やっと工夫茶
帰る前に、もう1件ぐらい茶芸館に行きたかったのである。さんざん歩き回ったし。
餃子と酸辣湯を食べつつ、ガイドブックを見直してみると、通りの名前を勘違いしていたことを発見(だから、通りの名前と住所は確認しておけって>自分)。気分も新たに台湾大学の方へ。
大学の近くだけあって、本屋、食べ物屋、珈琲ショップが山盛り。まるで東京の神保町のよう。おまけに、長いこと探していたDVDとVCDの店を発見。NHK特集(日本語・中国語音声、中国語字幕)やディスカバリーチャンネルのDVDが安い。思わず爆裂。今回は、映画のDVDは買わなかったのだが、文化系のをずいぶん買った。字幕がついているから中国語の勉強にもなるしね。故宮博物院でも買ったのだが、なかなかよかったのだった。
で、また雨の中、裏道をさまよっていると、茶芸館発見。「(王月)飲軒」というところ。予約がいっぱいで、8時までと言われたのだが、1時間以上あったので、入れてもらう。3組ぐらい入るお座敷。台湾大学らしき女子学生グループでいっぱいだった。大学のそばにこんなお店があっていいなあ。
学生さんの乗りは、お茶を飲みつつご飯を食べてお喋りに来ているよう。言ってみれば、お酒なしで飲みに来ているようなものか。こちらも、店の隅で1杯やっている親父のようなものだ。
お茶は、木柵鉄観音にした。お茶請けは茶梅(70元)。実は、お茶が400元と高いのだが(一人鍋2回分)、茶葉が4回分ぐらい来るのね。思うに、この手の工夫茶を頼んだら、茶葉を4回取り替えるぐらいいるのは当たり前、ということなのではないだろうか。ああ、もっとゆっくり来たかった。
卓上のしつらえ。
この室内は道教か仏教っぽい感じ。
明日は9時半の飛行機で帰らなければならないのである。
短い滞在だったなあ。また来よう。
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