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「再織城市」(その6)

 「再織城市」話、もう少し続きます。
 今日から「域多利監獄」編。
 中区警署と域多利監獄は中環にあって、

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 建物のすぐ脇が市街地。

 しかし、警察の裏手(こちらの黄色い建物の南側)の

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 この通路の先は監獄なんである。
 (地図はオフィシャルサイトを参照)

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 この先監獄。

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 建物の縁、配管、電線と、脱走の足がかりになりそうな箇所には、有刺鉄線がぐるぐる巻き。

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 入ったところは仮収監所らしい。

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 長いベンチがあるところを見ると、大人数を仮収容するところなのではないかと思うのだが(赤い金属棒と中央の鏡はオブジェの一部)、

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 この扉が閉められたら嫌だろうなあ。
 (中に入って囚人の気持ちになってみた)
 続きはこちらに。

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コメント

次々アップ、食いついております。

たとえすぐ横に警察があるにしても、この市街地のどまんなかに監獄があるとは、思い切っているというか、監視力に自信があったんでしょうかねえ。
昔は、そんなにたてこんでなかったのかもしれないけど。

この赤い金属とカガミはおもしろいのでは?
鏡で、外(空?)がみえますよね、きっと。「外が恋しい」気持ちを象徴しているような。
(と、私も囚人の気持ちになってみました)

投稿: ゆずきり | 2008.03.13 12:40

コメントありがとうございます。直しておきました。

建物を見た印象では、管理に自信があるというより、
警察の裏がすぐ監獄だと便利、という感じでした。
このへんは古くから開発された土地だと思うんですが。
刑が重い人は赤柱に送られたのかも。

仮収容室(?)のオブジェはあまり気になりませんでした。
ちなみに、左の部屋の鏡には「天」、右の部屋の鏡には「海嘯」と書いてあります。
写真でも光が透けて見えますが、天井は素通しなんですよね。
明るくていいのですが、当時はガラス屋根ということはないだろうし、屋根がかかっていたのかどうか…。
屋根があったら暗くて雰囲気がかなり違うと思います。

投稿: きたきつね | 2008.03.13 23:58

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