「プリシラ」
本日の映画(DVD)は「プリシラ」。何をどう考えても、昨日の「300」のクセルクセス王の影響(爆)。
オーストラリアを舞台にしたドラッグ・クィーンのロードムービーである。演じるのは、ヒューゴ・ウィービングとテレンス・スタンプとガイ・ピアース。「LAコンフィデンシャル」のガイ・ピアースと、「コレクター」のテレンス・スタンプと、エルロンド卿でエージェント・スミスで「V」のヒューゴ・ウィービング(好き)が、揃いも揃って女装(テレンス・スタンプはいつも、他の2人はしてないこともある)で、プロのドラッグ・クィーンを演じる。3人ともうまいうまい。「本物」にしか見えない。きれいかどうかはともかく。でも、みんな若い。1994年製作だものね。
3人はアリス・スプリングスでの公演のために、交代でバスを運転しつつ原野を突っ切って行くのである。それぞれ背負っているものがあって、田舎町では差別と偏見に出くわしたりもする。
でも、なーんにもない平原(ほとんど砂漠)がいいのよね。バスの屋根からきらきらした布をたなびかせて走っていくところとか。バスが動かなくなってしまい、ヒューゴ・ウィービングが岩の上で一人でリハーサルしてるところとか。アボリジニと明け方まで踊って宴会するところもいい。
植物がないところでは生きていけないのだが、景色を見に行ってみたいなあ。
旅路の終わり、テレンス・スタンプは伴侶を見つけ、ヒューゴ・ウィービングは妻子(実はいた)と再開し息子と都会に戻る。ガイ・ピアースは最初から最後まで脳天気である。背負っているものはあるんだろうけど。
ともあれ、いろいろありつつも人生は続いていくのであった。いい話だと思う。
音楽を聴くと、「300」の予告編がかぶってしまうのだけれども。その趣味の方にはたまらないだろうなあ、「300」は。
(あとで余裕があったら写真を載せます)
| 固定リンク
« 男前映画「300」 | トップページ | 本日合宿 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
今、シドニーではプリシラのミュージカルを公演中です。
9月までだそうですが、来ませんか?
「300」は、レザーのGと聞いただけで、
恐ろしくて、見に行けません(笑)。
投稿: koalaboke | 2007.06.20 21:05
「プリシラ」のミュージカル!
ご当地だけあって人気があるのですね。
行きたーい。
9月までには、むつかしそうなのですけれど。
「300」は、とりあえずGではないと思います。
漢!の映画ですが。
個人的にはおすすめ♪
投稿: きたきつね | 2007.06.20 22:01