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アヤ・ソフィア(その2)

 時差ぼけは治まりつつある(夜は寝て朝起きられるようにはなった)ものの、まだ昼間は思うように活動できず。週刊誌の表紙を見て「もたいまさこ?」と思ったらペ・ヨンジュン。

 さて、アヤ・ソフィアの続きである。
 たぶん有名なのは、祭壇の上にある

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 聖母子像と大天使ガブリエル。

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 大天使ガブリエルは2階回廊の左端からよく見える。それだけ、2階は高いところにあるのね。

 モザイクは2階の回廊によく残っているのであった。右側のウィングに多い。

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 真ん中にある、聖母マリアとキリストと洗者ヨハネ。下半分は破壊されたり盗まれたりしたらしい。
 この聖母マリアの顔が慈悲に溢れていて、とてもよい。全部残っていたらよかったのになあ。

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 比較的きれいに残っている、捧げものをする皇帝と皇后の図。隣にもう一枚ある。2階右ウィング。

 アヤ・ソフィアのモザイクは、昔のキリスト教徒とイスラム教は偶像崇拝を禁止していたため、726年からの偶像破壊運動によって破壊され、16世紀には漆喰に塗り込められてしまったらしい。20世紀になって漆喰の下からモザイクが発見され、1932年に博物館となったのだそうだ。
 なので、いちばんよく残っているのは、

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 出口のところだったりする。後ろのモザイクは、うっかりすると見落とすので、出口の上に鏡が張ってある親切さ。天井の模様も残っていて、とてもきれい。
 もし偶像破壊がなかったら、それはそれは綺麗な建物だったのだろうなあ、と思う。

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