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GSG-9と日本のお巡りさん

 洞爺湖サミット2日目。帰り道にホテルの横を通ったら、交差点のそれぞれの角に警官が4人ぐらいずつ、ホテルの前の道の両側には少なくても20人ぐらいの警官が。お偉いさんが泊まっていたのか、何かの会議があったのか、とにかく、こんなにたくさん見たのは初めてというぐらい山盛りのお巡りさんであった。ちょっと離れたところにはヘルメットを装着した機動隊もいたし。
 あんまりすごいので、街中に行って警官見物をしようと思ったが、折しもバスが10分遅れてやってきたので(いつもは絶対遅れないのだが規制のため渋滞したらしい)バスの中から見物するにとどめる。さすがに住宅地にはいなかったけど、お巡りさんも大変なことである。

 帰ってきて、今日からWOWOWで「GSGー9対テロ特殊部隊Ⅱ」が始まることに気がつき、あわてて録画をセットする。
 「GSG-9」はドイツの警察ものである。ドイツ連邦警察(「ブンデス・ポリツァイ!」という言い方がかっこいい)に実在する対テロ特殊部隊の話。911以後のヨーロッパのいろいろなことが反映された事件もいいのだが、メンバーがいいの。

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 真ん中が隊長のゲープ。そら豆っぽい童顔だが、とても頼れるよい男。しかし家庭が大変で気の毒。向かって右がナンバー2のコニー。チーム随一のイケメン(「300」のステリオス君似)で女扱いは抜群、伯爵の家柄(でも妻帯者)。隊長の左がナンバー3のデミア(貴花田似)。トルコ系でお兄さんが上司の妻と不倫はするわ妹がテロリストになるわ大変である。一番左が新人フランク。大柄猿顔系。生物兵器の天然痘に感染してしまい隔離されているときに、しょんぼりビデオレターを録画しているさまが可愛いのなんの。一番右がカスパー。とてもとても口数が少なく、第一話はほとんど台詞なし。一見影が薄いのだが、爆弾処理のスペシャリストであり、犯人の車からカーナビを探し出して嬉しそうだったり、いい味である。

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 司令官のアンホフとオペレーターのお姉さん(と呼ぶと「私のことでしたか?」と言われてしまいそうなクールビューティー。本名はヘルムホルツさん。司令室の影の実力者だ)もよい。この2人も含めたチームワークが好きだった。

 眼福はコニーで、かわいいのはフランクなのだが、贔屓は影が薄いカスパー。しかし、第2シーズンにはカスパーが出てこないのである。

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 ううう、残念だー。
 私服でも仲が良さげでよかったのに。チームワークが好きだったのに。どうしたんだ、カスパー。
 泣いていてもしょうがないので、第2部第1話を少し見て寝ることにする。

 日本もドイツもがんばれお巡りさんということで。

【追記】
 結局、「GSG-9」の続編は、カスパーも出てこず、コニーも妙なことになり、パート1のいいところをことごとく壊すような残念な結果に。本国でも12回で打ち切られたようです。残念だ。

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