サプリ
本日も食べ物ネタ。
この季節恒例のいちごトースト。
バターをたっぷり塗ったトーストに半分に切った苺を乗せる。そのままでも美味しいけれど、コンデンスミルクをかけるのも好き。
なぜ食べ物ネタが続くかというと、他のことを書いている余裕があまりないから。お仕事のハイシーズンが続いているのである。朝からびっちり働いていると夜には頭が働かなくなるので、そんなに遅くはならないようにしているけれど、今こうして打っていると、タイプミスがひどいので、疲れているのかなあ、やっぱり。
帰りのお楽しみは束の間の立ち読みなのだが、今日はいろいろな雑誌の発売日で楽しかった。
『フィール・ヤング』に連載中の「サプリ」は、雑誌を立ち読みしてコミックスは買っているのだが、今日読んだ回の最後が「『癒される』ということは何かをごまかしているのかも」という言葉だった(文言は正確ではないかも)。そう思う。
実は、「癒し」とか「癒される」という言葉、自分ではあまり使いたくないのよ。他の人が使うのはいっこうに構わないのだけれども。悲しければちょっと泣いてもいいけど、人生は大変なことがあってなんぼ、疲れたら休んで、行けるところまで行って、ちっとはましな人生にするのがお務めだろう、というように思う。楽しいこと、綺麗なこと、幸せなことも生きていれば必ずあるので、それは、ただ「楽しいなあ」「綺麗だなあ」「幸せだなあ」と思っていればいいのではないかなあ。
綺麗なものを見て「癒されるー」と言うのって、陰で「自分は不幸だ」と言っているのと同じなのではないか。そりゃ綺麗なものに失礼だ。「癒してあげたい」って、実はとても不遜な言葉なのではないか。と思う。
「人間として退化」してたって(そういう下りが作中にある)そうなったもんはしょうがないじゃないよ、ええい片桐(「働く女」が邪魔くさいらしい作中の男)うるさいぞ、ミナミちゃん(主人公)あんたはがんばって幸せになれ、などと読みながら思ってしまったのであった。
作者のおかざき真里さんは、インタビューを読むと大変男前な方のように思われる。「サプリ」は働く女性のマンガなんだよな。話は収束に向かっているような気がするのだが、「サプリ」ってどんな意味なんだろ。
栄養は、できれば、サプリメントではなく食べ物から美味しく摂るほうがよいと思うのだが。
いちごトーストは、美味しくて栄養もあってえらいと思う。
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