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京都市考古資料館

 京都市考古資料館は、堀川今出川にある。京都市がやっているらしい。1階が特別展、2階が常設らしいのだが、淡白な感じが中国の博物館を思い出させる。あれほどやる気がなくはないけど。しかし、入場無料なのがとても偉い。
 特別展はやっていなかったので、常設展示だけを見たのだが、京都市内で発掘されたものが、古代から時代順になっていてとても面白い。なんたって千年の都だから、北海道とは桁が違う。
 特に、食器と「顔のついたもの」が好き。

京都市考古資料館
 たとえば、これ。誰だ。お前は。

20071226face1
 かわらけにも顔。

20071228face2
 バカボンのパパか?
 平安人よ、いったい何を考えていたのだ?

 陶器や磁器は中国から来たものもあって、ほしいぞ、と思うものもたくさん。

20071226bowl
 これは明代の器だったと思う。

 昔から海外との往来も盛んで、住居跡や瀬戸物屋の跡もあって、写真を見ると山のように陶器や磁器のかけらが発掘されているのだった。かけらだけでも、ほしいかも。

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コメント

本当だ。誰だ、お前は。
いったい全体、これは何のためにつくられた、
いつの時代のものなのか〜。気になりますね!

機会があったらぜひ行こうと心に決めました>考古資料館

では、よいお年をお迎えください!

投稿: rivarisaia | 2007.12.29 00:41

これは平安京の跡から出土したものだそうで、
名前は「人形」となっていました。
用途は不明です。
後から追加しようと思っているのですが、
ほかにも顔のついたものがあって、
どれもこれも間抜けな味を醸し出しています。
こぢんまりとしているのですが、なんたって無料ですし、
機会があれば是非足をお運びくださいませ。
来年もよろしくお願いいたします♪

投稿: きたきつね | 2007.12.29 22:51

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