三羽のギャオスの言うことにゃ
こちらの続きなのだが、「3羽のギャオスが」という言い回しがずっと気になっていた。
助数詞のせいかと思い『数え方の辞典』を立ち読みしてみると、
動物 :人より大きいものは「頭」
人より小さいものは「匹」
人と同じぐらいのものはどちらも可
鳥 :「羽」を使うが、
ダチョウは大きいので「頭」も可
こうもり:「匹」だが、羽があるので
「羽」を使うこともある
ふーん。
してみると、「ギャオス」は「羽」でもいいのか。人より大きいから「頭」もいいのね。考えてみると、プラテノドンは「1羽」でも違和感がない。歯はえてるけど。
しかし、どうも釈然としないのである。
よくよく考えてみると、原因は別にあった。
「悪魔の手毬唄」だ。
娘さんが殺されると、原ひさ子演じるご隠居さんが呼び出して聞かせるあれ。「雀が3羽」というあれがかぶっているの。
♪うちのうーらのせんざいに、
ギャオスがさーんばとーまって
いちわのギャオスが言うことにゃ♪
もうもう、家の裏の前栽に小さいギャオスが3羽とまっている絵が、脳裏から消えません。かわいいぞ。
すみません、疲れてます。
歌詞の確認のために引っ張り出した金田一箱。
やっぱり好きだなあ。もう30年前なのね。
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コメント
「わたしらの子供の時分に、こがいな手まり唄がはやりましたんよ」
ってなセリフ思い出します。
あの岡山弁、独特で好きですね。
テレビから録画したビデオ、すりきれるほどみて、セリフもほぼ一字一句頭に入ってしまいました。
俳優さんもみなうまいし、いうことないです。
「どれもこれも、みんな古い話ですがな」
投稿: 福々 | 2007.12.05 23:01
久々に見直してみたら、
台詞回しもさることながら、
バックの家や景色が重厚で圧倒されました。
金田一も若かった。
ついこの間のような気がするんですけどねー、
昔の話なんですよねー。
投稿: きたきつね | 2007.12.06 21:24