碧螺の春
今週も始まってしまった。先週は初めからあまり調子がよくなかったところにもってきて、週末も美唄に出かけ、その足で楽器の練習に行ってみたら、うちのパートは自分一人だけで「ええい俺の音を聞け〜」状態(泣)。
さすがに今日は体力がない。
何かエネルギーを注入しなければ。
というわけで、
出勤前に愛子さんのところの碧螺春を開ける。「碧螺の春」の一番時期が遅い3日間に摘まれたもの。葉が大きめ。
龍井は飲んでいたのだが、今年の碧螺春はまだ開けていなかったのだった。昨年・一昨年の碧螺春をおいしくいただいていたのだけれど。
やっぱり新茶は美味しい!
新鮮な山の空気と水と土と「東山のおとん」の手と心の味。
なんともいえないエネルギーが五臓六腑に染みわたり、職場に着くまで、身体の中がずーっと美味しかった。
香港で明茶房に行って喋っていたときに「どんなお茶が好きか」という話になって、「碧螺春である」と言ったら、「碧螺春はコネクションがないといいお茶は手に入らないのだ」と言われた。
そうでしょうとも。
愛子さん、ありがとう!
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
きたきつねさん!
碧螺春といえばね、すごいんですよーーー、東山のおとん!!
(いきなりすみませーん。笑笑)
6月の始めに一週間くらい、おとんの果樹園で来年好い碧螺春の
原料を発芽させるためのこの時期の茶樹の剪定を手伝ってきたのですが、
(おとんの場合、段階の違う茶樹剪定を年に数回行います。)
その時に、春の時期には気が付かないおとんのそのすごさの真髄を
目の当たりにしてしまった。
おとんのような茶樹および果樹園の手入れ管理をしている農家さんは、
東山の碧螺村で私がなめるように(笑笑)山を歩きまわって見てきた
範囲ではおとん一家のみで、他にいなかった。
このことはかなり衝撃でした。
この時期に茶樹を見ると、春や他の季節よりも非常に明確にわかります。
今春おとんは、『自分のような管理法をしていている農家さんは
東山では他に10数家はいたはず。』と言っていたのですが、
確かに方法的に近い人はいてもその違いは本当に大きく、
おとんが山を分け弟子でもある娘婿の茶樹でも、周りと比べれば
かなりレベルが高いものの私が見てもわかるくらい詰めが甘く(苦笑)、
おとんのような要求の高さ、その徹底ぶり。。。
本当におとんの一家だけでした。
本当に衝撃的で。。。
なんて好いお茶を飲ませてもらっているのだろうと、
ここまでとは知らずに飲んでいた我が身の幸運な茶縁を
ただただ疑った。
「あぁ。。。」という声しか出てこなかった。
なんというか、本当にただ、「あぁ。。。」と震えた声が出るだけで、
他に言葉はなく。。。
今回の現場では通信状況が悪くて、その詳細がアップできなくて残念。
そのうちブログでどんな様子なのかアップする・・・予定です♪
植物を愛でているきたきつねさんなら、きっと画像をみるだけで
それが意味する深さに気がつかれるはず!!
今よりも何倍もおいしく感じちゃうかも??(笑笑)
どちらにしても、おっどろきますよおーーー。待ってて下さいね♪
投稿: 愛子 | 2007.06.12 06:36
きゃー、愛子さんだー!
戻ってらしたのですね。お帰りなさいませ。
剪定に行っていたのですか。
うーむ。そんなに違うとは…。
気づく愛子さんも素晴らしい!
ほんとに、山と人が作る芸術品なのですね。
なんと有り難いことでしょう。
よい茶縁をありがとうございます。
ブログ、楽しみにしていますね!
投稿: きたきつね | 2007.06.12 07:38
きたきつねさま、貴重なお茶でお元気になりましたでしょうか?
そのようなお茶がいただけること羨ましいです(笑)。
さて、すでにご存知だったかも知れませんが、先日コメントに入れさせていただいた「うずしお」情報ですが、
9月25日に、という演奏会の日程、首都圏のある学校でのコンサートで、関係者のみのクローズの演奏なのだそうです。
ご期待いただいていた方には申しわけありませんが・・・
もし、首都圏の方で、「うずしお」コンサートを開催したい方いらっしゃいましたら、日フィルメンバーに相談してみたいと思います(これはまったくの私の独断で書いておりますので、保証の限りではありませんが・・汗)。
ご希望がありましたら、「ダメモト」で(笑)。
きたきつね様、どうぞくれぐれもお身体ご自愛のほどを。
投稿: びばいのゴーシュ | 2007.06.13 11:41
ゴーシェさん
お返事が遅くなりました。
いつも情報ありがとうございます。
「うずしお」、聴きたい方は残念でしょうね。
本州方面は学校が多いのでしょうか。
投稿: きたきつね | 2007.06.14 08:07