「私の家は山の向こう」
帰りがちょっと遅くなったので途中からになってしまったのだが、テレビ朝日系で放映の「テレサ・テン物語〜私の家は山の向こう〜」を見た。
出演者の中国人を日本人が演じて言語は日本語という「逆頭文字D」状態であった。30カ国に配信されるらしいが、台湾人がこれを見たら「頭文字D」を見た日本人と同じような気持ちになるのだろうか。それとも中国語に吹き替えられるのかな。
と、いきなり思ってしまったので、どうでもよいところに注意がいってしまう。どうして男運が悪いんだろう、とか。お金持ちのおうちはすごいなあ、とか。
香港のお家(豪邸である)が出てきたりもしていたのだが、1985年のテレビ放送のはずなのに、プロムナードでの収録シーンに思いっきりIFCビルが映って、ひっくり返りそうになる。IFCビルだけではなく、当時にはありえないビルが続々と。っていうか、それ、今年の冬の映像ではないのだろうか。ロケをしたのはえらいけど、CGで何とかならなかったのかなあ。「三丁目の夕日」のロケを六本木ヒルズでやるようなものだぞ、それは。
ぶれていて申し訳ないのだが、1985年の設定でこういう夜景はまずかろう、と思うわけです。ほんとに、こんな夜景がバックだったのだけれど。
ああ、香港、行きたいな。
で、歌はどうなることやら、と心配したら、歌の部分はテレサ・テン本人の吹き替えで安心する。しばらく聴いていなかったのだが、やっぱり上手だなあ。香港の民主化集会で「私の家は山の向こう」を歌うところ、画像はともかく、歌と歌詞で泣けてしまった。
番組が終わって、そういえば台湾コンサートのVCDがあった、とかけたのだが、「カラオケ仕様」のためか、歌を覚えるのにはいいんだけど、伴奏が大きくて歌が小さいの。考えてみればCDは持っていなかったので、思わずアマゾンで注文してしまったのだった。お調子者である。
原作の『私の家は山の向こう』、考えてみれば読み終えていなかったので、ちゃんと読もうと思う。
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コメント
なはは。確かにそうでしたね,夜景(苦笑)
投稿: an-an | 2007.06.03 23:56
途中から見て「逆頭文字Dだ」と思ったこともあって
余計なところにばかり目が行ってしまいましたよ。
夜景はほんとにびっくりしました。
歌の力には感じ入ったのですが。
投稿: きたきつね | 2007.06.04 07:33