« 水の味 | トップページ | 氷茉莉花 »

愛子さんの茉莉花茶

20070703cha

 これは何かというと、愛子さんの「04愛里茉莉花茶玉米8yin」。「玉米」というのは中国語でトウモロコシのこと。2004年に作られたトウモロコシ型のジャスミン茶である。「8yin」とは「8回香りづけをした」という意味。
 これがただごとではない。今まで飲んでいたジャスミン茶って何なの?という気になる。お茶自体も美味しいのだが、香りがねー、夏の、ちょうど北海道で今咲いているようなお花の甘いよい香りなの。人工物とか混ぜものはかけらもない。夏の夜の、お花の香りがするまったり甘い空気(大好き)をそのまま飲んでいるよう。
 それもそのはずで、詳しくはこちらに書いてあるのだが、かいつまんで書くと、1)福鼎産の福鼎大白毫の頭春茶(明前茶)から好茶を選び、2)通常は「玉蘭花」を混ぜるところを一切混ぜないで「鮮花茉莉花茶」のみを使って、3)異例の8回すべて手作業で 作られたものなのである。 
 実は、今年に入ってから、飲むお茶はほとんど愛子さんのところのものになっている。でも、あえて、目立って書き立てないようにしていた。なぜかというと、お友達から良いお茶を分けていただいているという感覚で、あまり騒ぐのはかえってご迷惑ではという気持ちがあったのと、ブランド志向を煽りたくなかったから(だってブランドじゃないし、そんなふうに扱ってはいけないし)。
 しかし、このたび、方針を変えることにしました。
 詳しくは愛子さんのブログ(特に「旅日記」のあたり)を読んでいただければわかるのだが、よいお茶にかける愛子さんの情熱は本当に本当にすばらしい。そして、生まれたお茶は、中国茶の宝のようなお茶なんである。特に、中国全体が商売になるものを追求しつつある今日この頃、作り手さんと愛子さんとの出会いはお茶の神様のはからいであったのではないかとすら思う。愛子さんのお茶は、自然と作り手さんに敬意と正当な対価を払って飲み続け評価し続けることによって、絶対に存続させるべきお茶なのである。
 それを広く知ってほしい、愛子さんのお茶が作り続けられてほしい、という気持ちから、今日のエントリを書いた次第。詳しくはおいしいお茶みつけたっ!《幻の中国茶を求めて》ChinatyParty.: 07愛里花茶♪《心の隊員》募集を是非お読みください。
 愛子さん、私も「心の隊員」に混ぜてくださいね!(勝手に書いちゃってすみません…でも、書かずにはいられなかったのです) 

|

« 水の味 | トップページ | 氷茉莉花 »

コメント

ふふふ、いいですよね~♡
仲間♪仲間♪仲間♪

投稿: smash | 2007.07.04 00:17

へへへ、つい書いちゃいました。
思えば、愛子さんのお茶は
smashさんに教えていただいたのでしたよね。
仲間♪仲間♪仲間♪(スキップつき)

投稿: きたきつね | 2007.07.04 21:27

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 愛子さんの茉莉花茶:

« 水の味 | トップページ | 氷茉莉花 »