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「長江7號」

 「長江7號」は、大きい映画館で1日1回、とか、ちょっと遠くの映画館で、という扱いでまだ上映していた。
 九龍駅の上にある「エレメンツ」の見物もかねて、シネマコンプレックスの「グランド・シネマ」へ出かける。混んでる。
 雑誌『香港電影』では、「周星馳は死んだ」とまで書かれていたので、どんなものかと思っていたら。けっこう無厘頭だったぞ。それに、もともと星爺って暗めというか真面目な人だ思うのだけれど。あまり変わっていないだろう。「少林足球」「功夫」ときて、この流れはあまり違和感がなかった。
 日本では6月公開らしいので、ネタバレを避けつつ。
 工事現場で働く星爺と、貴族学校に通う息子のディッキー。ディッキーは貧乏をネタにいじめられている(担任からも!)が、争わず真面目に生きていくよう息子を諭す父。しかし、級友(いやみなお金持ち風情を好演といえる)にロボット「長江1號」を見せびらかされたディッキーはがまんできなくなる。そして…。というお話。
 なんで息子をあんな学校に入れるかな、とか、星爺はチャップリンになりたいのかな、などとも思ったが、やっぱり出てきたブルース・リー(好きだねえ…)、ディッキーそれはだめでしょう(しかもセルフパロディ山盛りだし)、とか、いろいろ面白かった。ディッキー役の子、演技がうまいと思う。叫びたいけど叫べないあたりとか。
 星爺、家で寝ているのはいいけど後始末はどうなったんだ?長江7號の頭のあれは尻尾なのか?カラータイマーなのか?星爺のビル工事のシーンはどこまでCGなんだろう(特に最初のお弁当を食べるところ)?ジーチョンと「少林足球」の卑怯な相手キャプテン(武器を忍ばせている人)が結局レギュラーなのかなあ?
 CGと知りつつも、ゴキブリだけは勘弁してほしかったです。

 明日は「カンフー・ダンク」に行く予定。

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