも人が山のように群がっていた、とても有名な「翡翠の白菜」と「肉石」は、すごいタイミングで、なぜか独占できたのだった。思ったより小さくてね。しかし、あの石を見て「白菜を作って献上しよう」とか「肉にそっくりだから献上しよう」と思った人はすごいと思う。普通考えないよな。
 団体が来ないうちにと、売店に走ったのだが、明代の磁器と金文と山水画の特別展の図録(それぞれ別)が手に入ったのがとても嬉しい。とくに明代の磁器!

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コメント

懐かしいです。4回行ったうちの2回、この博物館に行きました。また台湾に行きたくなってしまう写真の数々にため息が。。。一人鍋もしたいし、花生豆花も食べたい!!もちろん茶芸館めぐりもしたいよ~~

投稿: 桂花 | 2006.12.26 22:16

桂花さん
冬休みに入ったのですね。
台湾、初めて来たのですが、
とてもすごしやすくて、よいところですね。
あまり快適で不安になるぐらい。
故宮博物院がフルオープンしてから、是非!

投稿: きたきつね | 2006.12.26 22:38

台湾レポート、楽しく読ませていただいています。
あらら・・まだ全館オープンではなかったのですね。でも、また来る楽しみができたではないですか。
故宮は何度行っても飽きないですね。
住んでいた時に半年に1回くらい訪れていましたが、私は玉器、絵画が好きでした。
次に行く時には陶磁器をよーく見たいと思っています。

投稿: ちょし | 2006.12.26 23:20

住んでいたときに、半年に一度…
いろいろな意味で羨ましすぎます。
玉器もいいですね。最古の「圭」とか。
とろっとした艶がたまりません。
山水画も好きです。
フルオープンしたら、また行きます。

投稿: きたきつね | 2006.12.26 23:36

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