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右と左

 今回はとどこおりなく日常に復帰したはずが、やはり疲れていたのか、今日はあまり使いものにならず。困った。明日は、ばたばただなあ。眠いよお。
 
 年越し用の買い出しに出て、ふと気がついてみると、右と左が混乱している。いや、右と左はわかるのだが、外を歩くときに迷う。
 日本は「車は左」だが、台湾は「車は右」なのである。
 車は道路の右側を走り、地下鉄の階段では人は右側通行。日本は左だよね。なぜか道路の「人は右」と逆。それは台湾でも同じ。エスカレーターは、札幌では(地方によって違うらしいが)左側に立って右側を急ぐときに空けるが、台湾は右側に立って左側を急ぐ人のために空ける。
 特に大切なことは、道路を渡るとき、日本は「右左」を見るが、台湾は「左右」を見ること。車やバイクが突っ込んでくるので間違うとえらいことになる。
 台湾に行って、「左右」を見て渡るのと、階段は右側を歩くのと、エスカレーターでは右側に立つのは、すぐに慣れた。慣れなかったのは、バスの方向で、どうしても左側通行の感覚で、反対側のバス停で待ってしまうのね。
 日本に帰ってきて困ったのは、道を渡るとき「右左」か「左右」かが分からなくなってしまうのと、エスカレーターでどちら側に立つかということ。
 なぜ順応の順番が違うんだろ。不思議。

20061230shingo

 台湾の信号機。
 青信号になると、赤信号のところに残り秒数が出る。さらに青の人型は動くようになっていて、残りの秒数が少なくなると、どんどん速く走り出し、とっても焦るのであった。
 広い道は10秒を切ったら渡らないようにしていたのだが、秒数が出ない信号機(たまにある)の箇所で、道の真ん中で赤になってしまい、やむなく狭い中央分離帯の端っこ(実質道路の真ん中)で待つはめになり、実に中国人らしい気持ちになった。大陸だと、3車線の道路のセンターライン上で人が待っているのは当たり前。車はみんな飛ばすので、けっこう怖かったりするのだが(特に見ているのが)。

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コメント

右と左、左と右、ですね。
そう、これは帰国してもややしばらくとまどいますね。
台湾でタクシーなんかに乗ると、右折時に反対車線に入るような感覚に陥って「危ない危ない!」と何度も口走ってしまいましたよ。

香港では帰国後に話す声が大きくなっていて、時々友人を驚かせてましたっけ。
中国からの帰国後は、トイレを開けっ放しにして親におこられました。

投稿: みゃお | 2006.12.31 21:45

みゃおさん
あけましておめでとうございます。
台湾では、信号横断中に右折で突っ込んでくる車が
怖かったです。
香港から帰ってくると、確かに声が大きくなりますね。
ともあれ、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

投稿: きたきつね | 2007.01.01 00:33

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