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アスパラのバタ炒めに思う

 昨日今日と寒い日が続き、最低気温が5度を下回るので多肉の鉢を取り込んでいるのだが、一方、地物のグリーンアスパラが出盛りである。
 先日、とれとれのグリーンアスパラが大量に到来したので、すばやく、半分はバタ炒めに、半分は塩ゆでにした。アスパラは、とにかく採ったらすぐに調理するのがコツなんである。

20080510dish
 ええ、美味しいのなんのって、一皿完食。
 茹でた方も、何もつけなくても美味い。

 日頃、調理に使うのは胡麻油とオリーブオイルだけなので、バターはパンにつけるぐらいなのだが、野菜のバタ炒めは美味しいなあと思う。
 「バターが品不足」と言われてしばらく経つが、なるほど、最近はスーパーマーケットに行っても、棚にバターがほとんどない。炒め物に使うときも、バターは貴重品だし…とためらいがある。石井好子さんの『パリの空の下オムレツの匂いは流れる』で、オムレツにバターをたっぷり使うマダムが、戦時中はバターが無くてハムの脂身を使ったと言っていたのを思い出す。
 もちろん、今は戦時中に比べて格段に食物は豊かだし、「パンがなければケーキをお食べ」のような話ではあると思うのだが、しかし、日本の食物自給力を考えると、自給できるのは野菜と魚ぐらいで、卵や肉や乳製品は、飼料を輸入している以上、輸入がどうかしたら供給が止まる可能性はある。おまけに、政府は無策で、何年か前には牛乳を大量廃棄したうえに生産量を減らした。食料を自給できるようにすることが「国力」の増強に繋がるのだろうに。何でも金で買えると思うとろくなことがないぞ。
 と、美味しいアスパラを食べつつ、暗い気持ちになってしまったのであった。
 なるべく、輸入に頼らない食生活をするようにしているのだけどね。お菓子は最低限でいいので(洋菓子産業でバターをどのぐらい使っているんだろう?)、バタ炒めに使うのとパンにつけるバターぐらいは不自由したくないなあ。どこで線を引くかは難しいのだけれど。

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