« ジャムを煮る | トップページ | ピリフェラ錦よ、すまぬ »

「カンフー・ハッスル」はソレの宣伝にはならない

 先週、地上波で「功夫(カンフー・ハッスル)」をやっていた。香港でも日本でも観て、DVDでも何度も観ているが、いやー、やっぱり面白い〜。

20080428cinema1
 「平井堅」!

20080428cinema2
 服屋のおやじ!

20080428cinema3
 麺屋のおやじ!

 そして、
20080428cinema4
 元秋と元華の大家夫妻!(大好きだ〜)

 みなさん「本物」であって、もちろん星爺の最後の活躍を初め、随所にカンフーと映画への愛が溢れる傑作である。再び香港映画祭りを開催したい気持ちでいっぱいになる。あ、連休だ。きゃー、どうしよう(嬉)。
 ところで、この「カンフー・ハッスル」、その地上波局が関与している「少林ラクロス」(byもとはしさん)の宣伝だったらしく、映画放映後、間髪をいれず映画好きを標榜するアナウンサーの司会で宣伝がしばらく続いた。
 しかし、これが、全然観たくならないのだね。内容が「こんな俳優が出ています」とか「こんなに苦労しました」とか「撮影中こんなことがありました」というような内輪受けの話ばかりで、映画のおもしろさが全然伝わってこない。
 この放送局は以前にもとっても失礼だったので、その印象が残っているのかもしれないが、「功夫」を自分とこの映画の露払いだと思っているのか、それとも、七光りで自分とこの映画も面白く見せたいのか、どちらにしても、やっぱり失礼ではないのかな。だいたい、企画自体が「少林足球」の便乗だよね?
 観たくなるとすれば、それは本物の香港映画であって、ソレを観たいという気にはならないのではないかと思う。だって、「リスペクト」が感じられないのだもの、やっぱり。

|

« ジャムを煮る | トップページ | ピリフェラ錦よ、すまぬ »

コメント

私も見ておりました、「カンフー・ハッスル」。いつ見ても楽しい。元2夫妻(笑)、とっても素敵ですしね。

映画終了後の宣伝タイムは、すっぱりとチャンネルを変えちまいました(苦笑)
私もあの局の「美味しいところだけ戴き」な姿勢はどうも印象が・・・

投稿: an-an | 2008.04.29 01:00

久しぶりに元華見ました~(^o^)/
変わってないですね~DVD借りて来ます!

投稿: わしじゃ! | 2008.04.29 09:32

 初日夜に観た件の映画があまりにひどかったので、帰宅してすぐ録画していた『功夫』を観ました。いい口直しでした。
 この局やはしゃいでるアナウンサーたちに対しては、香港映画と映画ファンをなめんなといいたくなってしまいます。ここ数年のカンヌマーケットの大はしゃぎにもいい印象なかったので。

投稿: もとはし | 2008.04.29 16:32

お返事が遅くなりました。

an-anさん
やっぱり、見てましたか。
元元夫妻は憧れですな〜いや、そうなんですけど(笑)。
宣伝パートは、この記事のために見ていたようなもの、
といいつつ、詳しくは辛くて見られなかったのですが。

わしじゃ!さん
お帰りなさいメールもせず、失礼いたしました。
この元華はいいです!
映画もいいです!
是非DVDを借りてくださいまし!

もとはしさん
映画館にアレを見に行くとは、なんと見上げた行い。
どうにも、そんな根性が出ません。
香港映画とファンをなめているのもそうですが、
視聴者や映画そのものもなめている気がします>件の局
内輪受けしていればいいという、
なんというか「放送業界好きの学生サークル」みたいな。
そういう人ばっかり入っているから、ああいうことしかできないのではという気がします。

投稿: きたきつね | 2008.04.29 23:04

件の局は、映画を”大きな画面で見るテレビ”としか考えてないのではと思っています。
それを喜んで観に行く人が大勢いるという状態にも、うんざりしています。
と、言いながら、”平井堅!”に大ウケしてしまったのでつい書き込んでしまった次第です。

投稿: KEI | 2008.04.30 01:17

件の局は、そのテレビでさえもが、
内輪受けでしか作っていないように見えるんですよねえ…
金と時間の無駄遣いだと思うんですけどね。
人足役の行宇さんは、香港で初めて見たときから平井堅にしか見えないのでした。

投稿: きたきつね | 2008.04.30 20:38

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「カンフー・ハッスル」はソレの宣伝にはならない:

« ジャムを煮る | トップページ | ピリフェラ錦よ、すまぬ »