月光色の芝生
最近は、最高気温が20度弱、最低気温が10度以上と、とてもとても過ごしやすい。お天気もよく、1年間で最高の季節である。
この季節になると、思い出す言葉がある。
こんな感じというか。
こちらの方が近い。
真ん中に思いっきり工事用コーンが写ってるけど。
ちょっと黄色みをおびて、日射しに輝く芝生の色。影がくっきりして、木があることも条件だと思う。
「月光色の芝生」は、宮沢賢治が『虔十森林公園』の中で使った言葉である。読んで以来、こんな芝生を見ると必ず「ああ、月光色だ」と思う。
なんでこんな言葉を思いつくかなあ。本当の月光はもっと濡れたような感じなのに。でも、「月光色」以外の色ではありえないんだよな。天才である。
ちなみに、今日はきれいな満月です。
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