ゲルの中
10日以上前の話なのだが、アップしようと思っていて忘れていた。札幌に出現したゲルの中である。
北大祭が始まって、モンゴル料理を食べに行ったのだった。
中はこんなふう。家具の模様はドアや柱とおそろい。
天井に明かり取りの窓がある。
壁の裾も巻き上げてあるので、風が抜けて涼しい。
食べたのは、羊の肉と玉ねぎとトマトを炒めたもの。
名前は失念。餃子や肉饅頭のようなものも美味しそうだった。
狼の毛皮で作った帽子。
かぶってみろと言ってくれたのだが、小さくてかぶれず(頭が大きいのである)。
ふさふさの尻尾がそのままついているのだが、よく見ると、後ろ足もついている。ということは、狼の下半身の皮なのね。狼は羊の天敵だから、捕まえて毛皮を使うのは一石二鳥なんだろうなあ。
モンゴル、行ってみたいな。
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コメント
ゲルの中、公開してくれてありがとう♪
あの家具の模様、キレイですね。
ゲルの外の景色って、草原だと思うけど、この模様と似ているところあるのかな?
帽子の毛皮、あったかいでしょうね。
とてもつややかな色で、豊かな自然の中を走り回った狼だったことでしょうね。
それにしても後ろ足そのままって、スゴイ(@@)
投稿: smash | 2007.06.19 23:25
後ろ足は、
かぶると、お下げのようで、
一種の装飾になっています。
ほんとにふさふさで、
生前は仲良くはなれなかったと思うのですが、
触ってみたかった。
写真を見ると、外はあまり華やかではないので、
中に模様をつけたのかもしれません。
投稿: きたきつね | 2007.06.20 22:05
わぁ!香港迷さんからモンゴルという言葉が出てきたことに感動して思わずご挨拶さしあげます。
それまでも馬頭琴を習ったりとボウズを作ったりと縁のあったモンゴルに仕事で1週間行って以来、モンゴルってどういうところ?と人に訊かれると、私は必ず「香港と正反対の気に満ちた場所、例えば自殺願望のある人を香港に連れてったら簡単に死にそうだけど、モンゴルに連れてったら、自殺という観念を忘れそうって場所」と説明してるんです。人混ミというものを人為的にでさえ、作り出すのが難しそうな場所。どちらも日本から4,5時間で行ける元半分ヨーロッパなのに、この差がなんともいえず、両方大好きです。
四十路を過ぎて2003年から通い始めた香港、訪港前には、こちらをチェックして、新ネタ探しをさせていただいております。きたきつねさんのことは、かの、”うしさん”と並んでマニアックな舌の持ち主と深く信頼申し上げております。これからも、大ヒット、大ハズレ、いろいろご紹介くださいますよう。
投稿: tokyosue | 2007.06.23 14:56
tokyosueさん
ようこそ、いらっしゃいませ。
コメントありがとうございます!
過分なお言葉、ありがとうございます。
モンゴルにいらしたことがあるのですね。羨ましい…。
モンゴルに知り合いはいるのですが、まだ行ったことはないのです。
香港は、街がぎゅっと詰まっているところが魅力ですが、
気力体力がないと、それがしんどいこともありますよね。
一度、星空の下で寝ころんでみたいものです。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
投稿: きたきつね | 2007.06.24 21:30