キング・コング
最近、とんと映画を見ていない。
映画分と香港分が血中から欠乏している。
なので、今日も昼間は職場へ出かけたのだが、夜は満を持してピーター・ジャクソン版「キング・コング」をwowowで見る。その後は「ブロークバック・マウンテン」なのだが、録画して途中で寝ると思う。明日も仕事だし。
実は、今まで、キングコングものをちゃんと見たことはなく、これも観に行こうと思いつつ、行きそびれたのだった。
P.Jは”The Lord of the Rings”を堪能しているので(SEEをもう何度観たことか)、いいような気もしていたのだが。
監督、すみません。私が悪うございました。
最初は、男優の顔がどれもこれも気にくわなかった。特に、エイドリアン・ブロディの顔がどうも苦手で。
しかし、それでよかったのだ。
なぜなら、一番の男前はキング・コングに決まってるから。ナオミ・ワッツ、いっそ島に残れよ、とも思った(無理か…)。しかし、エイドリアン・ブロディよりずっといいじゃん。Tレックス3頭をむこうに回して堂々の勝利を収めた後は、思わず「きゃー!コングさーん!」と叫ぶ始末。
島のシーンは、「ジェラシック・パーク」より「ジェラシック・パーク」だったしなあ。いや、あれはあれでいいのだが(博士がプロトケラトプスやアパトザウルスの群れを見て、とっても嬉しそうなところが特に好き)。しかし、P.Jは「俺ならこうするのに!」と、ぜったい思っていたに違いない。
しかし、虫のシーンでは、本気で絶叫した。北海道にはムカデもカマドウマもいないのよ。何だよ、その軟体動物。ああああ。ここだけは、映画館で観ないでよかったと思う。
もう島だけでいいじゃん、とも思ったのだが、やはり最後は泣けました。漢だよ…キングコング…(涙)。
エンドロールは、”The Lord of the Rings”でおなじみの名前がたくさんあって嬉しい。やっぱりニュージーランド中心で作っているのね。余談だが、WETAの名前を見ると、アカデミー賞授賞式の同時通訳さんが"WETA of Oakland" を「オークランドの上田さん」と訳していたのを思い出してしまう。
頑張れ霊長類の図。
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