最近の中華本
3週間ぶりのちょっと余裕のある週末。仕事に関係のない本をむさぼり読む喜び。
『北京・上海・香港で買える漢方おみやげ案内 』
楊さちこさんの中華系化粧品・漢方薬の案内にはずいぶんお世話になって、香港で買ってくる生活必需品の中には教えていただいたものもけっこうある(そうじゃないのも、もちろんある)。この本は、今まで出た何冊かの本の総集編に加えて、新製品を紹介したものらしい。今回の香港で買ってきた「タイガーバームの肩こり薬」や、リプトンの「清目茶」なども載っていた。
一時は、『香港の歩き方』などのガイドブックによく載っていたのに、最近見ないと思ったら、中国の大学の教授になり、いろいろな役職に就き、北京のセブンイレブンと製品開発をするなど(その製品も載っている)、偉くなられたのだなあ。
『北京いかがですか?』
小田空さんは、むかし『りぼん』で活躍していたと思う。
『目のうろこ』など旅マンガが好きで読んでいたのだが、いつのまにか、延安で日本語を教えるなど、中国が主なフィールドになって、中国についてのエッセイマンガもずいぶん増えた。これはその最新刊である。中国がほんとに好きなんだなあという姿勢が好ましい。
中国のネット事情・漢字入力の仕方・スーパーマーケット事情・オリンピックの周辺などなど、話題はいろいろ。中国のスーパーでお総菜を買ってみたい、とか、テレビドラマ「武林外伝」がとっても見たい!などと思う。
中国語では「小野塚さん」「文子さん」「峰子さん」などの名前がとてもまずい、とか、反日デモの真最中にタクシーに乗ったら「日本人か、大変だねー」という運転手さんがいた、とか(私も書いちゃいました>小田さん)、興味深い話も読める。「反日を唱える『コントロールされた中国のメディア』と反中をあおる『視聴率追求型の日本のメディア』の方が反日暴徒よりよっぽど怖い」というのは、そうだろうと思います。
『台湾の食堂ゴハン』
ピエ・ブックスから出ている「食堂ゴハンシリーズ」の一冊。悪くはなかったのだが、説明がちょっと通りいっぺんぎみで「発酵の強いお茶は陶器を使わず磁器でできた蓋椀がお勧め」など「?」な記述があり(ネットでお茶を売っている方のようではあるのだけれど、申し訳ない、私はそうは思わないのだ)、前に紹介した『屋台で食べつくそう!台湾ごはん
』の方がに軍配をあげてしまったのだった。
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