またも倣古壷きたる
茶壺は既にたくさん持っているので、もう買わなくてもいいや、などと思っていたのだが。
またも茶壺がおうちに来てしまった。
この子。
見る人が見ればわかってしまうと思うのだが、とあるサイトで、てっきり売り切れていると思って見てみたら、しっかり残っていたのであった。周其坤さんのものである。
茶壺、あるしなあ…と思ったのだが、北京オリンピックを控えて良い土がなくなりつつあるとか、作家ものの茶壺がどんどん値上がりしているとか、手に入りにくくなっているとか、いろいろな話を耳にしていて、たぶん、これを逃したら買う機会はないだろうなあ、サイトの作家さんも減っているし、段泥の倣古壷は持っていないし…と考えているうちに、ぽちっとしてしまったのであった。
むかって右側の「左ちゃん」(ええい、ややこしい)と兄弟姉妹茶壷である。使いやすさは経験済み。兄弟姉妹が多い茶壺(いきさつは こちらに)なのだが、また一つ増えてしまったというわけ。
使っている土は「老段泥」と書いてあって四号井というところの良い土らしい。緑がかった段泥は今までになかった色。さっぱり系のお茶を淹れたいと思う。名前は「緑ちゃん」に決定。「左ちゃん」&「緑ちゃん」で語呂もいいし。
「♪俺にはこれが最後の茶壺〜♪」となるだろうか。この子が最後と思っていたんだけどなあ。「しばらく茶壺買ってないし」と思ったら全然久々じゃなかったし(たった3か月前だ)。
いや、ある茶壷を縁と思ってありがたく大事に使っていきたいと思う。
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コメント
おひさしぶりですー。ちゃいなです
またまた奇遇!
実は私も買っちゃいましたよーー
団泥のは持ってない・・・と自分に言い聞かせて(汗)
さて、ちょっとご無沙汰になっているブログも更新しなくては…
投稿: ちゃいな | 2007.06.27 21:57
ちゃいなさん
あらー、何という偶然!
もしかして双子ちゃんでしょうか?
是非、見せてください!!
投稿: きたきつね | 2007.06.28 07:26