「隊員セット」きたる!
「心の隊員セット」がついに届いた!
海の日に発送してくださったのだが、受け取れる時間に家にいられず、週末になってしまったの。
この週末は研修だったので、荷物が来るのを待って、とりあえず開封して、出かける時間を見ながら「梅おじの茶片末ティーバッグ」を淹れた。「梅家塢の紅おじちゃん」の龍井茶の茶片末でセットのおまけ。
投入したばかりのところ。
これがねー、香ばしい香りがして美味しいんだ。「回鍋」が「100%柴鍋」なんだって。ということは、もちろん手炒にちがいない。
先日、wowowで冨田靖子が西湖のあたりを巡るという紀行番組があって龍井茶や茶館がフィーチャーされていたのだが、うーん、今となっては、ほとんどの龍井茶は商業化のまっただなかにあるのだなあと感じざるをえない。山を切り開いて、たくさんの龍井茶用の茶樹を植え、お店では、形のきれいな(ということは間違いなく機械炒の)茶葉が高く売れる。
見栄えの悪い、手間のかかった、でも素晴らしく美味しいお茶はその蚊帳の外なので、衰退していく。愛子さんが(私たちが)発注しなければ、おそらく姿を消してしまう。東山のおとんの碧羅春も翁家山の手炒龍井茶もいつか飲めなくなる可能性が高い。悲しいけど。昨年秋の鉄観音の旅で、鉄観音をめぐる環境が思ったよりも急激に変わってしまっていることがわかった。ある程度予想はしていたけど、こんなに早いとは思わなかった。緑茶をめぐる状況も同じなのではないかと思う。
でも、とにかく、今は感謝しながら巡り会えたお茶を飲もう。今夜も「梅おじティーバッグ」を淹れた。実は、これからまだ仕事なの。早く落ち着いて品茶できるようになりたいな。
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