「ナイト・ミュージアム」ふたたび
平日はもうずーっと仕事なので、そろそろ精根が尽きかけていて、特に最近は朝早いので、夜は仕事をしたくない気分が横溢している。今日は、ついに早めに上がって映画に行くことにした。
本当は、ジャッキーの新作「プロジェクトBB」に行きたかったのだが、時間が合わないのよ。今週の金曜までなのだが、1日1回しか上映しないというのに、平日は仕事が終わってからでは間に合わない時間なのであった。いつの間にか来てあっという間に去ってしまうので、せめて、ちゃんと宣伝し行きやすい時間にするのが筋だろう。行きたい人間はいるんだから。
そこで、香港行きの飛行機で見た「ナイト・ミュージアム」を日本語字幕で大きいスクリーンで観ることにした。
一度見ているけれど、飛行機の椅子の背についている小さい画面だったし、ニューヨークの自然史博物館を大画面で見たいし、楽しい映画なのはわかっているので、疲れているときにはぴったり。
話の筋はわかっているので、オープニングから、この展示物がこんなことやあんなことに…と思うと可笑しくてしかたがない。早く動けーと思う。
ティラノ「ポチ」ザウルスはやはり萌え萌え。骨のくせに水飲み機で水飲んでるし。もうひとつ可愛かったのが、翡翠とおぼしき中国のお獅子。特にフィーチャーはされていないのだが、しょっちゅう写っていて、もこもこした動きがとってもキュート。ペットにしたいぞ。出番が少ないモアイさんは実力者なのね。
夜勤1日目に動き出した展示物に肝をつぶしたベン・スティラーが、1日で歴史その他を勉強して対策を練るのが偉かった。猿(しかも剥製)の相手をまともにするのも偉い。アッティラ大王と心を通じさせるところも偉い。やはり「英雄にならざるをえない」器だったのかのう。しかし、宝物泥棒をつかまえて「八つ裂きはだめだぞ」「(アッティラ王がアクションで)ちょっとだけ、ね?」「じゃあ、ちょっとだけな」って、おい。
教訓は、「仕事の前にはマニュアルを読む」ことと「窓はちゃんと閉める」ことか。それにしても、朝日を浴びて塵になったネアンデルタール人(唯一の犠牲者)は不憫であった。ネアンデルタール人たちを率いるコロンブスの銅像というのも考えてみるとすごい絵柄だなあ。ローマ軍大将とカウボーイの友情は泣かせる。
最後も「大団円!」という感じでよいのだが(しかし夜中に「セプテンバー」で踊りまくりでは近所にばれるのではないか)、さらにその後、エンディングのバックでミッキー・ルーニーとディック・ヴァン・ダイク(「メアリー・ポピンズ」の煙突掃除のバートだ)が踊るのが、思わぬ儲けものであった。たぶん80歳過ぎていると思うんだけど。身軽である。
たくさん笑ったので、頭の疲れがとれた。疲れたときには笑うのが一番だなあ。DVD、出たら買おうっと。
博物館にも行きたいなあ。
これは北海道大学総合博物館の格好いい天井の吹き抜け。アインシュタイン・ドームという名前がついている。
ここの10メートルのマチカネワニには動いてほしくないけど。
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