伝統茶
締め切り締め切り、あと2日。
よろよろと帰ってきて、お茶。
茶器はあまり変わり映えしないのだが。
今日は、どうしても飲みたくて、研究セットのうち、「伝統王」。エアコン(空調)を使わず伝統的な方法で作ったもの。
ああ、うま〜。脳髄まで染み渡る美味しさ。
伝統的な鉄観音が飲みたいのは、毎日読んでいる愛子さんのブログのため。朝になると更新されていて、下の方に写真が増えていたりする。
毎回楽しく読んでいるのだが。
今年は。
心痛むことも多い。たとえば、
・お客さんの9割以上が空調茶を選ぶ
・伝統茶を混ぜておいても空調茶を選ぶ
・おとんや愛子さんは空調茶を飲むと体調が悪くなる
・しかし、伝統茶は炒茶のない夜もある
・醗酵のない夜もある
・お茶の芽が植わっていた畑が野菜畑になってしまった
山には天然野生がなくなったうえ、市場の要求は圧倒的に空調茶ということらしい。きれいだし軽いから?
伝統茶の方が圧倒的においしいのに。体にもいいのに。
「商業主義が跳梁跋扈する昨今の中国、商売にならないよいものがどんどん淘汰されていく。手間がかかって商業ベースに乗らないものがどんどん消えていく。」とはこちらで書いたことだけれど、まさか、こんなに早く、こんな形で現実になるとは思っていなかった。
うちには、まだおとんの伝統茶の在庫はあるけれど。「心の隊員」だから、今年のお茶も飲めるけど。
でも、これからどうしたらいいんだろう。
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