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「文雀」が観たい

 極私的香港映画の分類に「街もの」がある。香港の街がふんだんに見られる映画の一群で、むかしは香港の街見たさに映画を観ていたこともあった(今も時々あるけど)。 
 「街もの」に入るのは、たとえば、「玻璃之城」とか「花火降る夏」とか「PTU」とか「食神」とか「忘不了」とか。「Eye in the Sky」も、まぎれもなく街もの。「マクダル」もね。
 で、ジョニー・トー先生の新作「文雀」の予告編をyoutubeで見ることができたのだが、これまた紛れもなく「街もの」。なにせ「Loveletter to the City」ですもの。どちらかというと、ハード路線というよりもロマンス路線のような。
 ああ、観たい。
 もちろん、香港にも行きたい。

20080610hongkong
 こんな景色でも懐かしい。

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コメント

「PTU」を見て香港の街自体にも興味をもち、実際香港に行ったら、まさにそういう街があることがわかって感激しました。
私は広東語わからないため字幕を見てるわけですが、映像の隅に瞬間的に映る街の場所のヒント(店の名前とか通りの名とか)があるとそちらも読まなくてはいけないため、ときどき目の筋肉がねじれそうになります。
香港映画を見ると香港にいきたくなりますね、本当に。

投稿: ゆずきり | 2008.06.10 00:34

「PTU」の香港はまた独特ですよね。
ヤムヤムたちがお茶をしていた(林雪が裏口から逃亡した)「中国冰室」は表が街市なのですが、あの街が凝縮されていたようで何ともいえずよかったです。
私は、景色を見るときには字幕はあきらめます。
ロケ地が特定できると、また楽しいですよね!
ああ、香港行きたいです…。

投稿: きたきつね | 2008.06.10 22:24

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